青年期以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:00 UTC 版)
エイジ774 - 17歳近くに学校が無かったため、それまでの勉強は自宅での通信教育だったが、チチの意向でサタンシティにあるオレンジスターハイスクールに通い、ミスター・サタンの娘であるビーデルらの同級生として学生生活を営む。チチやブルマに正体がばれると大騒ぎになると言われていたため、本人は至って普通の学生生活を送ろうと務めるが、サタンシティで暴漢を見かけた際、正体がばれぬようにと超サイヤ人化した状態で事件を解決し、その姿から「金色の戦士」と噂されるようになる。また、所々で無意識に力を発揮し、不審に思ったビーデルにマークされるようになる。 正体を隠すためにブルマに頼んで変身グッズを製作・デザインしてもらい、以後は正義のヒーロー「グレートサイヤマン」として悪事を解決する。アニメではグレートサイヤマンは町のヒーローとして市民から絶大な支持を受け、さらに映画も製作されているが、ポーズは不評である。 変身していても声を変えていなかったことが災いして、ビーデルの簡単な誘導尋問にひっかかって正体がバレてしまう。口止めとして、天下一武道会に出場することになり、さらに弟の悟天とビーデルに舞空術の稽古をつける。なお、正体判明については、原作では強盗事件で正体がばれたが、アニメでは、オリジナルキャラクターのムスカが起こした恐竜誘拐事件がきっかけで知られることになった。また、正体判明まではビーデルと何度か対立しながらも協力をしていた。 第25回天下一武道会では、大会規約の都合で、頭部の変装を当初のヘルメットからターバンとサングラスに変更し、その後もアニメで変身の際はそのスタイルとなった「グレートサイヤマン」として出場し予選を通過。しかし、1回戦直前から変装が不十分なものになっていたため、観戦していたクラスメイトにばれてしまう。1回戦の相手のキビトに超サイヤ人に変身するように頼まれ、ピッコロが同意したのもあり大勢の観客の前で変身するが、ヤムーとスポポビッチに襲われエネルギーを吸い取られる。同時に魔導師バビディと魔人ブウとの戦いに巻き込まれることとなる。 セルとの戦い以後は修行を天下一武道会直前にしかしなかったこともあり、実力がセル戦時よりも衰え、バビディの配下であるダーブラに苦戦し、復活した魔人ブウとの戦いにも敗れるが瀕死となっていたところを界王神に救われる。 界王神界へ行き、伝説の剣「ゼットソード」を引き抜き15代前の界王神を封印から甦らせ、その老界王神により潜在能力を限界以上に解放してもらう。それによって作中最強クラスの力を得る。一見すると外観の変化は少ないが、毛髪や瞳の色は変わらずに黒目黒髪のままで、超サイヤ人の時のような輪郭線のある鋭い目つきと逆立った頭髪に変化する。この状態時は、超サイヤ人3を凌ぐ凄まじいパワーを発揮することができ、悟空が「オラたち(自分とベジータ)じゃとても敵わない」と発言した魔人ブウ(悪)を圧倒しており、悟天の発言から、超サイヤ人3ゴテンクスをも上回る模様。原作ではこれ以降、超サイヤ人に変身するシーンは無い。 また、それまでの一人称は「ボク」で言葉遣いも礼儀正しいものであったが、戦闘中のみではあるが一変して「オレ」と言うようになり、敵に対して威圧的な言葉遣いを用いるようになる。ピッコロはこの悟飯を見て、「以前とは気の種類が違い、甘さも消えている」と表現している。また、少年期や天下一武道会前の修行の時の道着はピッコロと同じ服だったが、この時に父親と同じ道着を希望し、以降は悟空と同じ山吹色(アニメでは朱色)の道着になる。 悟天らの窮地に駆けつけ魔人ブウ(悪)と対決、潜在能力を解き放ったその驚異的な戦闘力で圧倒する。だがゴテンクスとピッコロをブウが吸収したことで形勢逆転、さらには自身もブウに吸収されてしまう。一旦は悟空らに体内から救出されるが、ブウによる地球の消滅と共に死亡する。その後はドラゴンボールによって生き返り、悟空の元気玉に協力する。天下一武道会で超サイヤ人に変身する時に「学校は諦めるか」と発言していたが、アニメではブウ撃破後にあたる劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』において正体がばれた後も通学している。 エイジ776 - 19歳。ミスター・サタンのホテル落成式典に参加。 エイジ779 - 22歳。結婚したビーデルとの間に娘のパンを授かる。 エイジ784 - 27歳。この時点で幼い頃からの夢だった学者となっており、眼鏡をかけている。すでに戦いからは遠ざかっていた。アニメでは実家に隣接する一戸建てで親子3人で生活している。形は悟空の家と似ているが、色が異なり一回り大きい。リビングには結婚式の写真が飾られている。
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