福岡一家4人殺害事件 本事件発生

福岡一家4人殺害事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 01:32 UTC 版)

本事件発生

住居侵入・妻Bを殺害

  • 住居侵入・妻子3人殺害現場:福岡市東区馬出四丁目・被害者男性A(当時41歳)宅[1]

3人は2003年6月20日0時過ぎごろ、正当な理由なく1階仏間の無施錠の窓から侵入した[4](住居侵入罪)[24]。当初は被害者Aがベンツで帰宅してくるところを待ち伏せ、家人が玄関を解錠したところでAに刃物を突き付けて一緒に家の中へ押し入る計画だったが、ZがA宅1階仏間の窓が開いているのを確認したため、3人それぞれ手袋をはめた上でZを先頭に窓から土足のまま侵入した[25]。3人は屋内の様子を窺い「1階浴室で男性Aの妻B(当時40歳)が入浴中で、2階子供部屋ではA・B夫妻の長男C(当時11歳)・長女D(当時8歳、Cの妹)兄妹が就寝中である」ことを確認した後、Xの提案で「X・Zが入浴中のBを殺害し、その間Yが2階子供部屋を見張る」ことにし、X・Zは髪の毛が落ちないよう階段下の帽子掛けに掛けてあった帽子をかぶった[25]

0時15分ごろにZ・Xが1階浴室に相次いで侵入したところ、入浴中だったBが2人に気付いて悲鳴を上げ、手に持っていた洗面器を投げつけようとした[25]。そのためZは洗面器を蹴り、2人がかりでBに襲い掛かってBの身体を湯の入った浴槽内へ仰向けに押し倒した上、Zは中腰の姿勢になり、左手でBの右手首を押さえつけながら右手でBの前頸部を掴んでその顔を浴槽内の湯の中に押し入れた[25]。Xも浴槽内に入ってBの手足を両手で押さえつけ、10分ほどそのままの体勢を続けて被害者女性Bを殺害した(強盗殺人罪)[25]。Bの死因は頸部圧迫・湛水溺水による窒息死である[25]

Bが死亡するとXは死体をうつ伏せの状態にし、後ろ手にしたBの両手首に手錠を掛けた[25]

長男Cを殺害

X・Zは浴槽を出ると台所を経て6畳居間に入り、Xがソファ脇のカバン掛けに掛かっていたバッグなどの中身を確認してBの財布から現金約15,000円・キャッシュカード数枚および預貯金通帳十数冊を抜き取って強取した[25]。そして2人はともに2階へ上がり、2階廊下にいたYに「Bを殺害した」と伝えると、3人はYの提案で「まずは2階子供部屋の2段ベッド下段で就寝しているCをその場で殺害し、上段で寝ているDを人質にして、ベンツで帰宅するAから暗証番号を訊き出す」と決め、Zを先頭に子供部屋へ入った[25]。0時30分ごろ、Zが2階子供部屋で仰向けになって就寝していたCの顔面全体を覆うように枕を強く押し付け、Yが片足をベッドの上に上げてCの体に馬乗りになり、両手でCの両手を掴み、両脇・膝を使ってCの身体を抑え込んだ[25]。しかしCが息苦しい様子で必死に顔を左右に動かしていたため、YはCの身体を抑えつけながら右手を伸ばして枕の下に入れ、右手でCの前頸部を掴んで絞めつけることで被害者男児Cを絞殺した(強盗殺人罪)[25]。Cの死因は扼頸による窒息死で、XはYがCを絞殺する途中、Zに代わりCの身体を抑えつけていた[25]

Cを殺害した直後、Xは2段ベッド上段で寝ていたDを起こし、その口元にYから渡された透明粘着テープを張り付けるとともにDを後ろ手にして手錠を掛けた[25]。YがDを抱えて1階に降り、6畳居間のソファに座らせるとXが怯えるDから一家の家族構成などを訊き出した[25]。一方でそのころZはそれまでに2人を殺害したことで疲れを覚えたため、見張りを口実にX・Yの2人から了承を得た上で家の外に出てA宅から約100メートル離れたビルの階段脇に座って休んでいた[25]

Aを襲撃・長女Dを殺害

1時40分ごろ、Aがベンツを運転して帰宅し家の中に入ると、Xが1階台所でAを「こっちに来い」と怒鳴りつけ、娘DがYにより頸部にナイフを突きつけられている状況を見せながら「座れ」と命じた[25]。Aは跪き「娘を殺さないでくれ。お前たちの言うことを聞く」と言って哀願したが[25]、結果的にその哀願は聞き入れられなかった[1]。XはAを後ろ手にして手錠を掛け、脚にも手錠を掛けた上で、Aが落とした小さなバッグから現金約22,000 - 23,000円およびキャッシュカード・預金通帳を強取した[25]。一方でZはAが運転するベンツがA宅車庫に入るところを確認したため再びA宅に戻り、1階台所に赴いたところでAが後ろ手に手錠を掛けられ、両足を前に伸ばして座っているところを認めた[25]

