エピソード・主張とは? わかりやすく解説

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エピソード・主張

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 14:24 UTC 版)

森達也」の記事における「エピソード・主張」の解説

立教大学時代映画サークル立教SPP」に所属。このサークルには黒沢清塩田明彦らがいた。同時期、俳優志し劇団青俳付属俳優養成所入所また、黒沢石井聰亙映画にも出演した曰く大学卒業して就職せずに、芝居しながらアルバイト転々としていた。当時について、モラトリアム自己暗示し、「社会に出るのが怖かったんだと思います社会参加する勇気がなかった。それをなんとか引き延ばそうとしていたんだうなっていう気がしますね。」と語っている。社会出ない理由づけとして、「芝居やってるから」って自分言い聞かせていただけ芝居自体夢中で無かった先の事を考えないようにしていたと述べている。そんな中借金ばかりで家賃滞納追い出され続け年収60万円ほどの生活であったが、友人有名な映画監督になる前の林海象主役と人集め依頼されたが、主役撮影前入院してしまった。しかし、自身主役代役務めた佐野史郎のために作品大ヒットしたことで芝居才能がないとし、7年続けていたフリーター辞めることを決意する一人目の妻はその時入院して時に知り合った看護師で、29歳当時はいい機会だから定職でも就こうかな結婚し仕事転々としながら二人の子供を儲けた以降に今の仕事をしようとしたが、二人目生まれたばかりと悩んでいた。再婚した妻はライター山崎広子2004年発表したノンフィクション下山事件(シモヤマケース)』において「彼」匿名登場する取材協力者が、事件関わる自動車車種など著者である詳細に語る部分記されていた。2005年7月当の「彼」である柴田哲孝が、『下山事件 最後証言』(祥伝社)を実名発表書中書いた証言部分事実ではないと指摘した2006年の『下山事件』の文庫化際し付記」の中で、「こんな場合おおむね語られた人よりも語った人の記憶のほうが正しい」「つまり僕は圧倒的に分が悪い」「この本に記したように柴田から聞いた記憶があるけれど、それは糺されねばならないだろう」と、ほぼ柴田指摘認めあくまでもミス過ぎず意図的な捏造ではないとも述べ記憶通り書いたことを理由に、本文自体変更せず謝罪はしない。なぜなら自分間違ったことをしたとは思っていない」と述べ、この付記含めて評価読者であるあなたがすることなのだから、と結んでいる。 2013年従軍慰安婦について、「多く韓国人女性が、自分たちは強制的に連行されたと訴えている。ならば現場レベルでは(国家とか組織とか個人とか多少とか関係なく)絶対に強制はあった。文書資料が見つかっていないことだけを理由にして、国家関与していないとか軍は組織的に関わっていないとの言説成り立たない」と主張している。 2005年の『言論統制列島』では「僕は、思想信条から自由でありたいというか、むしろ特定の思想信条イズム主義)にどうしても埋没できない。だからね、左でも右でも、まあ、どっちでもいい」「マルクスなんか読んだともない」と発言している。一方で護憲派広言しており、2016年選挙権18歳引き下げられた際にコメント求められたとき、「(自民党投票するくらいなら投票を)棄権して欲しい」と発言している。 神戸連続児童殺傷事件加害者「元少年A」が出版した絶歌』について、被害者遺族が「手記出版されたくない」と感じるのは当たり前だが「出版をやめさせて本を回収すべきだ」という意見に対して言論表現封殺してよいのかとの疑問感じる。論理大事だ訴えたい禁書焚書生む社会個人に優しい社会とは思えない出版際し遺族了解を得るきだったとの意見もあるが、「そうすべきだった」とは言いたくない。遺族事前了承出版が必要とする社会ルールにすれば加害者経験思いブラックボックス入ってしまう可能性がある。「意味のある本だから出版されるべきだ」ではなく、「多くの人が納得できる意味づけなければ出版されるべきではない」という空気が強まることが心配と語っている。

※この「エピソード・主張」の解説は、「森達也」の解説の一部です。
「エピソード・主張」を含む「森達也」の記事については、「森達也」の概要を参照ください。

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