harbor
「harbor」とは港・心に抱くということを意味する英語表現である。
「harbor」とは・「harbor」の意味
「harbor」は、名詞と動詞の二つの働きを持っている。名詞としては「港」という意味で使われることが多い。また、「避難所」「隠れ場所」という意味もある。一方で、動詞としては「保有する」という意味を持っている。物理的なものだけでなく、感情や考えなども含めて保有することを表現している。例えば、「harbor a dream(夢を抱く)」という表現がある。遺伝子の変異など、何かを内在的に持っていることを表す場合もある。「harbor」の活用変化一覧
動詞「harbor」の活用変化は、「原形:harbor」「現在形:harbor(三人称単数形では harbors)」「過去形:harbored」「過去分詞形:harbored」となる。イギリス英語では過去形が「harboured」となることもある。また、現在分詞形は「harboring」、形容詞形は「harbored」である。動詞「harbor」の活用は一般的なものであるが、名詞形は「harborage」という形になるので注意が必要である。「harbor」の派生語
「harbor」の派生語の派生語には以下のようなものがある。「harbinger」は、「harbor」と同じくフランス語から派生した英単語で、「前触れ」「先駆者」という意味を持つ。「harborage」は「入港権」「避難所」を意味する。「harbormaster」は、「港湾管理者」「港湾指揮官」という意味を持つ。「harbor seal」は、「ハーバーシール」という種類のアザラシである。「harbor」の語源・由来
「harbor」の語源は、中英語の「herberwe」に遡る。この単語は、古フランス語の「herberge」から派生したものである。これは、宿泊施設や宿泊場所を意味する単語であった。「herberwe」は、船が停泊できる場所や、船員が休息や食事をとる場所を指した。この単語は、港湾施設や船舶に関連する用語として定着した。そして「harbor」になり、より広い意味を持つようになったのである。なお、ラテン語の「heribergium」や、古ノルド語の「herbergi」といった言葉も関連しているとされている。これらの言葉は、宿泊施設を意味するものであり、中英語の「herberwe」に影響を与えた可能性がある。「harbor」と「port」の違い
「harbor」と「port」は、ともに船が停泊できる場所を表す英単語であるが、微妙にニュアンスが異なる。「harbor」は、一般的には、船が荒天や波浪から守られる自然または人工の港を指す。小規模な港を指すことが多く、漁船や小型船が多く利用する。また、リゾート地の小さなヨットハーバーや、小さな島の港などにも使われる。一方「port」は、船が貨物や乗客を積み降ろすための港を指す。この言葉はより広い範囲で使用され、大型船や商船が停泊する大規模な港を含む。船が多く出入りする国際港湾にも使われる。船が停泊するだけでなく、荷物の積み降ろしや貨物の取り扱いも行われる。「HARBOR(サービス)」とは
「HARBOR」とは、株式会社フォトロンが提供する映像制作支援プラットフォームである。映像素材(ファイル)の高速転送・映像作品(物理メディア)の運用管理など、撮影から納品・保管までを一括管理できることが特徴である。ユーザーに対し、専用サービス機能をワンパッケージで提供できる強みを持っている。「HARBOR(コンテナレジストリ)」とは
「HARBOR」は、オープンソースのコンテナレジストリで、コンテナイメージを保存・管理・配信するためのプラットフォームである。Dockerイメージに対応し、Kubernetesなどのコンテナオーケストレーションシステムと統合することが可能である。さまざまなクラウドプラットフォーム(AWS、Azure、GCP)やオンプレミス環境で実行することができ、デプロイメントオプションも柔軟である。セキュリティとプライバシーを重視する場合に適したコンテナレジストリである。「harbor」の使い方・例文
「harbor」は以下の例文のように使用することができる。「I love walking along the harbor and watching the boats sail in and out.」
(私は、港沿いを歩きながら、船が出入りするのを見るのが好きだ。)
「The harbor is a bustling hub of activity, with cargo ships unloading and loading goods.」
(その港は、貨物船が荷物を降ろしたり積み込んだりする、活気ある中心地である。)
「The harbor master directed the incoming ships to their designated berths.」
(港の管理者は、入港する船を指定されたバースに誘導した。)
「The storm caused significant damage to the harbor, with several boats capsizing and sinking.」
(嵐が港に大きな被害をもたらし、いくつかの船が転覆して沈んでしまった。)
「He decided to harbor his fugitive friend in his basement.」
(彼は逃亡者の友人を自分の地下室に匿うことに決めた。)
「I will not harbor any ill feelings towards him.」
(私は彼に対して悪い感情を抱くつもりはない。)
Harbor
泊地
(HARBOR から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 02:22 UTC 版)


泊地(はくち、英語: harbor / anchorage)は、日本語では港湾において船舶を停泊させる水域とされるが、英語では特定のエリアではなく港湾全体を指す場合もある。
小型船舶用の停泊水域は船だまり(ふなだまり)ともいう。古語では泊(とまり)と呼ばれ港・湊に発展する。同義語として港湾で投錨する場合は錨地(びょうち)という。
解説
泊地は港湾施設の内の水域施設の一つであり、船舶が安全に航路から出入りし停泊するために設定された水面である。寄港した船舶を岸壁に係留して、安全に荷役作業を行ったり、旅客が快適に乗下船したりするためには、泊地は海象条件の良い静穏な水域に、十分な面積と水深とを以って確保しなければならない。また、海底の地質は錨がかかりやすいことが望ましい。
周囲を陸地に囲まれた内海や湾で、これらの条件を自然のうちに満たす場所は「天然の良港」とも形容される。近代以前、天然の泊地を持つ都市は港湾都市、商業都市として繁栄した。金角湾に面していたコンスタンティノープル(イスタンブール)、ビクトリア・ハーバーに面していた香港などが例として上げられる。日本では東京湾、大阪湾などが泊地の条件を満たしており、横浜、神戸という港湾都市が発達した。
近代以降は土木技術が進歩し、大規模な防波堤や掘り込み式港湾を建設して静穏な水面を確保したり、水深が不足する場合は浚渫を行うことで、天然の地形に恵まれない場所でも泊地を設定することが可能となった。
第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦の際には、イギリスの港からマルベリーと名づけたコンクリート製の巨大な箱を運んでフランスの海岸に設置し、即席の仮設港湾を建設する作戦が実施された。
関連項目
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