instrumental
「instrumental」とは・「instrumental」の意味
「instrumental」とは、楽器に関連することや楽器を用いたものを指す言葉である。また、何かを実現するための手段や道具として役立つことを意味する場合もある。この言葉は、音楽や文学、哲学など様々な分野で使用されるため、その意味は文脈によって異なることがある。重要な覚え方としては、英語の「instrument」(楽器や道具)と関連していることを覚えておくと良い。「instrumental」の発音・読み方
「instrumental」の発音は、インストゥルメンタル(/ìnstrəménṭl/)と読む。アクセントは「メン」の部分に置かれる。「instrumental」の語源・由来
「instrumental」は、ラテン語の「instrumentum」(道具、器具)から派生した英語の「instrument」(楽器、道具)に接尾辞「-al」が付いた形である。この接尾辞は、形容詞を作るために使用されることが多く、その対象が何らかの目的や機能を果たすことを示す。「instrumental」を含む用語・関連する用語
「instrumental(音楽)」とは
音楽用語としての「instrumental」は、歌詞のない楽曲や、歌詞がある楽曲のバックグラウンド音楽のみのバージョンを指す。CDやデジタル音楽配信サービスでは、「instrumental ver.」や「instrumental music」と表記されることがある。これらの楽曲は、映画やテレビ番組のサウンドトラックや、カラオケの伴奏音源として使用されることが多い。「instrumental」の使い方・例文
1. The song has an instrumental version without any vocals.(その曲にはボーカルのないインストゥルメンタルバージョンがある。) 2. She is instrumental in organizing the charity event.(彼女はそのチャリティイベントの組織に重要な役割を果たしている。) 3. The instrumental ensemble performed a beautiful piece of music.(楽器アンサンブルが美しい曲を演奏した。) 4. The instrumental section of the orchestra played a powerful melody.(オーケストラの楽器部分が力強いメロディを奏でた。) 5. The guitarist released an instrumental album featuring his skills.(ギタリストが自身の技術を披露したインストゥルメンタルアルバムをリリースした。) 6. The instrumental music was perfect for setting the mood at the party.(インストゥルメンタル音楽はパーティーの雰囲気を盛り上げるのに最適だった。) 7. The instrumental track is used as background music for the commercial.(インストゥルメンタルトラックがCMのバックグラウンドミュージックとして使用されている。) 8. The pianist composed an instrumental piece for the wedding ceremony.(ピアニストが結婚式のためにインストゥルメンタル曲を作曲した。) 9. The instrumental arrangement of the song highlights the beauty of the melody.(曲のインストゥルメンタルアレンジがメロディの美しさを際立たせている。) 10. The instrumental music helps me focus on my work.(インストゥルメンタル音楽は私が仕事に集中するのを助けてくれる。)器楽曲
器楽曲(きがくきょく)とは、器楽のための楽曲である。対義語は声楽曲。ポピュラー音楽系では英語(Instrumental)の日本語(カタカナ)表記でインストゥルメンタル[1]、インスツルメンタル、インストルメンタル、インストゥメンタル、またはこれらを略してインストなどともいう(対義語はボーカル)。
人声を一切用いず、楽器のみで演奏されれば器楽曲と呼ばれる。狭義には、ピアノなどの独奏楽器のための独奏曲のことをいって、管弦楽、室内楽などと区別する。
また、アニメやドラマなどの劇伴において、主題歌の歌声の部分を楽器で演奏した曲は器楽曲(インスト)、又は旋律(メロディ)のみの管弦楽曲(オーケストラ)であることから「メロオケ」と呼ぶ。菊池俊輔[2]は1970年代に劇伴を作る際、主題歌のインストを多用していた作曲家として知られている。
器楽曲の分類
器楽曲 | 独奏曲(狭義の器楽曲) | ピアノ曲 | |
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オルガン曲 | |||
チェンバロ曲 | |||
ギター曲 | |||
無伴奏ヴァイオリンソナタ、無伴奏チェロソナタなど、無伴奏の擦弦楽器のための作品 | |||
室内楽曲 | ヴァイオリンソナタなど、鍵盤楽器と独奏楽器による二重奏曲 | ||
弦楽四重奏曲 | |||
弦楽五重奏曲 | |||
弦楽六重奏曲 | |||
ピアノ三重奏曲 | |||
ピアノ四重奏曲 | |||
ピアノ五重奏曲 など | |||
合奏曲 | 管弦楽曲 | 交響曲 | |
協奏曲 | |||
狭義の管弦楽曲 | |||
弦楽合奏曲 | |||
吹奏楽曲 |
ポピュラー音楽でのインストゥルメンタル
ポピュラー音楽のインストゥルメンタル曲では主に以下の楽器がリード楽器として用いられる。
- ピアノ
- エレクトリックピアノ
- トランペット
- サクソフォーン
- クラリネット
- フルート
- アコースティック・ギター
- エレクトリック・ギター
- ハモンドオルガン
- シンセサイザー
- エレクトリックベース
- ドラムス
- ウインドシンセサイザー
主なミュージシャン(ジャズ・クラシックを除く)
グループ
- JBズ
- アヴェレイジ・ホワイト・バンド
- ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス
- ザ・ベンチャーズ
- ブッカー・T&ザ・MG's
- インクレディブル・ボンゴ・バンド
- リズム・ヘリテイジ
- MFSB
- ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ
- スカタライツ
- ファンク・ブラザーズ
- トルネイドース
- ザ・ダコタス
- アストロノウツ
- シャドウズ
- ザ・スプートニクス
- マーケッツ
- ルーターズ
- チャンプス
- 女子十二楽坊
国内
- Earth Conscious
- ACOMENTAL
- イエロー・マジック・オーケストラ
- 大瀬戸千嶋
- カシオペア
- カルメラ
- ゴンチチ
- SAKEROCK
- Choro Club
- スペクトラム
- SPECIAL OTHERS
- SOIL&"PIMP"SESSIONS
- sources
- ソノダバンド
- T-SQUARE
- DIMENSION
- te'
- DEPAPEPE
- 寺内タケシとブルージーンズ
- 東京スカパラダイスオーケストラ
- パイナップルボーイズ
- プリズム
- PE'Z
- MAD3
- mudy on the 昨晩
- MONO
- 山弦
- レ・フレール
ソロ(オーケストラの指揮者も含む)
- ラロ・シフリン
- ジョン・バリー
- ニーノ・ロータ
- フランシス・レイ
- エンニオ・モリコーネ
- パーシー・フェイス
- マイク・オールドフィールド
- ヴァンゲリス
- フェラ・クティ
- フェミ・クティ
- サム・テイラー
- ピーナッツ・ハッコー
- ピエール・ポルト
- シル・オースチン
- フランク・プゥルセル
- ビリー・ヴォーン
- ポール・モーリア
- ニニ・ロッソ
- レイモン・ルフェーブル
- デイヴ・グルーシン
- フランク・ミルズ
- マイク・ポスト
- ジョニー・ペイト
- ビル・ドゲット
- ファウスト・パペッティ
- ジョージ・ウィンストン
- リチャード・クレイダーマン
国内
関連項目
脚注
出典
出典
- Every instrumental top 20 hit song from 1960 to the present from Tunecaster.com with a sample of each
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