な・げる【投げる】
読み方:なげる
1 空中へほうる。手にとって遠くへ飛ばす。また、ほうり出す。「池に小石を—・げる」
[補説] カーリングでは、ストーンを持ち上げずに氷上を滑らせる動作を「投げる」という。
2 かかえたり、つかんだりして転ばす。「首をつかんで地面に—・げる」
3 倒れるように体をほうり出す。また、体をほうり出して自殺する。身投げをする。「いすに身を—・げる」「ビルの屋上から身を—・げる」
4 あきらめる。途中でやめる。放棄する。「最初から—・げてかかる」「やりかけた仕事を—・げるようなことはしない」
5 ある方向、方面に向ける。「視線を—・げる」「自分に—・げられた言葉」
[用法] なげる・ほうる——「石を投げる(ほうる)」など、手に取って空中へ飛ばす意では相通じて用いる。◇「なげる」は、力を入れて速く遠くまで飛ばす場合に多く使う。「ボールをなげる」「逃げる犯人に棒をなげる」◇「ほうる」は、それほど力を入れずに軽く飛ばす場合に多く使う。「そこにあるかぎをほうっておくれ」◇「仕事をなげる」は続けられずに止めにすることだが、「仕事をほうって遊ぶ」は、あとまわしにすることである。◇類似の語「投ずる」は「なげる」の文章語で、「千金(一石・一票)を投ずる」は慣用として固定しており、「投げる」には言い換えられない。◇「社会運動に身を投ずる」は「なげる」に言い換えられないが、「海に身を投ずる」は「投げる」でもよい。
なげる【投げる】
投げる
投擲
投擲(とうてき)とは、手を使って物を遠くへ投げること。投擲の擲の字が常用漢字表外字であることから「投てき」と表記されることもある。人を投げても投擲という。
ヒトは他の生物より際立って投擲が上手[1]であり、先史時代から投擲によって狩猟や戦闘を行っていた。現代人以外の絶滅人類も投擲を行っていて、道具の高度化と並行して、ヒトが狩猟・自衛能力を獲得する上で重要な要素だったとも考えられている。
有史以後も、投擲は主要な戦闘技術で在り続けた。現代でも兵士は手榴弾などを投擲をしていた。
また、投擲の能力を競う投擲競技が陸上競技に含まれている。
投擲武器
しばしば狩猟用と戦闘用を兼ねる。
狩猟・漁撈専用の投擲具
投擲を補助するための道具
- 投石器(スリング)
- スタッフスリング
- カタパルト (投石機)
- スリングショット(ぱちんこ)
- 投槍器(スピアスローワー)
- アトラアトラ(アトラトル、アトゥラトゥル、アトルアトル、アトゥルアトゥル)
- ウーメラ en:Woomera (spear-thrower)
投擲競技
陸上競技には投擲するものの違いにより、以下の「投擲競技」がある。いずれも、投擲したものの到達距離を競う。
- 砲丸投
- 円盤投
- やり投
- ハンマー投
- こん棒投(パラ陸上競技の独自種目)
- ソフトボール投(かつて日本の小学生の陸上競技大会で実施、全障スポで実施)
- ジャベリックボール投(日本の小学生の陸上競技大会で実施)
- ジャベリックスロー(ジュニアオリンピックや全障スポで実施)
- ビーンバッグ投(全障スポで実施)
スポーツ・遊戯としての投擲
出典
- ^ ^ 飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで アルフレッド・W・クロスビー (著)
関連項目
投げる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 08:28 UTC 版)
「ルーンファクトリー3」の記事における「投げる」の解説
移動しながら持ち物を置くとその持ち物を投げる事ができる。基本的には「置く」と同じ作用だが、これにより離れた位置の住人にアイテムをプレゼントしたり、離れた位置の出荷箱へアイテムを出荷できるようになった。ただし水面に対してアイテムを投げると、貴重品以外は失われてしまう。貴重品の場合は無くし物として自宅のベッド横に届く。
※この「投げる」の解説は、「ルーンファクトリー3」の解説の一部です。
「投げる」を含む「ルーンファクトリー3」の記事については、「ルーンファクトリー3」の概要を参照ください。
「投げる」の例文・使い方・用例・文例
- 硬貨を投げる
- 投げ矢を投げる
- ボールを空高く投げる
- ど真ん中の球を投げる
- 速球を投げる
- ボールを投げる
- 池に石を投げる
- 彼にボールを投げる
- そこに僕がボールを投げる
- 投手がスピッターを投げるのを見たことがありますか。
- チェンジアップを投げる
- 鋭く曲がるカーブを投げる
- ハーラーとは、何かを投げる人という意味です。
- 投げ荷を船外に投げる
- ピッチャーは二塁にけん制球を投げるふりをした。
- ボールを軽く放り投げる人
- あなたはそれを上手に投げることができましたか?
- 私はその男の子がボールを投げるのを見た。
- その男の子がボールを投げるのを見た。
- 彼は正確にボールを投げる。
品詞の分類
- 投げるのページへのリンク