emergency
「emergency」とは、緊急事態・非常時・有事のことを意味する英語表現である。
「emergency」とは・「emergency」の意味
「emergency」とは、「緊急事態、非常時、有事」などの意味を持つ名詞の英単語である。他にもemergencyには「必要性、要件」といった意味が含まれている。また、緊急的な処置が必要な救急患者を指す場合に用いられる英単語でもある。emergencyは、形容詞として使われる事もあり、「緊急の、非常用の」といった意味を持っている。emergencyに関連する英単語としては、「emergence」や「emerge」が挙げられる。emergenceはemergencyと同じ名詞の英単語であり、「出現、発生、参入」といった意味がある。一方、「出現する、現れる、浮かび上がる」などの意味を持つemergeは、emergencyの動詞形である。尚、emergencyを複数形として用いる場合は、「emergencies」に変形して使用する。「emergency」の発音・読み方
「emergency」の発音記号は「imə́ːrdʒənsi」、音節は「e・mer・gen・cy」であり、カタカナ読みは「イマージェンシー」である。発音の仕方として、最初の「i」の所は、同時に「エ」と「イ」を言うイメージで「イ」と発音する。「m」の部分は唇を閉じ、口からの息を止めてから鼻を通して「ム」という音を出す。「əː」は唇を横に引き、上下の歯が軽く触れる程度で、口を少し開けたまま長めに「アー」と言う。「r」は舌先を内側に巻き、口に触れないように「ア」と「ル」の中間のような音を出す。「dʒ」は唇を前に突き出した状態で、「ヂュ」と息だけで発音する。「ə」は口を少し開けた状態で、弱く曖昧なイメージで「ア」と発音する。「n」の所は舌先を前歯の裏の歯茎につけ、口からの息を止めた状態で、鼻から「ン」という音を出す。「s」は舌先を前歯の裏の歯茎に近づけ、その隙間から息を出すように「ス」と発音する。最後の「i」の部分は、先に述べた「i」と同じ方法で「イ」と発音する。
「emergency」の語源・由来
「emergency」の語源は、「浮かび上がっている事」という意味があるラテン語の「emergentia」や「浮かび上がっている」という意味を持つ「emergens」である。また、「水中から浮かび上がる」という意味合いを持つラテン語の「emergo」もemergencyの語源であると言われている。「emergency」の覚え方
「emergency」の覚え方としては、カタカナ読みである「イマージェンシー」や意味の一つである「緊急事態」を利用して文章を作成し、それを暗記するという方法がある。例えば「イマージェンシー」を「居間、自演水」に置き換えて「居間、自演水で緊急事態を演出する」という文章を作れば、暗記しやすいだろう。「emergency」を含む英熟語・英語表現
「emergency situation」とは
「emergency situation」とは、「緊急事態、緊急時、非常時」といった意味を持つ英熟語である。例えば「私たちは緊急事態を迎えている。」を英訳すると「We are in an emergency situation.」となる
「urgent emergency」とは
「urgent emergency」とは、「緊急事態」の事を意味する英熟語である。
「emergency room」とは
「emergency room」とは、「救急救命室、緊急救命室、救急治療室」などの意味を持つ英熟語である。「emergency room」は、緊急に治療をする必要がある人に、救急医療を提供する事ができる病院又はクリニックの部屋の事を指し、略して「ER」とも呼ばれている。
「emergency call」とは
「emergency call」とは、「緊急・非常呼び出し、緊急電話・通話、救急呼び出し」などの意味がある英熟語であり、略して「EM」と呼ばれる事もある。
「emergency declaration」とは
「emergency declaration」とは、「緊急事態宣言」や「非常事態宣言」の事を意味する英熟語である。緊急事態宣言とは、国民の生命や生活などを守るという目的で、内閣総理大臣が全国の知事に対して対策を取るよう要請するためのものである。
「state of emergency」とは
「state of emergency」とは、「緊急事態宣言、非常事態宣言」といった「emergency declaration」とほぼ同じ意味を持つ英熟語である。
「Emergency kit」とは
「Emergency kit」とは「防災セット、応急用具」といった意味を持つ用語である。一般的な防災セットの中身としては、乾パン・ビスケットなどの食料や飲料水をはじめ、懐中電灯といった照明器具などが挙げられる。「emergency」の使い方・例文
「emergency」を用いた主な例文としては、「She never knew what to do in an emergency.(彼女は緊急事態に全くどうしていいか分からなかった。)」、「The emergency room was filled with sick and injured people. (救急救命室は病人やけが人であふれていた。)」、「You can always count on her in any emergency.(どのような非常時でも彼女は当てに出来る。)」などが挙げられる。エマージェンシー
「エマージェンシー」とは・「エマージェンシー」の意味
「エマージェンシー」は、「緊急事態」や「非常時」を意味する言葉であり、医療現場や事故の発生現場などで、緊急であることを周囲に伝え、即座に対処するために使用される。使用する場面は特に限定されず、人命がかかっていることのような条件もない。何らかの緊急事態や非常時であれば、ひと通りエマージェンシーと表現できる。エマージェンシーの元となるのは、同じ「緊急事態」や「非常時」を意味する英単語「Emergency」である。そして、エマージェンシーでは長いため、「Emergency」を略した「EMG」という表現が使用されることもある。また、医療機関において、「救急救命室」や「緊急処置室」を指す場合は、「Emergency Room」の略語である「ER」が使われることが非常に多い。