その後XがAを1階廊下に移動させ、キャッシュカードの暗証番号を尋ねたが、Zに「こいつは正直に答えていない。蹴りに来て」と指示したため、ZがAの背後から右足で回し蹴りのようにAの肩か頭付近を蹴りつけたところ、Aの身体が洗面所入口の引き戸に当たってガラスが割れた[25]。Aがキャッシュカードの暗証番号として4桁の番号を話すと、ZはXから渡されたキャッシュカードにその番号を書いてXに手渡したほか、Xから命じられたように階段下のカバン掛けの脇に置いてあった電気掃除機のコードを包丁で切断し、そのコードでAの上半身・手首・上腕部を縛り、顔面などにも透明粘着テープを巻き付けて口唇部を塞いだ上、Aを玄関の上がり框に移動させ、8畳和室のパイプハンガーから持ち出したネクタイでその両膝を縛り、両足首もベルトで縛り付けた[25]。その上でX・ZはAをうつ伏せにし、頸部にネクタイを巻き付けた上で両端をそれぞれ掴み、2回にわたり互いに強く両端を引っ張り合うことでAの頸部を絞めつけ、Aを絞殺しようとしたが、Aがなかなか死ななかったためいったん殺害を中止した[25]

XはAの首を絞めていたネクタイを持ってDがいた1階6畳居間に行き、Yの膝の上に横向きに抱えられていたDの頸部にネクタイを巻き付けると、X・Yの2人がその両端をそれぞれ掴んで強く引っ張り合うことでDの頸部を絞めつけ、居間にて被害者女児Dを殺害した(強盗殺人罪)[25]。Dの死因は絞頸による窒息死で、殺害時刻は「1時40分 - 2時50分ごろの間」とされる[25]

妻子3人の死体遺棄・Aを殺害

  • 死体遺棄現場:福岡市東区箱崎ふ頭四丁目(博多港・箱崎ふ頭岸壁) - A宅から北西へ約3.5キロメートル(km)離れた博多湾に面する岸壁[12]

その後3人はBらの死体を海に投棄しに行くことを決め、まずX・Yが2階子供部屋から長男Cの死体を抱えてきて玄関の上がり框にうつ伏せになっていたAの足元に置いたほか、布に包んだ妻Bの死体を玄関まで運んだ一方、Zはベンツを車庫から出してA宅の玄関付近に駐車した[25]。2時50分ごろ、X・Yは長男Cの死体をベンツ後部座席に運び入れてからベンツに乗り込み、Zがベンツを運転して出発した[25]。3人はいったんY宅に立ち寄り、X・YがY宅からダンベル2個・箱型鉄製重りを持ち出してベンツに積み込んだ上で箱崎ふ頭付近の岸壁へ到着し、3時過ぎ頃になって3人はCの死体をベンツから降ろして岸壁まで運び、左手首にダンベル(重さ約9.5キログラム)を手鍵で結び付けた上で死体を岸壁から海中に投棄して遺棄した(死体遺棄罪)[25]

3人はいったんZが運転するベンツでA宅に戻り、3時50分ごろにXかYが長女Dの死体を抱えてベンツ後部座席に運び入れたほか、3人で[25] 瀕死状態の男性A[4] を同じくベンツ後部座席に乗せ、最後にX・Yが布に包んだ妻Bの死体をAの上に乗せた[25]。Zはコードを切断した電気掃除機・血痕が付着した玄関マットをBの死体の上に乗せた上でベンツを運転して箱崎ふ頭岸壁に至ったが、車中でXが「3,4万円しかなかった。銀行には少ししか金が入っていないから(預金は)下ろしに行かない」などと発言した[25]

4時過ぎごろ、箱崎ふ頭岸壁に到着するとXがBの死体の右手首に箱型鉄製重り(約30.45キログラム)を手錠で結び付け、X・Y・Zの3人でBの死体を岸壁から海中に投棄して遺棄した(死体遺棄罪)[25]。3人は引き続きAの左手首にダンベル(重さ約9.5キログラム)を手錠で結び付け、そのダンベルに長女Dの死体の左足首を手錠で結び付けた上で、そのまま岸壁から海中に投棄することで長女Dの死体を遺棄する(死体遺棄罪)とともに、被害者男性Aを殺害した(強盗殺人罪)[25]。Aの死因は海水吸引による溺死だった[25]

この間に3人が被害者A一家4人を皆殺しにして奪った金品は現金約37,000円とキャッシュカード数枚・預貯金通帳約17冊だった[注 6][4]

犯行後の行動

一家4人を殺害して遺体を海中に沈めた後、3人はXの提案でコードの切断した電気掃除機・血痕が付着した玄関マットなどを岸壁から少し離れた路上に放置されていた廃車の中に捨てた[26]。その上で3人は「Aら一家4人が自発的に行方不明になった」ように偽装するため、Zがベンツを運転して福岡県久留米市内へ向かい、5時過ぎごろに工場駐車場内にベンツを放置して九州旅客鉄道(JR九州)・久留米駅へ向かった[26]

