iPad Air (第4世代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 07:24 UTC 版)
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製造元 | Apple |
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種別 | タブレット型メディアプレーヤー/コンピュータ |
世代 | 第4世代 |
OS | iPadOS 14(初期搭載)→iPadOS 18.2 |
SoC | Apple A14 Bionic 6コア ARM64 |
ストレージ |
フラッシュメモリ 64 & 256 GB |
ディスプレイ |
10.86インチ (276 mm) 59:41 アスペクト比 画面解像度: QXGA+ (2,360 x 1,640 px) (264 ppi), 59:41 アスペクト比, LEDバックライト IPS LCD display(フルラミネーション) |
グラフィック | 4コア |
入力機器 | Apple Pencil対応マルチタッチタッチスクリーンディスプレイ, ヘッドセットコントロール, 近接センサーとローキー照明センサー, 3軸加速度計, デジタルコンパス[1] |
デジタルカメラ |
バックカメラ:HDビデオ撮影 1080p、4K、最大60fps、オーディオ入り)静止画(5倍デジタルズーム、1200万画素、バーストモード対応) フロントカメラ:HDビデオ撮影(1080p、最大30fps、オーディオ入り)静止画(700万画素) |
外部接続 |
Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax、MIMO対応), Bluetooth 5.0, /USB-C 5Gbps Wi-Fi + Cellular モデルは以下も含む: UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) ギガビット級LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、34、38、39、40、41、46、66)4) ※データのみ[1] |
電源 |
3.75V, 28.6Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵 最長10時間のバッテリー駆動 |
オンラインサービス | iTunes Store, App Store, Apple Books ブックストア, iCloud, Game Center, Safari |
サイズ |
247.6mm (h) 178.5mm (w) 6.1mm (d) |
重量 |
Wi-Fiモデル: 458g Wi-Fi + Cellularモデル: 460g |
前世代ハード | iPad Air (第3世代) |
次世代ハード | iPad Air (第5世代) |
関連商品 | iPod touch, iPhone |
ウェブサイト | iPad Air |
2020年9月15日に発表されたiPad Air(アイパッドエア)は、Appleが開発、販売したタブレット型コンピュータで、iPad Airシリーズとしては第4世代にあたる機種である。
概要
2020年9月15日(米国時間)にiPad Airの第4世代として発表された[2]。10月23日に発売。
TSMCによって業界初の5nmプロセスで製造されたA14 Bionicを初採用し高性能化した。ホームボタンを廃止したフルスクリーンディスプレイを採用し、Touch IDはトップボタン(電源ボタン)に内蔵されている[3]。TrueDepthカメラを備えていないため、Face IDには対応していない[3]。イヤホンジャックは廃止されている。第2世代のApple PencilとLogitech Crayon[4]とその他サードパーティー製ペンシルに対応し、Smart Keyboard Folioに加えてMagic Keyboardも利用できる。ディスプレイは角を丸めたLiquid Retinaとなり、第3世代の10.5インチから10.9インチに大型化している。11インチiPad Proとよく似た形の筐体を採用しているが、ディスプレイはProMotionテクノロジーには対応していない。
iPad Airシリーズとしては初となるUSB-C (5Gbps)を採用している。
カラーバリエーションはシルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色展開である[3]。11インチiPad Pro(第2世代)と比較して、厚みが0.2mmだけ増えているものの、Wi-Fiモデルは10g、Wi-Fi + Cellularモデルは8g軽くなっている。USB-C充電ケーブル(1m)と、20W USB-C電源アダプタを同梱している[3]。第3世代までは端末下部に2基のスピーカーが搭載されていたが、このモデルのスピーカーは本体側面の上部と下部には1基ずつ搭載されていて、従来の縦向きではなく、横向きに設置したときにステレオサウンドが楽しめるようになった[5]。
Wi-Fi + CellularモデルのSIMカードは、nano-SIM(Apple SIM)、eSIMに対応している[3]。
脚注
- ^ a b “アップル - iPad Air仕様” (Sep 17, 2020). 2020年9月22日閲覧。
- ^ “Apple、最も先進的なA14 Bionicチップを搭載した最新のiPad Airを発表”. Apple Newsroom. 2020年9月23日閲覧。
- ^ a b c d e “iPad Air (第4世代) - 技術仕様”. Apple(日本). 2023年4月14日閲覧。
- ^ “Logicool Crayon for iPad - オレンジ”. Apple(日本). 2021年4月24日閲覧。
- ^ https://corriente.top/ipadair4thgen-review/
iPadモデルの変遷
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外部リンク
先代 iPad Air (第3世代) |
iPad Air (第4世代) 第4世代 |
次代 iPad Air (第5世代) |
「iPad Air (第4世代)」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPadが発表される
- 1月27日,アップル社はサンフランシスコでの記者会見で新しいタブレット型コンピュータ「iPad(アイパッド)」を発表した。
- iPadは厚さが約1.3センチ,重さが約680グラムだ。
- ユーザーはタッチパネルでiPadを簡単に操作することができ,インターネットや写真,ビデオ,音楽,ゲームを楽しんだり,電子メールを送ったりできる。
- アップルはまた,iPadで電子書籍を買って読むことができるようになる新しいアプリケーション「iBooks(アイブックス)」も発表した。
- iPadは3月下旬に世界中で発売される。
- アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は記者会見で,「iPadは我々の最も進んだ技術を反映した魔法のようで革新的な機器であり,驚きの価格で提供されます。」と語った。
- iPadが日本の電子書籍市場を活性化へ
- 5月28日,アップルのiPad(アイパッド)が日本,英国,オーストラリアなど9か国で発売された。
- アップルによると,iPadは4月3日の米国での発売から60日間で200万台以上が売れた。
- iPadの特徴の1つはその電子書籍リーダー機能だ。
- 米国では,iPadとアマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が電子書籍市場を活気づけている。
- 同社はまた,iPad向けにキンドルのアプリケーションを無償提供し始めた。
- iPadの大型画面は雑誌や漫画を表示するのに適していることから,日本の一部ファッション誌はiPad版の制作を開始した。
- iPadの発売によって日本の電子書籍市場が活性化しそうだ。
- iPad(アイパッド)
- アップル社のiPadは5月の発売後すぐにタブレット型コンピュータ市場を独占した。
- iPadは持ち運べて,どこでも使える。
- ユーザーはiPadで電子書籍を読むことができるため,iPadは電子書籍市場を活性化させている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
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