す・える〔すゑる〕【据える】
読み方:すえる
1 物を、ある場所に動かないように置く。「大砲を—・える」「三脚を—・える」
2 建造物などを設ける。「本陣を—・える」「関所を—・える」
4 ある地位や任務に就かせる。「部長に—・える」「見張りに—・える」
5 心をしっかりと居定まらせる。「度胸を—・える」「腹を—・える」
7 灸(きゅう)をする。「灸を—・える」
「矢形尾の真白の鷹をやどに—・ゑ掻(か)き撫(な)で見つつ飼はくし良しも」〈万・四一五五〉
「世の中の常の理(ことわり)かくさまになり来にけらし—・ゑし種から」〈万・三七六一〉
[下接句] 肝(きも)を据える・灸(きゅう)を据える・腰を据える・尻(しり)を据える・腹を据える・御輿(みこし)を据える・目を据える
す・える【×饐える】
すえる
すえる
すえる
例「あで!このにくぁもうすえちゃーら」
=「あら!この肉はもう腐ってるよ」
※某スーパーCM曲の替え歌として
「♪今日もご飯が余ったわ~、今日もお肉がすえてるわ~」
などというものもあるようだ。
すえる
すえる(1)
《標準語》(仏壇やお墓などに)お供えする
《用例》「このお菓子、お墓にすえたぎょ」(このお菓子は、お墓にお供えしてあげよう)。
《用例》「金や酒は、生きとるうちにすえてごせいや」(お金やお酒は、生きているうちにお供えしてくれよ)。
《参照》動詞活用表(すえる)
すえる(2)【饐える】
すえる
据
据 |
饐
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