変異など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 08:21 UTC 版)
変異が多く、品種として名付けられているものにコバノイヌツゲ f. microphylla 、オオバイヌツゲ f. latifolia があり、それぞれ名前通りの特徴である。マメツゲについては後述する。園芸品種としてキンメツゲがある。 よりはっきりとしたものとしては以下のようなものがある。 ハイイヌツゲ var. paludosa (Nakai) Hara :本州から北海道の寒地の湿地に生え、茎の基部が這う ツクシイヌツゲ subsp. fukasawana (Makino) Murata:葉がやや大きくて薄く、やや細長く、枝に稜がある。四国と九州南部、伊豆諸島と中国に分布。 同属には他にもあるが、多くはより葉が大きく、赤い実のなるもので、似たものは少ない。やや似ているのは九州南部から琉球列島と台湾に分布するムッチャガラ I. mutchagara Makino である。より枝が細く葉も長く、全体にすんなりした姿をしている。
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