なげ【投げ】
読み方:なげ
1 投げること。「槍—」「身—」
2 相撲・柔道の技の一。相手の回しや腕・首などに手をかけ、腰を入れて投げ倒すこと。上手(うわて)投げ・背負い投げ・首投げなど。「—を打つ」
3 囲碁・将棋で、終局にならないうちに負けが明らかになったとき、自分の持っている石または駒を盤上に置き負けを認めること。投了。
な‐げ【無げ】
無げ、亡げ
無げ
和げ、薙げ、凪げ
投げ
投げ
投げ
なげ
投
投げ
投げ
- 帯のことをいふ。板の間などを忍んで行く時音をさせぬ為めに、帯を投げてその上を静かに歩むところから起たもの。〔犯罪語〕
- 〔犯〕帯のこと。忍込みのとき足音を立てぬ様に帯を投げて其の上を歩むところから来た語。「ナゲシトキ」参照。
- 犯罪語にて帯のことをいふ。板の間などを忍んで行く時音をさせぬ為めに、帯を投げてその上を静かに歩むところから起たもの。
- 〔隠〕犯罪語で帯の事。板の間を忍んで歩く時、音の立たない様に、帯を投げてその上を行きしに由来す。
- 帯のことをいふ。板の間等を忍び歩く時音のしない様に帯を投げて其上を歩くからである。
- 帯。「なげし」の省略か。或は板の間を忍込む時音の立たない様に帯を投げその上を通りしに由来するのか。
- 帯、昔板の間を忍んで歩くとき音のしない様に帯を投げて上を歩いたから。前橋。
- 帯のこと。板の間などを忍んで行く時音をさせないために、帯を投げてその上を静かに歩くことから起ったもの。〔一般犯罪〕
- 帯。〔香具師・不良〕
- 帯。日本座敷の「なげし」に連想して。〔す〕
- 帯。「なげし」省略か或いは板の間を忍込む時音のたたない様に帯を投げその上を通ったことに由来するものと思われる。
「なげ」の例文・使い方・用例・文例
- 医者はその患者にさじをなげた
- 船は頼りなげに荒海に浮かんでいた
- 電話をつなげます。
- 私は今回の研修で多くの事を見聞し、今後の自分のスキルアップにつなげたいです。
- 彼女は国のために命をなげうった。
- 彼はりんごをぽいとなげてよこした。
- 彼はその石をぽいとなげた。
- 彼はその犬に石ころをなげつけた。
- 彼の考えが、時勢に順応していないのはなげかわしい。
- 彼には先生もさじをなげている。
- 農夫たちは干天のため冬作の穀物は不作だろうとなげいた。
- 私のテープレコーダーは君のアンプにもつなげられる。
- 端と端をつなげてそれらを並べよ.
- 「ノー」と彼女は事もなげに答えた.
- 一命をなげうつ.
- 彼女の悲しい, しかし健気(けなげ)な生涯を描いたこの記事を読んで私は胸がじいんと熱くなった.
- 彼は仏教に帰依し, 衆生済度のために身命を抛(なげう)った.
- 少年はけなげにも涙をこらえた.
- 「嫌なら別れましょう」と彼女は事もなげに言った.
- 彼はすべてをなげうってその仕事に専念した.
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