その他ギュスターヴ編に登場する人物
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「サガ フロンティア2」の記事における「その他ギュスターヴ編に登場する人物」の解説
ギュスターヴ12世 / Gustav XII 現在のフィニー国王で、厳格な人物として知られる。ギュスターヴの父親。かなり政略家かつすぐれた軍人で、その手腕でメルシュマンを統一するも、南方進出を図ろうとした矢先の1245年、原因不明の急逝。暗殺だったとの噂も。13世とは親子の縁を絶った上での死別だった。 ソフィー・ド・ノール / Sophie ギュスターヴ12世の妻でノール侯の娘。ギュスターヴと共に城を出ることを選び、彼を多くの愛情で育てた人物。 フリン / Flin ギュスターヴと幼少期に知り合い、それからずっと行動を共にしている弟分。気が弱く、戦闘の機会はない。ギュスターヴと同じく術不能者であり一番の理解者でもある。ギュスターヴと運命を共にする。 レスリー・ベーリング / Leslie Behring グリューゲルの豪商ベーリング家の娘。ギュスターヴが心を許す女性で、彼女も何かとギュスターヴを気にかける。 ムートン / Mouton ワイド侯に仕え政治の全般を任されていた人物。ギュスターヴが領地を奪取した後も留任し、金属を重視した軍政に貢献する。また、ネーベルスタンがワイドを去った折、シルマールを招聘し彼の説得に寄与した。 トマス / Thomas ヤーデ伯。ケルヴィンの父。ワイド奪取やバケットヒルの戦いにおいてギュスターヴを支援した。 カンタール / Cantal ギュスターヴ12世に父を殺されたオート侯の息子。黒い噂が絶えない。フィニー王女マリーとは夫婦の間柄であったが、父の仇とも言える12世の娘であり、年上でもある彼女との屈辱的な政略結婚は実を結ばず離婚。精力旺盛で23人もの大勢の子孫をもうけるが、そんな彼でも、マリーとは目も合わせなかった(やがてあまりの冷たさにマリーが耐え切れなくなった)ようだ。ギュスターヴの没後、素早い決断と巧みな外交により諸侯らを味方に引き入れ、ケルヴィンと覇権を争うことになるが、志半ばにしてこの世を去る。 ギュスターヴ14世 / Gustav XIV ギュスターヴ12世の三男であるが、13世・フィリップ1世とは異母兄弟にあたる。12世の死後フィニー王位を継ぐが、1248年、13世との王位継承戦争(バケットヒルの戦い)に敗退。13世とは生まれながらの政敵である自分の立場を自覚しており、温かい言葉を交わすこともなくハンの廃墟において捕虜の辱めを受け、処刑される。 フィリップ / Philippe ギュスターヴ12世の次男。ギュスターヴ13世の実弟。13世が儀式に失敗して追放されてしまった時に、兄と共に母ソフィーも追放されてしまった上にそのまま死に別れたことで母を死なせた男として兄を恨む。1248年、バケットヒルの戦いで勝利しテルムに帰還したギュスターヴと和解するが、1255年、ファイアブランドの儀式で2世(下記)が暗殺された直後、ファイアブランドを手にしアニマを暴走させ、ドラゴン(火竜)に変身。暗殺者を焼き殺し、2世の遺体を抱えて飛び去った。後、野盗やモンスターが入り込み炎上したハン・ノヴァで戦うフィリップ3世を守るように謎の火竜が現れるが、彼との関連は不明。 フィリップ2世 / Philippe II フィリップ1世の実子。正統なフィニー王として伯父ギュスターヴ13世の後継者として育てられるが、ファイアブランドの儀式の直後、13世の命を受けたと主張する暗殺者の襲撃を受けて殺される。 マリー / Marie フィニー王女でギュスターヴ13世の実妹。オート侯カンタールに嫁いだもののその愛情を受けることもなく離縁し、兄の親友であるケルヴィンと再婚。夫婦仲は良好だったらしくチャールズとフィリップ3世をもうける。 チャールズ / Charles ケルヴィンの長男。ケルヴィンの死後ヤーデ伯爵家当主となる。ヤーデ伯家には稀な、深慮と人望に欠けた性格だったとされる。伝統や儀礼よりも力を信奉しており、特に政敵へ向ける言葉は辛らつで、それが原因でヌヴィエムから復讐の対象となり、ヤーデ伯家の危機を招くことになった。カンタールの死後、急速に力を蓄え、ギュスターヴ13世の遺志を継ぐ者として覇権を握ろうと画策する。和平会議を建前にしてロードレスランドを手中に収めようと計画を進め、ハン・ノヴァ攻略を目前にするも、偽ギュスターヴとの戦いで戦死した。 フィリップ3世 / Philippe III ケルヴィンの子で、チャールズの実弟。フィニー王位を継ぎファイアブランドの継承者となる。ケルヴィンとマリーの性格を受け継ぎ、温厚で正義感が強い。ハン・ノヴァにモンスターが攻め込んで来た際、軍の先頭に立ち続け、最後までギュスターヴの都であるハン・ノヴァを守ろうとした。名前はフィリップ2世の悲劇を悲しんだギュスターヴの願いで名づけられた。 デーヴィド / David チャールズの子。父の死後家督を継ぎ、1305年史上名高いサウスマウンドトップの戦いに勝利。その後和平政策に務め、その治世は「デーヴィドの平和」と称される。祖父ケルヴィンの誠実さと父チャールズの行動力を併せ持っている。 ヌヴィエム・ドラングフォルド / Neuvieme De Langford オート侯カンタールの9番目の娘。プルミエールの実姉。チャールズに「子供ばかり作っている犬の子」と馬鹿にされた為、以後ヤーデ伯を憎み、その個人的な復讐心のために世界を回って戦火の火種を燻らせていたが、その行動がカンタール没後に後継者戦争の拡大を招き、多くの人々を戦火に巻き込む結果を招いてしまい、その行動を忌み嫌った妹・プルミエールに出奔されてしまう。 エドムンド / Edmund ラウプホルツ公。ヌヴィエムに説き伏せられてカンタール亡き後の後継者戦争に参戦。ヤーデ伯ケルヴィンに敗れ、敗走する。なお、ラウプホルツ公は作中3代代替わりしており、ウィルの時代にグラン・ヴァレで法外な通行税を要求するラウプホルツ公と、サウスマウンドトップの戦いで援軍に来るラウプホルツ公はそれぞれエドムンドとは別人である。 ショウ王 / Show ナ国の王で、ヤーデ伯の主君。チャールズへの復讐を画策していたヌヴィエムの進言を受けたことで、後継者戦争に介入し、事態を複雑化させてしまう。 ダイク / Dyke フリンの息子。父に似ず軍事的才能を開花させ若くして軍団長となる。ギュスターヴの没後はケルヴィンの部下として活躍する。 ハン・ノヴァ建設担当者 / Mayor Of Hahn-Nova ギュスターヴ13世の命を受けハン・ノヴァの建設を行う人物。名前が不明であり、本人自身が名乗るほどの者ではないと語る。歓楽街の建設に執着がある。 バット / Bat シナリオ「ギュスターヴと海賊」で登場する。銀帆船団の一員。男爵の理想を引き継ぎたいと考えている。
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