ゲーンハンレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 07:07 UTC 版)

ゲーンハンレー(タイ語: แกงฮังเล, kaeng hang le)は、タイ王国北部の郷土料理[1][2]。豚肉のカレー(ゲーン)である[1]。
タイ北部を代表するカレー料理である[1]。タイ北部はミャンマーの影響を受けていることが多く、ゲーンハンレーもまたミャンマーから伝わったとされる料理である[1]。
「ハンレー」は「豚」の意であり、チェンマイあたりでは「ポークカリー」でも通じる[1]。
水分は少な目で豚肉がメインの料理である[1]。タイ北部ではココナッツミルクを使用せず[1][2]、スパイスとハーブのみで調理することも多い[1]。唐辛子の辛味、タマリンドの酸味に加え、パームシュガーの甘味もあり、最初に甘みを感じさせる味わいが特徴となっている[1]。
ゲーンハンレー用のペーストも市販されており、日本でもタイ食材店やネット通販で購入が可能である[3]。
出典
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