VOX(ボックス)系列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 01:29 UTC 版)
「バーチャロイドの一覧」の記事における「VOX(ボックス)系列」の解説
アダックスが開発した第3世代型VRでボック系列に採用されたユニットスケルトンシステム(USS)を継承する最も初期に開発された第3世代機。ボック系列に加えて、ドルカス系列、さらにはトランスヴァールからのスタッフ亡命取引(サッチェル・マウスとの軋轢が原因)による技術供与によりドルドレイ系のバリエーションまでも吸収しており、派生機体数は系列別で最多を誇る。 L-48 Lee(マーズ) ユニットスケルトンシステムに何も搭載していない、VOXの最初期型。主な用途は第2世代型のVOK系列のディク・ディクと同じく軽戦闘および偵察で機動性は良好だが、武装はライフル一丁だけと非常に心もとない。ゲーム中ではダッシュCW攻撃が比較的優秀と言えるものの、RW・LW系の射撃武器を持たず、判定が極端に狭いダッシュ近接以外に近接攻撃手段を持たないなど、ハンデ機体としての性格が強い。 L-43 Loo(マーズ) 両肩のハードポイントにハーフサイズのミサイルポッドを追加したVOX系の初期試作機。様々な速度のミサイルを撃ち分けられる。Lee同様にRW・LW系の射撃武器、ダッシュ近接以外の近接攻撃手段を持たず、ハンデ機体としての性格が強い。 D-101 Dan(フォース[初期機体]、マーズ) 肩と腕部をミサイルポッドタイプのユニットスケルトンシステムに換装した、VOX系の基幹機種。堅牢さとコストパフォーマンスに優れたタイプの機種で遠距離からの援護攻撃を得意とする。支援機らしく近接戦闘は苦手。D-101 Dan/c(フォース) Danの指揮官機。 D-101 Dan Special Force(マーズ) DNAの精鋭部隊用にチューニングが施されたDanのマイナーチェンジタイプ。機動性や耐久力、ミサイルの性能が向上している他TCWの大型ミサイルの発射が2発2セットから2発3セットに変更されている。カラーリングは黒と紫である。 A-300 Age(フォース) コストパフォーマンスに優れた近〜中距離戦を主眼とする軽戦闘タイプ、武器内臓タイプの腕部ではなく通常のマニピュレータータイプの腕部ユニットのユニットスケルトンシステムを装備しており、右手に重機関砲タイプのミーロフ・ガン・システム LG-08、左手に近接戦闘用のハイパー・クラブ HA-73という電磁ロッドを手持ちで装備している。近接のリーチもあるため近接戦闘も比較的こなせる、VOX系の中では機動性に優れるがその分装甲は薄い。A-300 Age/c(フォース) Ageの指揮官機。 J-500 Joe(フォース、マーズ) ファイヤーボール、ハンマー、ファランクスといった第1世代のドルカスとほぼ同じ武装が特徴の重戦闘タイプの機体。装甲も厚く安定した性能の主武装のファイヤーボール、ファランクスによる弾幕および誘導性能に優れたハンマーでの支援等バランスの取れた攻撃性能を持つ。J-500 Joe/c(フォース) Joeの指揮官機。 J-500 Joe Special Force(マーズ) DNAの精鋭部隊用にチューニングが施されたJoeのマイナーチェンジタイプ。耐久力、クローの使いやすさが向上しておりJoe、Janeと異なりクロー射出後もファイヤーボールが撃てる、カラーリングは黒と紫である。 J-504 Jane(フォース、マーズ) ハンマーをチェーンソーに換装し、武装を左右反転させたJoeのバリエーション機。前ダッシュのファイヤーボールが3発になる等Joeに比べると若干手数が多い攻撃に寄っている、ハンマーから換装されたチェーンソーの性能が非常に優秀でフォースのゲームプレイヤーの間でも非常に人気が高い。J-504 Jane/c(フォース) Janeの指揮官機。 D-102 Danny(フォース) Danの脚部にミサイルポッドを更に追加したDanの火力向上型だがDanとはCWのミサイルの発射順や、誘導性能に差がある以外の差はほぼ無い。当初は地球圏用の輸出向けの機種であった。レア機体。D-102 Danny/c(フォース) Dannyの指揮官機。 B-240 Bob(フォース、マーズ) ファイヤーボール、ドリル、カッターランチャーを装備した第2世代のドルドレイ直系とも言える重装甲型。攻撃力と装甲に特化しておりこの機種のみ追加装甲と共に本体の腕部が撤廃されミーロフ・ガン・システムも追加された胸部装甲に内蔵している。フォースのゲーム中でもトップクラスの装甲の硬さを誇る、マーズではボブ1号として登場。レア機体。B-240 Bob/c(フォース) Bobの指揮官機。 B-242 Bob2(マーズ) 脚部がJoeと同じ形状になったBobのバリエーション機。ボブ2号とも。防御能力が更に向上しているほか、突進技「ドリル・スラム」の性能が変化している。当初1号は火星圏、2号は地球圏用として出荷されていたという経緯がある。 M-400 Mariko(フォース) 脚部がホバーユニットになった支援型で右手に2連装ガトリング砲、肩にLooと同じハーフサイズのミサイルを装備している。機動性・装甲に優れる。mRNAとDNA共同の特殊部隊「ピース・キーパーズ(PK)」向けにアダックスが開発した機体で本来は限定戦争用の機体ではない。レア機体。M-400 Mariko/c(フォース) Marikoの指揮官機。 U-303 U-ta(フォース) 鋭角的な頭頂部と光学迷彩機能を持つレア機体で相手に状態異常を与える攻撃が多い、装甲は薄いがVOX系の中では随一の機動性を誇る。Marikoと同じく特殊部隊「ピース・キーパーズ(PK)」向けにアダックスが開発した機種で本来は限定戦争用の機体ではない。レア機体。U-303 U-ta/c(フォース) U-taの指揮官機。 T-400 Tetsuo(フォース) 拠点強襲用の衝撃力として開発された機体。特殊兵器としてICBM「最終審判弾頭「テツオ」」を保有し両肩と腕部にはビッグ・ガン・システムという非常に強力な大口径砲を装備しておりその重武装によるトップヘビー化による弊害からキャタピラ型の脚部になっているのが特徴、戦車の様な外見通り全VRの中でも図抜けた火力が持ち味。その分機動性が犠牲になっており「前後移動の機動力」は比較的高いが「横移動の機動力」と「ジャンプおよび空中機動」が非常に低くクセのある機体になっている、低い機動力に加えナパームやボムなどの防御に使える兵装も持たないため扱うには特性の理解と熟練の操作技術が必要。だが、それさえ理解できれば凄まじい機動力と圧倒的な火力を併せ持った強力な機体へと変化する可能性を秘めている。レア機体。T-400 Tetsuo/c(フォース) Tetsuoの指揮官機。
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