ZはXから分け前として1万円札1枚を受け取った上でX・Yと別れ[26]、3人はそれぞれJR・バスで福岡市へ戻った[1]。Zは1人でJR博多駅へ戻り、帰宅する途中で強盗殺人の犯行に使用した透明粘着テープ・手袋などをゴミ袋に入れて処分したほか、X・Yも久留米市内でA宅から持ち出したキャッシュカード・預貯金通帳などを民家のごみ袋に入れて処分した[26]

しかし事件翌日(2003年6月21日)に福岡県警が東警察署に捜査本部を設置して捜査を開始したため、犯行発覚を恐れたX・Yは同月24日に知人から旅費を借りて福岡空港から日本を出国し[1]上海浦東国際空港行きの飛行機で中華人民共和国へ逃亡した[26]

一方で逃走資金がなかったZは2003年6月27日、金を無心しようと[26] かつて同居していた[4] 知人の中国人女性(当時28歳)が住んでいた福岡市博多区堅粕四丁目の[27] 住居へ出向いたが、知人女性からアルバイト先を訪れたことに文句を言われて立腹し、顔面を両手拳・掌で多数回殴打して左右眼窩部・鼻根部皮下出血・下唇部粘膜下出血など、全治約2週間の怪我を負わせた(傷害罪)[4]

Zはその後、交際相手から帰国するための逃走資金を用立ててもらい、8月6日に中華人民共和国へ帰国しようとしたが、この傷害事件に関する容疑で、日本で通常逮捕された[26]


注釈

  1. ^ a b 加害者Z(2019年12月26日に福岡拘置所で死刑執行)は1979年(昭和54年)11月14日生まれ(40歳没)[14]
  2. ^ ZがYと出会ったインターネットカフェは当時、中国人留学生らのたまり場になっていた[17]
  3. ^ 冒頭陳述では「Xがアルバイト先へ通う途中」[18]、Z逮捕直後の報道では「Xの通学路途中」となっている[1]。Xは被害者A一家とは面識こそなかったが子供2人(C・D)を含めた家族構成を把握していた[1]
  4. ^ この時、Yの姿が店の防犯カメラに映っていた[18]
  5. ^ 同事件で加害者Zら3人は強盗致傷罪で逮捕されたが、福岡地検は被害者の怪我が極めて軽微だったことから強盗罪を適用している[21]
  6. ^ 逮捕直後の報道では約40,000円だが[3]、刑事裁判の事実認定では約37,000円となっている[2]
  7. ^ 加害者Zに逃走費用を渡したなどとして、犯人隠避入管難民法違反の罪で起訴されたこの中国人女性は、2004年7月14日に福岡地裁(國井恒志裁判官)にて懲役2年・執行猶予3年・罰金20万円(求刑:懲役2年・罰金20万円)の有罪判決を受け[28]、第一審で確定した[29]
  8. ^ 中国の国内法では判決から5日以内であれば被害者側が検察に控訴を促すことができる[40]
  9. ^ 同公判では調書9通が証拠提出されたが、事件に至るまでの経緯について供述した2通は却下された[29]。なおこれらの調書は同年4月、犯人隠避罪などに問われた被告人Zの元交際相手の公判でも参考人調書として採用されている[29]
  10. ^ 第一審判決は記事中で原告を匿名としていたことなどを理由に損害額を低く見積もったが、控訴審判決は「『記事で指されている人物=原告』であることは面識のある人ならば容易にわかる」との理由から賠償額を増額した[62]
  11. ^ 1,100万円は一般市民の名誉毀損事件における損害賠償額としては異例の高額だった[62]
  12. ^ 原告は判決の結論を『週刊文春』誌上に掲載することも求めていたが、東京高裁は「真犯人が有罪判決を受けたことで原告の嫌疑は払拭されている」ことなどを理由に退けている[66]

出典

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  61. ^ a b 『読売新聞』2005年8月29日西部夕刊第一社会面11頁「福岡一家殺害、犯人扱い 新潮社側にも賠償命令/東京地裁」
  62. ^ a b 『読売新聞』2006年12月28日東京朝刊第三社会面29頁「メディア、高額賠償命令が相次ぐ 昨年9月から1年間、300万円以上が13件」
  63. ^ 『読売新聞』2006年3月1日西部朝刊第二社会面34頁「福岡一家殺害巡る週刊新潮の名誉棄損 賠償額770万円に増額/東京高裁」
  64. ^ 『朝日新聞』2006年8月31日西部朝刊第三社会面29頁「福岡一家4人殺害、新潮社の賠償確定 最高裁」(朝日新聞西部本社)
  65. ^ a b 『読売新聞』2006年9月29日東京朝刊第三社会面37頁「記事で犯人扱い、文春に賠償命令 福岡一家4人殺害巡り/東京地裁」
  66. ^ a b 『読売新聞』2007年8月7日西部朝刊第二社会面30頁「福岡一家殺害報道で文春に再び賠償命令/東京高裁」






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