核家族化
核家族
核家族化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:05 UTC 版)
日本の場合、核家族率そのものは1920年(大正9年)に54%とすでに過半数を占めており、1960年代に急激に上昇し、1963年(昭和38年)には流行語となった。世帯構造に占める核家族率は、1975年(昭和50年)の約64%を頂点として、以後約6割で推移している。 1989年(平成元年)は、「夫婦のみ」の世帯が約16%、「夫婦と子」が約39.3%、一人親家庭が約5%であった。2000年代前半の世帯別家族構成の内訳は「夫婦のみ」が約20%、「夫婦と子」の形態が約30%、一人親家庭が約8%であった。2016年(平成28年)は、「夫婦のみ」が約23.7%、「夫婦と子」が約29.5%、一人親家庭が約7.3%であった。 1990年から2016年にかけて、世帯構造に占める核家族率は安定した推移であるが、その内訳とされる世帯類型に変化がみられ、「夫婦のみ」と「一人親家庭」世帯が増加する反面で、「夫婦と子」世帯は年々減少傾向にあり、少子化や社会保障が議論されている。
※この「核家族化」の解説は、「核家族」の解説の一部です。
「核家族化」を含む「核家族」の記事については、「核家族」の概要を参照ください。
- 核家族化のページへのリンク