高校3年時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 15:11 UTC 版)
「ウォルシュ・ジュリアン」の記事における「高校3年時」の解説
3年になっても記録を伸ばし続け、6月のインターハイ北関東予選400mでは自己ベストを0秒53更新する46秒98をマーク。大会記録を14年ぶりに更新して優勝すると、同大会の200mも21秒75で制して2冠を達成し、インターハイの出場権を獲得した。 自己ベストを更新し続ける活躍が日本陸上競技連盟から評価され、7月下旬にアメリカのユージーンで開催される世界ジュニア選手権の4×400mリレー日本代表に選出。初の全国大会の前に世界大会を体験することになった。高校ではメンバー不足でリレーが組めず、世界ジュニア選手権が人生初のリレー体験となったが、予選と決勝で1走(ウォルシュ、油井快晴、北川貴理、加藤修也)を務め、決勝ではジュニアアジア新記録およびジュニア世界歴代4位の記録となる3分04秒11で銀メダルを獲得し、1996年大会に並ぶ日本最高成績を記録した。 7月27日に世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得、7月30日にインターハイの400m予選に出場するというハードスケジュールだったが、睡眠時間も取れて時差ボケの影響もほとんどなかったという。しかし、インターハイの400mは予選9組に登場して1着でゴールするもレーン侵害があったとして失格。200mも予選敗退に終わり、最初で最後となったインターハイは次のラウンドに進めないで終わった。 8月30日、全国高校選抜で人生初の300mを走り、予選(33秒50)と決勝(33秒25)で高校最高記録を樹立して初の全国タイトルを獲得した。 9月14日、地域別対抗戦であるコンチネンタルカップ4×400mリレーにアジア・太平洋代表として出場し、初めてシニアの国際大会を体験した。レースではアンカー(田村朋也、北川貴理、油井快晴、ウォルシュ)を務めたが、3分03秒77の最下位に終わった。
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