エンゼル‐プラン
エンゼルプラン
日本における出生数は、1993年は約118万人であり、1947(昭和22)年の268万人の半分以下となりました。高度経済成長期における人口の都市部への集中、核家族化、女性の社会進出、さらには子どもの教育費の増加等が主な要因となっており、子どもの数を制限せざるを得なくなってきています。また、まだまだ役割分業意識が根強くあり、子育ての負担が主として女性に偏っています。
子ども自身の生活環境を見ると、子どもが自由に主体的に遊ぶことのできる時間、空間、仲間のいわゆる3間(サンマ)の縮小化が同時進行しています。
エンゼルプラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/08 20:59 UTC 版)
少子化対策として、1994年12月に文部省・厚生省・労働省・建設省(いずれも当時)が合同で制定した子育て支援施策。「低年齢児(0〜2歳児)保育、延長保育、一時的保育の拡充等ニーズの高い保育サービスの整備を図るとともに、保育所制度の改善・見直しを含めた保育システムの多様化・弾力化を進める」「保育所が乳児保育、相談指導等多様なニーズに対応できるよう施設・設備の改善・整備を図る」「低年齢児の受入の促進及び開所時間延長の促進のため保育所の人的な充実を図るとともに乳児や第3子以上の多子世帯等の保育料の軽減を図る」と謳い、具体的には1999年度末の目標を「3歳未満児の保育所収容数60万人、延長保育実施7,000ヶ所、一時保育実施3,000ヶ所、多機能保育所1,500ヶ所」とした。
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