おとめ‐ごころ〔をとめ‐〕【乙女心】
おとめごころ〔をとめごころ〕【乙女心】
おとめごころ【オトメゴコロ】(食用作物)
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登録番号 | 第5546号 |
登録年月日 | 1997年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | おとめごころ よみ:オトメゴコロ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | 岡山県 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市内山下二丁目4番6号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 日原誠介 冨久保男 岡武三郎 水島嗣雄 石田喜久男 木本英照 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「あきたこまち」に「アキヒカリ」を交配して育成された固定品種であり,特性調査地(岡山県真庭郡川上村)における成熟期は早生の早,草型は偏穂数型,短稈で耐倒伏性及び葉いもちほ場抵抗性の強い水稲,粳種である。 草型は偏穂数型,稈長は短,稈の細太は太,剛柔は中,止葉の直立の程度は立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は短,穂数は中,粒着密度は中,穂軸の抽出度は短である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや小,玄米の見かけの品質は中の上,光沢は中,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は早生の早,障害型耐冷性は中,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は強,収量は中である。いもち病推定遺伝子型はPi-a,白葉枯病ほ場抵抗性はやや弱である。 「あきたこまち」と比較して,稈長が短いこと,耐倒伏性が強いこと,いもち病推定遺伝子型はPi-aであること等で,「アキヒカリ」と比較して,草型が偏穂数型であること,粒着密度が疎であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,岡山県立農業試験場(岡山県赤磐郡山陽町)において,昭和62年に「あきたこまち」に「アキヒカリ」を交配し,平成元年に雑種第3代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。平成3年から岡山県高冷地農業センター(真庭郡川上村)において,特性検定試験及び生産力検定試験,4年から「岡山37号」の系統名を付し,奨励品種決定試験を行い,その特性を確認して育成を完了した。6年は雑種第8代である。 |
おとめ心【オトメゴコロ】(野菜)
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登録番号 | 第14187号 |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | おとめ心 よみ:オトメゴコロ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山形県 | |
品種登録者の住所 | 山形県山形市松波二丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 菅原眞一、丸山康広 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「砂丘S2号」に「北の輝」を交配して育成されたものであり、果実は円錐形でやや大きく、果皮の色は濃紅、寒冷地の半促成栽培に向く品種である。草姿は中間、草勢は中である。葉色は濃緑、葉の横断面の形状は平面、光沢は弱、頂小葉の縦横比は縦長、基部の形は鈍角、鋸歯の形は中間、葉柄の長さ及びランナーの数は中である。花の大きさは中、花冠に対するがく片の大きさは小、花房当たりの花数はやや少である。果実の縦横比は縦長、大きさはやや大、果形は円錐、果皮の色は濃紅、果実の光沢はかなり強、そう果の落ち込みは落ち込み小、がく片の着き方は離、果径に対するがく片の大きさは中、果実の硬さは硬、果肉色は淡紅、果心の色は淡赤、果実の空洞は中である。開花始期及び成熟期はかなり晩、季性は一季成りである。「宝交早生」と比較して、果実の光沢が強いこと、果実が硬いこと等で、「北の輝」と比較して、果形が円錐であること、そう果の落ち込みが小であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に山形県立砂丘地農業試験場(現庄内総合支所産業経済部農業技術普及課産地研究室、酒田市)において、「砂丘S2号」に「北の輝」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
乙女心【オトメゴコロ】(観賞樹)
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登録番号 | 第11562号 |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | つつじ | |
登録品種の名称及びその読み | 乙女心 よみ:オトメゴコロ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 館林市 | |
品種登録者の住所 | 群馬県館林市城町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小林伸雄、島野好次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、オオヤマツツジの自然交雑実生から育成されたものであり、花形は開いた漏斗形、花の主色は鮮紫ピンクで大きさは中の、庭園向きの品種である。樹姿枝張りは広株立状、樹高はやや矮性、2年枝の太さは中、萌芽枝の色は緑、主枝の粗密は中である。春葉全体の形は楕円形、先端の形は鋭頭、葉脚は鋭脚、葉身長はやや短、最大幅はやや狭、葉柄長は短、新葉表面の色は黄緑、春葉表面の色は赤緑、斑入りは無、表面の光沢は弱、表面の毛じの色は白、葉の着生方向は斜め上向きである。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は開いた漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは深い、花冠上半の形は卵形、下半の形は半楕円形、裂片の先端の形は広く円い、重なり合いは中、縁の波形状は無又は微、花の直径及び切開いた最大幅は中、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白の現れ方、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の主色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、花喉部のブロッチは鮮明、形は大点の集合、色は赤紫(同9508)である。雄ずい及び雌ずいの型は花弁化しない、花柱の色は黄、柱頭の色は淡緑、がくの有無は有である。葉の持続性は半落葉、開花期の早晩は早、四季咲性は弱である。「早乙女」及び「オオムラサキ」と比較して、ブロッチの色が赤紫であること、花柱の色が黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の公園(群馬県館林市)において、オオヤマツツジの自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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