「エマージェンシー」の熟語・言い回し
エマージェンシー コールとは
「エマージェンシーコール」は、110番や119番などの緊急通報を指す英語表現「Emergency Call」をカタカナで表記したものである。また、災害や大規模な事件が発生した際に、緊急連絡や安否確認をするためのサービス、またはスマートフォン向けアプリの固有名詞として、エマージェンシーコールが使われる。医療機関においては、急患が運ばれてきたり、患者が急変したりした際に、医師を呼び出す緊急連絡をエマージェンシーコールと呼ぶこともある。
エマージェンシーイグジットとは
「エマージェンシーイグジット」は、「非常口」を意味する英語表現「Emergency Exit」をカタカナ表記したものだ。地震や火災が発生した際に使用すべき、出口を指す。日本では大抵、「非常口」が使用されるため、エマージェンシーイグジットという表現が使われる頻度は低い。
エマージェンシーストップとは
「エマージェンシーストップ」は「緊急停止」を意味する言葉である。日本では、高速走行中の自動車が急停止した際、後続車に注意を促すシステム「エマージェンシーストップシグナル」の一部として使用される。エマージェンシーストップシグナルは、高速走行中の自動車が急ブレーキを踏むと、ハザードを高速点滅させるシステムである。
エマージェンシールームとは
「エマージェンシールーム」は、医療機関において、「救急救命室」や「緊急処置室」を意味する言葉だ。大抵の場合は、命の危険がある患者に対して、応急的な対処をする場所である。そして、「エマージェンシールーム」という言葉は長く、一刻を争う緊急時に望ましくないため、「ER(イーアール)」と略される場合がほとんどである。
エマージェンシー マークとは
「エマージェンシー マーク」は、非常時であることを伝える際に表示される印のこと。インターネット回線が、何らかの異常によって切断されようとしている際に、エマージェンシーマークが出ることがある。また、自動車の警告灯を、エマージェンシーマークと表現することもある。サブカルチャー分野では、アニメ作品「新世紀エヴァンゲリオン」の作中に登場するエマージェンシーマークを指すことが多い。
エマージェンシーサインとは
「エマージェンシーサイン」は、災害が発生した際に、デジタルサイネージを用いて、周囲の人に緊急事態であることを伝えるシステムのことである。エマージェンシーサインを使用すれば、どのような災害が発生しているのか、その災害によってどういった被害が出ているのかなどを、デジタルサイネージに表示できる。
「エマージェンシー」の使い方・例文
「エマージェンシー」は、「緊急事態」や「非常時」などの言葉と、そのまま置き換えて使用することができる。例文にすると、「閉じ込められた上に、誰とも連絡がつかない。これはもしかすると、エマージェンシーかもしれない」「大雪の中で車がエンストしてしまった。これはエマージェンシーである」「彼に助けてもらったので、エマージェンシー状態から抜け出すことができた」といった形だ。そして、専門用語の略称として、「エマージェンシー」を使用することもある。「エマージェンシーマーク」の略称として使用するのであれば、「先ほどから表示されるエマージェンシーの原因がわからず困っている」「エマージェンシーが出たため、回線を一度切断することにした」「これは、今は無視しても問題ないエマージェンシーである」のような形となる。「エマージェンシーコール」の略称だと、「大勢の急患がやってくるので、全ての医師にエマージェンシーをかけてください」「エマージェンシーが入ったため、医師が病室から慌てて出て行った」というように使用する。
エマージェンシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/06 05:06 UTC 版)
エマージェンシー (emergency) は、英語で非常時、緊急事態のこと。
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エマージェンシー!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 03:06 UTC 版)
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エマージェンシー!(原題 Emergency!)は、1972年1月22日から1978年にアメリカのNBCネットワークにて制作・放送されたテレビドラマ。 ロサンゼルスで起こる様々な災害や緊急事故に対応する救急救命士と、救急病院の救急医師たちの活躍を描いたドラマである。
1話あたり60分で構成され全124話、音声はモノラル、映像はカラーで放送された。
劇中に登場する消防車をモデルにしたミニカーが関連グッズとして販売されていた。
主要登場人物


- ケリー・ブラケット医師(ロバート・フラー)
- ディキシー・マッコール婦長(ジュリー・ロンドン)
- ジョー・エアリー医師(ボビー・トループ)
- ジョン・ゲージ救急救命士(ランドルフ・マントース)
- ロイ・デ・ソート救急救命士(ケヴィン・タイ)
日本放映
日本では1979年に7つあるシーズンのうちシーズン7の一部(下記4話)のみが不定期で放送された。
放送されたタイトル
- 恐怖のガス爆発!レスキュー隊出動せよ
- フライト・インフェルノ 空中衝突!炎のジェット旅客機大救出作戦
- スティール・インフェルノ 特攻!炎の超高層ビル大救出作戦
- ハーバー・インフェルノ
外部リンク
エマージェンシーと同じ種類の言葉
- エマージェンシーのページへのリンク