FLAT4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:21 UTC 版)
「おジャ魔女どれみの登場人物」の記事における「FLAT4」の解説
オジジーデ伯爵がハナちゃんを誘拐すべくオヤジーデの助手として人間界へ送り込んだ魔法使い界にある魔法使い学校の4人のエリート。名前の由来は、フジオのF・レオンのL・暁のA・トオルのTの各頭文字からきている(第4期第45話ではオヤジーデを入れた5人でFLOAT5と名乗っている)。4人そろっての登場は第2期第31話から、暁のみ先行して第2期第25話からの登場。4人とも髪に2本のアホ毛を備えており、魔法を使用する際にぴくぴく動くのが特徴。魔法を使わずとも高い頭脳と身体能力を持つ。 第4期では魔法使い界の騒動が収まった後、人間界の福井県武生市(現在は越前市)武生北小学校の生徒となっている。暁によれば、美空町または都会の小学校を希望したが遊びすぎることを危惧した国王とオジジーデ伯爵に反対されたという。人間界では、4人共かなりの人気者だった。4人の人間界での苗字は不明である。 第6期ではその後一度は魔法使い界に戻るも、今後の魔法使い界を担うための修行として人間界のイギリスのロンドンへ留学。サッカーが盛んな国だったため、ジュニアサッカーチームに入っており、その後は福井県の進学校・黒龍南高校に転入し、無名だったサッカー部を「実力で」インターハイで優勝させる活躍を見せた。また、自分たちの容姿を活かし執事喫茶を経営している(学業と両立)。魔力は小学生時代とは比べ物にならないほどに成長しているが、優秀で目立つが故に人間界に順応するためには苦労している様子。なお、FLAT4としてサッカーは高校で最後と決めているとのこと(進路も別々になるが、いずれは暁が魔法使い界の次期国王となり、他の3人は国王の側近になる見通し)。 暁(あかつき) 声 - サエキトモ 「FLAT4」のリーダー格で、赤紫色の長い髪の美少年。どれみのことが好きで、FLAT4の中では唯一相手の女の子からも好かれている。他の三人に比べ、どれみに対してあまり好意はもっておらず、ハナちゃんをさらう目的でどれみに近づいた。しかし、次第にどれみに好感を抱くようになる。 実は魔法使い界の王子で、魔法使い界を救う為にどれみ達に自分達の目的を話し、ハナちゃんを連れ去ろうとするが、どれみに他に方法があったはずだと説得され、ハナちゃんを返して和解した。なお、彼が王子であることはFLAT4の他の3人は知らなかった。人間界に来てからはゲーム機や変身ヒーローものに夢中。 第4期の修学旅行の時にどれみたちと再会して小竹と紙相撲で勝負した際には、魔法を使って勝利したが、それに気づいたどれみに「男らしくないよ」と言われたことで自分の行いの間違いに気づき、どれみに次に会う時までに男を磨いておくと言い、小竹に正々堂々と戦うことを誓った。 第6期では他の3人より1年早く、黒龍南高校に編入。サッカー部でのポジションはミッドフィルダー。どれみのことは今でも好きで、小竹にライバル宣言していたようだが、すでに小竹と相思相愛になっていたことや空気の読めない彼の性格が災いし、小学校の頃には好かれていたどれみにまで迷惑がられるようになってしまう。 名前の由来は、全シリーズで脚本を担当した、大和屋暁から[要出典]。 フジオ 声 - 能登麻美子 オレンジ色のマッシュルームカットが特徴の美少年。一人称は「ボク」。はづきに好意を持っているが、当の本人からは迷惑がられている。 物事をセオリーに則って考え、「FLAT4」の中では一番賢いと思われる。さまざまなことをメモに取ったり日記を書くことが好き。はづきを一途に思い続けてトランペットの練習をし、修学旅行先で矢田とトランペット対決をしたが(演奏した曲は「チューリップ」)惨敗。 第6期では黒龍南高校に転入し、サッカー部でのポジションはディフェンダー。眼鏡をかけている。フォーメーションの変更は状況に応じ彼の指示で行い、ほとんどの試合で功を奏し試合で勝利している。高校3年時の全国高校サッカー選手権準決勝で国立競技場にて県立美空高校と対戦した際、小竹のシュートを阻止すべく小竹の背後からスライディングタックルをして倒し、美空高校へのPKを献上するだけでなく、ファウルの中でも危険行為であるため一発レッドカードで退場処分となりピッチから去った。なお、このタックルで、倒された小竹は全治2週間の打撲の負傷を負ってしまった。 レオン 声 - 山口眞弓 青い瞳で金髪を後ろで束ねた美少年。一人称は「ミー」で、英語交じりのおかしな日本語を話す。あいこのことを「あいちゃん」と呼び、彼女に好意を持っているが、本人からは鬱陶しがられている。 スポーツ万能で運動に自信があるものの、あいことのスポーツ対決ではことごとくあいこの圧勝である。しかし、悔しい思いをしながらも、次々とスポーツ勝負を挑む根性はある。あいこに花束を渡すなど、気障な一面もある。 第6期では黒龍南高校に転入し、サッカー部でのポジションはフォワード。あいこだけではなく、ももこにも興味を持っている模様。四人中唯一、人間界での将来の夢が実現しつつある。 トオル 声 - 奥島和美 水色の髪の美少年。一人称は「ボク」。おんぷにライバル視として憧れてもおり、おんぷのファンクラブ会員百万人目の会員ということで、ゴールド会員証を持っている。 ダンスはプロのおんぷに「本物」と認められるほどうまいが、恐ろしいまでの音痴。人間界では芸能界のスターになることを夢見ており、スターたるべき存在と自称している。周囲を唖然とさせるほどの自信過剰家で、芸能界を甘く見ているとおんぷから指摘されている。 第6期では黒龍南高校に転入し、サッカー部でのポジションはミッドフィルダー。おんぷの舞台を観に行く一方で、成長したハナちゃんを気に入っている節がある。
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