道家とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 文化 > 道家 > 道家の意味・解説 

どう‐か〔ダウ‐〕【道家】

読み方:どうか

中国諸子百家の一。老子荘子の説を奉じ学者総称万物生成原理である道の思想基礎に、無為自然による処世説いた

道教奉ずる人。道士


どう‐け〔ダウ‐〕【道家】

読み方:どうけ

⇒どうか(道家)


どうか 【道家】

中国道教奉ずる人。道士。②先秦時代老荘一派虚無恬淡無為の説を奉じ学者総称諸子百家一派儒家と二大学派をなす。

道家

読み方:ドウケ(douke)

所在 高知県安芸郡芸西村

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

道家

読み方
道家どうけ
道家どうや
道家みちいえ
道家みちや

老荘思想

(道家 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 07:21 UTC 版)

老荘思想(ろうそうしそう)は、中国で生まれた思想諸子百家道家(どうか)の大家である老子荘子を合わせてこう呼ぶ。道家の中心思想としてとりわけ魏晋南北朝時代に取りあげられた。


  1. ^ 漢書巻29~30 第82頁 (圖書館) - 中國哲學書電子化計劃” (中国語). ctext.org. 2021年4月25日閲覧。
  2. ^ 王中江 著、吉田薫 訳 『簡帛文献からみる初期道家思想の新展開』東京堂出版、2018年。ISBN 9784490209891 第2章から第4章
  3. ^ 疋田啓佑「老子河上公注について」『九州中國學會報』1965年、p.38
  4. ^ 宇佐美文理雑家類小考」 『中国思想史研究』 25巻 中国哲学史研究会、2002年。p.77f


「老荘思想」の続きの解説一覧

道家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 10:23 UTC 版)

中国哲学」の記事における「道家」の解説

詳細は「道家」および「道教」を参照 道家は『老子道徳経』や『荘子』などに代表される哲学思想一派である。道家と道教の関係については、前者宗教化して後者発展したとの意見もあるが、一方道教は道家のイメージ教典借用しただけであり、「道教道家思想は全く別個ののである」とする意見もある。 「道」字義的には「みち」を表す。しかし道家・道教において大抵の場合道は、宇宙全体取り巻いているが「道」という以上に言葉で表すことも感じることもできない力を表す形而上学的な術語である。有名な中国哲学派は全て倫理的な生活に関して進むべき正し「道」探求してきたが、道家では「道」はより抽象的な意味をとり、これによってこの学派名づけられることになった。道家は非活動(「無名」)、柔の強さ、自然さ、それに相対主義称揚する。道家は活発な道徳性学派である儒学ライヴァルとされてきたが、このライヴァル関係は「外面的に儒学実践し内面的には道家を実践する」という成句和解され、パースペクティヴ与えられる。しかしその主な標語は「統治しなければいけないなら若者統治しろ」である。大帝場合道家が重視するのは人の世界を良くしようという試み実際に世界悪くするという否定できない事実とされるものは何かということである。そのため自然や人間情動潜在的に危害加えうる干渉最小限にして、調和しようとすることがより良いことだということになる。

※この「道家」の解説は、「中国哲学」の解説の一部です。
「道家」を含む「中国哲学」の記事については、「中国哲学」の概要を参照ください。


道家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 16:30 UTC 版)

老荘思想」の記事における「道家」の解説

目録学図書目録 七略 芸文志 経籍志 七志 七録 崇文総目 郡斎読書志 直斎書録解題 史略 通志 四庫提要 日本国見在書目録 図書分類法 七略 四部分類 諸子百家 術数学 目録学劉向 劉歆 鄭樵 章学誠 余嘉錫 関連項目 漢籍 書誌学 校讐通義 叢書 (漢籍) 表 話 編 歴 『漢書』芸文志諸子百家分類由来になった図書目録によれば漢代当時には以下の37作品37家937篇)の道家文献存在したしかしながら、現在では大半散佚しており、現存していても漢代以降偽書とされる場合が多い。 20世紀後半には、長らく散佚していた『黄帝四経中国語版)』が馬王堆漢墓から発見されている。また、郭店楚簡太一生水』や上博楚簡『恒先』『凡物流形』といった、『漢書』芸文志載っていない新出文献や、『老子』『文子』の異本発見されている。

※この「道家」の解説は、「老荘思想」の解説の一部です。
「道家」を含む「老荘思想」の記事については、「老荘思想」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「道家」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

道家

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 13:35 UTC 版)

名詞

どうかどうけ

  1. 哲学諸子百家一つ老荘思想奉ずる学派
  2. 道教奉ずる人。

発音(?)

ど↘ーか
ど↘ーけ

「道家」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



道家と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「道家」の関連用語

道家のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



道家のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの老荘思想 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの中国哲学 (改訂履歴)、老荘思想 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの道家 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS