LIVE笑ME!!
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| LIVE笑ME!! | |
|---|---|
| ジャンル |  バラエティ番組 ネタバトル番組  | 
    
| 出演者 |  司会 高田純次 山瀬まみ 1990年4月からのレギュラー SET隊 爆笑問題 テンション ホンジャマカ Z-BEAM  | 
    
| 製作 | |
| 製作 | 日本テレビ | 
| 放送 | |
| 音声形式 | ステレオ放送 | 
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 1989年11月10日 - 1990年9月28日 | 
| 放送時間 | 金曜日 16時00分 - 17時00分 | 
| 放送分 | 60分 | 
『LIVE笑ME!!』(ライブしょうミー)は、日本テレビで放送されていたお笑い番組。1989年11月10日開始、1990年9月28日終了[注釈 1]。
放送時間は、毎週金曜日16:00 - 17:00。
概要
いわゆる「お笑い第三世代」の芸人たちが活躍した番組で、「次のバラエティー界を担う新人たちの発展・育成」を目的としたとされるお笑いバトルライブ番組[1]。
司会は高田純次と山瀬まみ[注釈 2]。本番組のオープニングは「ジュンジ~タカダ~アーンド、マミ~ヤマセ~プレゼンツ、ラァイブショーミー!」というコールでスタートしていた[2]。
前期の内容は、毎週5組の芸人が登場してネタを披露、約150人の観客の投票によってその週の1位と敢闘賞を決定していた[1][2]。1位には3ポイント、2位に2ポイント、3位に1ポイントを贈与、結果発表の際には出場芸人たちは白いサッカーボールと同等の大きさの電球を持ち、ポイント獲得者はその電球が光るという演出であった[2]。そして合計10ポイントを獲得するとチャンピオンとなり、自分をメインとしたスペシャル番組の放映権が贈られ[2]、そのスペシャル番組は当時日本テレビの土曜日深夜1時台で放送されていた単発番組枠『60分放し飼い』の中で放送された(後述)。
観客の投票の集計中は企画やコーナーの時間となり、司会の2人とゲストとのトークや、当時における昨今のお笑い事情を紹介するなどしていた[2]。
1990年4月に、Z-BEAMが10ポイントを獲得してチャンピオンになったタイミングで内容をリニューアル、SET隊、爆笑問題、テンション、ホンジャマカ、Z-BEAMのそれまでのチャンピオン5組がレギュラーに昇格、この時点で8ポイントだったデンジャラスの他、それまで10ポイントに届いていなかった芸人たちは、それまでの獲得ポイントによって1軍・2軍・3軍に振り分けられ、「2軍対3軍」「1軍対2軍」という1対1の対戦形式のネタバトルとなり、勝った方にポイント追加、負けた方はポイントを減らされるというルールに変更された[2]。
出場者一覧
歴代チャンピオン
その他出場者
- 浅草キッド
 - サザンクロス
 - 小脇健次
 - BRAN$(ブランドル)
 - 福原くん
 - 49'S(フォーティーナイナーズ)
 - ビッグブラザーズ
 - ハラホロシャングリラ
 - 柏木みどり
 - ちゃっかりん
 - YOKOHAMA
 - パールピアス
 - 相馬ひろみ(現・藤本芝裕)
 - ジョージボーイズ
 - メキシコ台風
 - コロンボ
 - 今田・東野(今田耕司、東野幸治)
 - 130R(板尾創路、蔵野孝洋)
 - オールディーズ(木村祐一、栩野進)
 - BANG BANG
 
主なコーナー
- もうすぐ笑ME 
    
- (これから注目したいというお笑いタレントを紹介[4])
 
 - お笑いまみの穴
 - 爆笑問題の爆笑じゃあなる
 - モロ師岡のどうこうするつもりはないがっ
 - ホンジャマカの第四世代青田買い
 
ゲスト
([3])
歴代チャンピオンのスペシャル番組
※いずれも当時土曜日深夜1時台で放送されていた単発番組枠『60分放し飼い』の中で放送された。
| 放送日 | タイトル | メイン出演者 | その他の出演者 | 備考 | 
|---|---|---|---|---|
| 1989年12月17日 (12月16日深夜)  |  
     あっ! | SET隊 | 芳本美代子 | ドラマ仕立てで 構成した作品[5]。  | 
    
| 1990年3月4日 (3月3日深夜)  |  
     爆笑問題スペシャル 黒い電波 | 爆笑問題 | 高田純次、山瀬まみ、片岡鶴太郎、 デーブ・スペクター[6]  |  
     |
| 1990年4月15日 (4月14日深夜)  |  
     テンションスペシャル・ NTVジャパン  |  
     テンション | 高田純次、山瀬まみ、久本雅美[7] | |
| 1990年5月27日 (5月26日深夜)  |  
     爆笑連発ホンジャマカTV[8][9] | ホンジャマカ | ||
| 1990年7月29日 (7月28日深夜)  |  
     Z-BEAM TVライブVOL.1 | Z-BEAM | 高田純次[10] | 
備考
- 渋谷直角が本番組の熱心な視聴者の一人であり、毎回の内容や結果などをメモしていた。本番組にまつわる思い出話などを自著『世界の夜は僕のもの』(扶桑社、2021年9月29日刊)に綴っている。
 - 1990年2月から4月にかけて、当時の本番組の裏番組のうちTBS『大岡越前』の再放送を狙い打ちしていじったような文がテレビ欄の本番組の箇所に載っていた。 
    
- 1990年2月23日:「大岡越前よりスゴい・純次・山瀬のお笑い裁き」
 - 1990年3月2日:「越前失禁・お笑い選挙与野党逆転」
 
- (当日TBSのこの時間では『男子バレーボール・日本電気対富士フイルム戦』中継のため大岡越前の放送は休止。当日の放送直前の1990年2月18日には第39回衆議院議員総選挙が執り行なわれている)
 
- 1990年3月9日:「越前逃亡・ギャグもスベるお笑い銀盤の妖精達」
 
- (当日TBSのこの時間では『1990年世界フィギュアスケート選手権・男子・ペア』中継のため大岡越前の放送は休止)
 
- 1990年3月23日:「衝撃・越前を見たい姑を屋根裏に監禁した鬼嫁」
 - 1990年4月13日:「ウフッ、越前の留守に笑MEしたいけない私…」
 
- (当日TBSのこの時間では『バレーボール男子世界選手権・チャレンジカップ’90 日本対イラク戦』中継のため大岡越前の放送は休止)
 
 
脚注
注釈
出典
- ^ a b 読売新聞・東京版 1989年11月10日付テレビ欄での本番組の紹介記事
 - ^ a b c d e f g 渋谷直角『世界の夜は僕のもの』(扶桑社、2021年9月29日刊)ISBN 978-4-594-08954-2 p.35 - 58「1990年お笑い第3世代と『LIVE笑ME!!』」
 - ^ a b 読売新聞・東京版 1989年11月10日 - 1990年9月28日各日付テレビ欄より
 - ^ 埼玉新聞 1989年11月10日付テレビ欄での本番組の紹介記事
 - ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1989年12月22日号 p.57
 - ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1990年3月9日号 p.27、p.59
 - ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1990年4月20日号 p.65
 - ^ 読売新聞・東京版 1990年5月26日付テレビ欄
 - ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1990年6月1日号 p.65
 - ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1990年8月3日号 p.33、p.65
 
| 日本テレビ 金曜日 16:00 - 17:00 枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 | 
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       ドラマ再放送枠
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       LIVE笑ME!!
         (1989年11月10日 - 1990年9月28日)  |  
     
       
       サウンドルーフ
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