開発した機種とは? わかりやすく解説

開発した機種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:31 UTC 版)

UNIVAC」の記事における「開発した機種」の解説

UNIVAC 60/120 (1949年): 配線盤プログラムするパンチカード計算器UNIVAC I1951年): 米国での最初商用コンピュータ主記憶装置水銀遅延線回路素子真空管UNIVAC II1958年): UNIVAC I改良版主記憶装置磁気コアメモリ改善一部回路トランジスタ化されている。UNIVAC I との完全なソフトウェア/データ互換性があったが、命令いくつか追加している。 UNIVAC III1962年): UNIVAC I および II後継機二進数マシンだが、十進方式従来機種との互換性保持していた。 UNIVAC Solid State は2アドレス式の二進十進コンピュータ主記憶装置磁気ドラムメモリ半導体使用している。 初期UNIVAC 110x 真空管コンピュータUNIVAC 1101、または ERA 1101: Engineering Research Associates (ERA) の設計24ビットマシンで、磁気ドラムメモリ使用UNIVAC 1102、または ERA 1102: ERAアメリカ空軍のために開発UNIVAC 11031953年): 1101の後継機36ビット機。磁気ドラムメモリウィリアムス管メモリとして使用改良版1103A1956年)もある(磁気コアメモリ使った最初マシン1つ)。 UNIVAC 11041957年): 1103の30ビット版。ボマークミサイルの制御システム開発していたウェスティングハウス・エレクトリック向けに開発。しかし、ボマーク1960年代実際に配備されときには、もっと新しコンピュータ置き換えられていた。 UNIVAC 1105(1958年): 1103A後継機UNIVAC 1100/2200シリーズ: 36ビットトランジスタ化されコンピュータシリーズ今日ユニシスで ClearPath Doradoとしてサポートされている。UNIVAC 11071962年): レジスタThin film memory薄膜メモリコアメモリ一種)を使用UNIVAC 1108(1964年): 最初マルチプロセッサ機。3台のCPUと2台のIOC入出力制御装置)を構成可能。主記憶このために8ポートアクセスが可能となっており、各CPUアドレスデータで2ポートIOCが1ポート使用した命令セット1107似ていたがテスト・アンド・セット命令などのマルチプロセッサ向け命令追加している。一部モデルではASCIIコード使用可能になっていた。 UNIVAC 1106(1969年): 命令セットは1108と同じ。初期の1106は1108の半分性能命令セットは 1108 と同じだが、マルチプロセッサ構成制限されており、IOC搭載していない。後に、主記憶システムをもっと低速安価なものに置換している。 UNIVAC 1110(1972年): 6ウェイまでのマルチプロセッサIOC最大4台接続可能。最大構成のものがNASA使われた。 1975年主記憶半導体メモリ置き換えた新シリーズ登場したUNIVAC 1100/10 : 1106 の後継UNIVAC 1100/20 : 1108 の後継UNIVAC 1100/40 : 1110 の後継UNIVAC 1100/60(1979年UNIVAC 1100/70(1981年UNIVAC 1100/80(1979年): 1100 と 494 を統合したもの。SIUStorage Interface Unit)と呼ばれる一種キャッシュメモリ導入ミニコンピュータ診断プロセッサとして搭載電源周波数を 400Hz に上げて電源装置小型化図っている。 UNIVAC 1100/90(1982年): 水冷式 UNIVAC 4181963年-1969年): 18ビット機。418-1、418-2、,418-3の3機種UNIVAC 490: 30ビットワードマシン。メモリは16K/32KワードUNIVAC 492: 490後継機メモリを64Kワードまで拡張可能。 UNIVAC 494: 492の後継機高速化メモリ131KワードUNIVAC 1004(1962年): 配線盤プログラム方式パンチカード計算機磁気コアメモリ961×6ビットUNIVAC 1005(1966年): 1004の後継機配線盤プログラム内部読み込むことができた。アメリカ陸軍最初に戦場使用したコンピュータUNIVAC 1050(1963年): プログラム内蔵式。32K×6ビットメモリ。 UNIVAC System 801981年UNIVAC 9000 シリーズ1960年代中ごろSystem/360への対抗として登場した360命令セット実装した互換機(プラグコンパチブルではない)。9200 と 9300 は 360/20 の命令セット大部分実装していた。9400 は完全な 360 命令セット実装し、ほぼ 360/30 に匹敵する9000シリーズ磁気コアメモリ似た Plated Wire Memory採用しており、非破壊読み出し可能な点が磁気コアメモリ異なる。UNIVAC 9200: 1004の後継機メモリ4K16K

※この「開発した機種」の解説は、「UNIVAC」の解説の一部です。
「開発した機種」を含む「UNIVAC」の記事については、「UNIVAC」の概要を参照ください。

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