よろずとは? わかりやすく解説

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よろず〔よろづ〕【万】

読み方:よろず

100010倍。まん。

数が非常に多いこと。たくさん。「—の神に祈る」「—の人々

すべてのこと。万事副詞的に用いる。「—の相談事」「—承ります

種類や形がさまざまであること。いろいろ。

「—の事を泣く泣く契りのたまはすれど」〈源・桐壺


よろず

  1. 青物店の通り符牒にして一といふ数量を表す。通り符牒参照せよ(※巻末通り符牒参照)。〔符牒

分類 符牒


ヨロヅ

読み方:よろず

  1. 看守ノコトヲ云フ。〔第五類 官吏官舎之部・愛知県

分類 愛知県

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名字 読み方
よろず
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

読み方
よろず

ヨロズ

(よろず から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/22 15:41 UTC 版)

株式会社ヨロズ
YOROZU CORPORATION
ヨロズ本社(横浜市港北区樽町)
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 72940
1994年3月10日上場
略称 YC
本社所在地 日本
222-8560
神奈川県横浜市港北区樽町3-7-60
設立 1948年4月1日
(萬自動車工業株式会社)
業種 輸送用機器
法人番号 7020001030517
事業内容 自動車部品、農業機械部品、生産設備の開発・設計・製造・販売[1]
代表者 平中勉(代表取締役)[2][3]
資本金 62億円[1]
発行済株式総数 2505万5636株
(2024年3月期時点)[4]
売上高 連結:1814億6800万円
単体:663億3500万円
(2024年3月期時点)[4][5]
営業利益 連結:44億5900万円
単体:49億5400万円
(2024年3月期時点)[4][5]
経常利益 連結:45億1700万円
単体:57億6900万円
(2024年3月期時点)[4][5]
純利益 連結:△39億2600万円
単体:19億8000万円
(2024年3月期時点)[4][5]
純資産 連結:754億9300万円
単体:482億8700万円
(2024年3月期時点)[4]
総資産 連結:1422億5700万円
単体:950億円
(2024年3月期時点)[4]
従業員数 連結:5726人
(2023年3月末日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 株式会社レノ(8.11%)
BBH FOR FIDELITY PURITAN TR:FIDELITY SR INTRINSIC OPPORTUNITIES FUND(7.79%)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(7.64%)
主要子会社 株式会社ヨロズサービス
株式会社ヨロズエンジニアリング
株式会社ヨロズ栃木
株式会社ヨロズ大分
株式会社ヨロズ愛知
株式会社庄内ヨロズ
関係する人物 志藤六郎
外部リンク http://www.yorozu-corp.co.jp
特記事項:発行済株式総数は自己株式を含める。
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株式会社ヨロズYorozu Corporation )は、神奈川県横浜市に本社がある自動車サスペンション部品の大手メーカー。主要取引先は、日産自動車ゼネラルモーターズ本田技研工業マツダスズキいすゞ自動車トヨタ自動車ダイハツ工業三菱自動車工業フォルクスワーゲンなどである。

概要

創業の背景

1940年4月、富士電機製造株式会社(現・富士電機)で「つくり屋」として有能な技術者であった志藤六郎は自身の技術とアイデアを実現できる場を求め、わずか24歳にして横浜市鶴見区に合資会社「志藤製作所」を設立。主要な生産品目は海軍用エンジン部品、陸軍用電探(レーダー)など軍需品であった。

1942年5月、国家総動員法に基づく企業整備令(中小民間企業の整理統合政策)が公布され、吸収合併の危機に直面する。当時、従業員は40名近くになり、小規模とはいえ業績も順調に伸びていた中で、志藤は吸収合併されるならと、自ら吸収合併先を物色、同じ鶴見区内にある萬(よろず)製作所(社長・萬武夫、従業員約80名)を買収することとし、手続き上、萬製作所の商号をとった。

1943年6月、志藤製作所は「株式会社萬製作所」(従業員約110名)として新発足するが、くしくも当時日本の戦局は敗戦濃厚となっていく。1945年2月、萬製作所は軍の命令によって新潟県南蒲原郡見附の織物工場跡に工場疎開を余儀なくされ、また志藤に召集令状が届き、工場経営を維持することが不可能となったが、残った従業員で細々と生産活動を続けた。

1945年8月、終戦を迎え、志藤は見附に戻り参謀らと再建策について協議、平和産業として自動車関連が最も有望と判断し、京浜地区復帰を考え、情報収集を行っていく。1947年4月、志藤は単身上京し、京浜地区での工場用地取得に取り掛かり、横浜市鶴見区に借地ではあったが、地の利を得て再建の足掛かりとし、1947年12月、見附に残っていた従業員に鶴見工場建設の指令を出し、復帰を夢見ていた従業員たちは勇躍上京し、工場建設に取り掛かった。

沿革

事業所

本社

横浜市港北区樽町三丁目7番60号

テクニカルセンター

グループ会社

日本

  • 株式会社ヨロズ栃木
  • 株式会社ヨロズ大分
  • 株式会社ヨロズ愛知
  • 株式会社庄内ヨロズ
  • 株式会社ヨロズエンジニアリング
  • 株式会社ヨロズサービス

米州

  • アメリカ
    • ヨロズ アメリカ
    • ヨロズ オートモーティブ テネシー社
    • ヨロズ オートモーティブ ノースアメリカ社
    • ヨロズ オートモーティブ アラバマ社
  • メキシコ
    • ヨロズ メヒカーナ社
    • ヨロズオートモーティブ グアナファト デ メヒコ社
  • ブラジル
    • ヨロズ オートモーティバ ド ブラジル社

アジア

  • タイ
    • ヨロズ タイランド社
    • ヨロズ エンジニアリング システムズ タイランド社
    • ヨロズ オグラオートモーティブ社
  • 中国
    • 广州萬宝井汽車部件有限公司
    • 武漢萬宝井汽車部件有限公司
  • インド
    • ヨロズJBM オートモーティブ タミルナドゥ社
  • インドネシア
    • ヨロズオートモーティブ インドネシア社

製品

脚注

  1. ^ a b c 会社概要(株式会社ヨロズ公式ページ)2024年5月15日閲覧
  2. ^ 社長メッセージ(株式会社ヨロズ公式ページ)2024年5月15日閲覧
  3. ^ ヨロズ社長に平中氏(2021年3月25日、日本経済新聞)2024年5月15日閲覧
  4. ^ a b c d e f g 2024年3月期決算短信(PDFファイル)(2024年5月15日、株式会社ヨロズ)2024年5月15日閲覧
  5. ^ a b c d ヨロズの2025年3月期、最終損益は10億5000万円の黒字(2024年5月15日、日本経済新聞)2024年5月15日閲覧

外部リンク


よろず

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:51 UTC 版)

腐女子」の記事における「よろず」の解説

同時に多くジャンルを扱う同人サイト同人誌のこと。

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よろず

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:20 UTC 版)

語源

古典日本語「よろづ」

名詞

よろず

  1. 数が非常に多いこと。たくさん。あまた。
  2. すべて。万事
  3. 種類や形が様々で非常に多いこと。いろいろ。


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