な・げる【投げる】
読み方:なげる
1 空中へほうる。手にとって遠くへ飛ばす。また、ほうり出す。「池に小石を—・げる」
[補説] カーリングでは、ストーンを持ち上げずに氷上を滑らせる動作を「投げる」という。
2 かかえたり、つかんだりして転ばす。「首をつかんで地面に—・げる」
3 倒れるように体をほうり出す。また、体をほうり出して自殺する。身投げをする。「いすに身を—・げる」「ビルの屋上から身を—・げる」
4 あきらめる。途中でやめる。放棄する。「最初から—・げてかかる」「やりかけた仕事を—・げるようなことはしない」
5 ある方向、方面に向ける。「視線を—・げる」「自分に—・げられた言葉」
[用法] なげる・ほうる——「石を投げる(ほうる)」など、手に取って空中へ飛ばす意では相通じて用いる。◇「なげる」は、力を入れて速く遠くまで飛ばす場合に多く使う。「ボールをなげる」「逃げる犯人に棒をなげる」◇「ほうる」は、それほど力を入れずに軽く飛ばす場合に多く使う。「そこにあるかぎをほうっておくれ」◇「仕事をなげる」は続けられずに止めにすることだが、「仕事をほうって遊ぶ」は、あとまわしにすることである。◇類似の語「投ずる」は「なげる」の文章語で、「千金(一石・一票)を投ずる」は慣用として固定しており、「投げる」には言い換えられない。◇「社会運動に身を投ずる」は「なげる」に言い換えられないが、「海に身を投ずる」は「投げる」でもよい。
なげる
なげる【投げる】
投げる
なげる
投
投 |
沰
「なげる」の例文・使い方・用例・文例
- 列や鎖のようにつなげる行為
- チェーンあるいはシリーズを形成するためにリンクするまたはつなげることにより加える
- 結び目でつなげる
- 従節を主節につなげるのに役立つ
- 共有結合を作ることでつなげる(重合体またはタンパク質の隣接したつながりの)
- 2つ、それ以上のものをつなげる、固める一緒にする
- 2本のパイプをつなげる
- つなげるまたはリンクする
- 家をガス供給ラインにつなげる
- 部品をつなげるまたは外すことで建設する
- ハイフンと分けるか、つなげる
- イグニッションインターロックをつなげることでキーなしに(車のエンジンを)始動させる
- 私の心の中では、世界を一つにつなげることができる
- フロリダ横断水路の一部を形成するために南フロリダのカルーサハチ川にオキチョビー湖をつなげる運河
- 前金具を腹帯につなげる馬具のひも
- 様々な出来事の一部または議論をつなげること
- 意味するものにシニフィアンをつなげる基礎的な言語単位
- ある時間における同じ温度を持つポイントをつなげる等値線
- シャンプランハドソン川と湖にニューヨーク州を渡って、五大湖をつなげる運河網
- オーストラリア北東部と南ニューギニアの間のコラル海をアラフラ海とつなげる海峡
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