シーベルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 05:29 UTC 版)
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シーベルト sievert | |
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記号 | Sv |
度量衡 | メートル法 |
系 | 国際単位系 (SI) |
種類 | 固有の名称と記号を持つSI組立単位 |
量 | 線量当量・等価線量 |
組立 | J/kg |
定義 | 1 Gyに修正係数を乗じた量 |
語源 | ロルフ・マキシミリアン・シーベルト |
一貫性のあるSI組立単位として、J/kgと定義されている。しかし実用上は Sv は大きすぎる[注 2]ため、
注釈
- ^ 計量法でも国際単位系でもシーヴェルトではない。「ボルト」が「ヴォルト」ではなく、「リットル」が「リッター」でないことと同じ。
- ^ なお、一般に等価線量として対象組織の総被曝線量が数Svを超えて算出される場合は、放射線荷重係数の適用領域を超えてしまっているため、接頭辞が無い(1倍)かデカ(10倍)以上だと等価線量としてシーベルトを使うことはできない(なお接頭語が付いたミリシーベルト(10−3 Sv)以下の単位が使えるかどうかは不明)。このような場合は、吸収線量としてGy(グレイ) が用いられる[5]。
- ^ 放射線の種類ごとに定められた人体の障害の受けやすさ
- ^ バールが一貫性がないために、パスカルとその倍量単位のヘクトパスカルが使われるようになったことと同様である。
出典
- ^ スウェーデン語発音: [ˈsiːvəʈ]
- ^ 計量単位規則 別表第2、線量当量の欄
- ^ [1] 計量単位令. e-GOV. (1992). "別表第1、項番64、線量当量"
- ^ [2] BIPM 著、産業技術総合研究所 計量標準総合センター 訳『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2020年3月、106頁。
- ^ 草間(2005) p. 22.
- ^ a b c d e f 南茂夫、木村一郎、荒木勉『はじめての計測工学』改定第2版、講談社、2012年12月、ISBN 9784061565111
- ^ a b #計量単位令(1992) 別表第1、項番64
- ^ 計量単位規則 別表第9 および備考1
- ^ #計量単位令(1992) 別表第1、項番65
- ^ “Q22 :チェルノブイリでは、0.09マイクロシーベルト /時で子供が変調、病気になり、0.16マイクロシーベルト /時で大人が約5年未満で白血病になったと聞きました。だとすると、政府が設定した0.23マイクロシーベルト/時という基準はあまりにも安全を無視した基準ではないでしょうか。”. 経済産業省・資源エネルギー庁. 2018年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月20日閲覧。
- ^ “_QA2-20 年間の追加被ばく線量1ミリシーベルト(mSv/年)と、空間線量率毎時0.23マイクロシーベルト(μSv/h)の関係について教えてください。”. 環境省 (2017年3月31日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ a b “QA11 福島県における避難基準とチェルノブイリ原発事故時の避難基準の違いは何ですか”. 環境省 (2013年1月16日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ JCO事故・健康被害訴訟 第18回公判 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
- ^ 線量率と生物学的効果 原子力百科事典ATOMICA
- ^ “CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
- ^ “The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。
シーベルトと同じ種類の言葉
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