エピソード5/帝国の逆襲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:09 UTC 版)
「ルーク・スカイウォーカー」の記事における「エピソード5/帝国の逆襲」の解説
デス・スターの破壊から3年が経った。前作の活躍などからルークは一躍反乱同盟軍のヒーローとなっていた。この時点での階級は「中佐(Commander)」であり、前作でのレッド中隊から派生したローグ中隊の飛行隊長を務めていた。また、氷の惑星 ホスを発見して「反乱同盟軍 秘密基地の建設」に尽力している。 デス・スターを破壊された後、帝国軍はすぐさま反撃を開始し、反乱軍は惑星ヤヴィン第4衛星の秘密基地を追われ、氷の惑星ホスに逃げ延びると秘密基地を建設し、そこを新たな拠点としていた。一方、デス・スター攻防戦で辛くも生き残ったベイダーは、デス・スターを破壊したパイロットの名が「スカイウォーカー」であると知るや、銀河中に無数の探査ドロイド「プロボット」を放ち、血眼になってルークを捜索していた。 ある時、基地周辺で多発していた隕石の調査に出たルークは、突如ホスの原住生物ワンパの襲撃を受け昏倒してしまう。ワンパの洞窟にさらわれたルークは危うく喰い殺されるところであったが、フォースの力でワンパを退けると、命からがら洞窟から脱出した。だがホスの極寒の吹雪に巻き込まれ、雪の中で気を失って倒れてしまう。そこに霊体となったオビ=ワンが現れ、ルークに惑星ダゴバへ向かい、自らの師であるジェダイ・マスター「ヨーダ」からフォースを学ぶよう告げた。捜索に来たソロがルークを発見し、原住生物トーントーンですら耐えられない死の吹雪を即席のシェルターで凌ぐと、翌朝にローグ中隊によって救出され九死に一生を得た。ルークは傷の治療を受け回復したが、ついに帝国軍がホスの同盟軍基地を突き止め、AT-ATウォーカーなどの機械化部隊をもって総攻撃を開始。ルーク率いるローグ中隊は、味方の脱出の時間を稼ぐためスノースピーダーで迎撃に出る。しかし、ルークの後部砲手ダク・ラルターが戦死し、その後さらに被弾したルーク機はついに墜落。地上に降りたルークは単身の肉弾攻撃でAT-ATを1機破壊するも焼け石に水であり、ホスは陥落し、ルークはXウイングでR2-D2と共にホスを脱出した。 ルークはオビ=ワンの教えに従い、同盟軍艦隊には合流せずに沼とジャングルに覆われた謎の惑星ダゴバへと向かう。そこで出会ったヨーダに当初は面食らうものの、オビ=ワンの助言もあり、ルークは遅巻きながらジェダイの本格的な修行を始めようとする。フォースの強さだけでなく、気の短い性格も父から受け継いでいたルークは、父の話をしながら知らんぷりをするヨーダに幾度と無く憤るが、ヨーダがフォースと一体化しているオビ=ワンと話し合うのを目の当たりにしたルークは、ヨーダを偉大なるジェダイ・マスターと認め、修行に打ち込むようになる。しかし、修行によって強力になったフォースの力が、ルークにソロやレイアの未来の危機を予知させたことによって、ルークは二人の救出を決意。ヨーダとオビ=ワンの制止を振り切り、修行半ばでダゴバを後にすると、レイア達がいる雲の惑星ベスピンのクラウド・シティに向かう。その様子を見たヨーダは「我慢のない子だ」と嘆息した。ヨーダには、天賦の才能故に聞く耳を持たず、ジェダイの道を踏み外したベイダーと同じ危うさが、その姿に重なって見えたのである。 クラウド・シティではベイダーが待ち伏せており、ヨーダの懸念通り、ルークはベイダーとの一騎討ちに敗れ、ライトセーバーを持った自身の右手を切り落とされてしまう。クラウド・シティの排気シャフト内に架かる連絡橋に追い詰められ、さらにジェダイを裏切って皆殺しにしたオビ=ワンの弟子、父の仇であるはずのベイダーから、「わしがお前の父だ(I am your father.)」という衝撃の事実を聞いたルークは、絶望のあまり絶叫する。必死に自身の父はベイダーであることを否定するルークだったが、ベイダーのフォースは無情にもそれが事実だと告げていた。ベイダーは「お前なら皇帝(ダース・シディアス)をも倒せる。仲間になれ。さすれば、銀河系を父と子で共に支配することができる」とルークをフォースの暗黒面(ダークサイド)に誘惑するが、これまで信じてきた全てを打ち砕かれ、絶望に支配されたルークには自ら死を選ぶ道しか残されていなかった。自決するよう排気シャフトに身を投げたルークは、偶然にもクラウド・シティの外部に引っかかる。彼の危機をレイアがフォースで遠くから感じ取ったことから、駆け付けたミレニアム・ファルコン号に転落寸前で救出された。なおもベイダーはルークを捕らえるべく、ハイパードライブ故障中のファルコン号を拿捕・制圧する準備を進めていたが、間一髪、R2の機転によってハイパードライブが回復したファルコン号はハイパースペースにジャンプし、ルークは再び同盟軍に合流を果たした。切られた右手首に機械の義手を装着したルークは、賞金稼ぎのボバ・フェットによって悪名高いジャバ・ザ・ハットのもとに連れ去られたハン・ソロ救出に向かうランド・カルリジアンとチューバッカを、残ったレイアと共に見送った。
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エピソード5/帝国の逆襲
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「ハン・ソロ」の記事における「エピソード5/帝国の逆襲」の解説
同盟軍と共に行動を続けていたが、ジャバへの借金返済ができなかったため賞金がかけられてしまい、ボバ・フェットなどの賞金稼ぎに追われる身となる。そのため、同盟軍からの離脱を決断し、惑星ホスに築かれた秘密基地を去ろうとしていた。だがファルコンの調子が悪くなかなか出発できないうちに、帝国軍が基地を襲撃してくる。逃げ遅れたレイアとC-3POを連れて間一髪脱出するが、修理途中のファルコンでは十分に飛行できず、宇宙空間で追い詰められ小惑星帯に逃げ込む。しかし、そこで身を隠した洞窟も巨大な宇宙ナメクジの体内であり、慌てて抜け出す。ピンチの状況が続く中で、以前より互いのことが気になりかけていたレイアと一層親密になっていく。 ファルコンをスター・デストロイヤーが投棄したゴミに紛れ込ませるという奇策で、まんまと追っ手を回避すると、ハイパードライブを完全に修理するため旧知の仲のランドを頼り、惑星ベスピンのクラウド・シティへ向かう。しかし帝国軍に雇われていたボバ・フェットはソロの機転を見逃さず、秘かに後をつけていた。先回りをした帝国軍はランドと密約し、彼の裏切りによって捕らえられたソロはカーボン凍結の実験台にされる。その直前にレイアと思いを確かめ合い、「愛してる(I love you.)」という彼女の告白に「知ってたさ(I know.)」と答える。彫像になったソロはボバ・フェットに渡され、ジャバの宮殿へと運ばれる。
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