主記憶とは? わかりやすく解説

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しゅ‐きおく【主記憶】

読み方:しゅきおく

主記憶装置


主記憶装置

(主記憶 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 15:04 UTC 版)

主記憶装置(しゅきおくそうち)は、記憶装置の分類で、「補助記憶装置」が一般に外部バスなど比較的CPUから離れていて大容量だが遅い記憶装置を指すのに対し、コンピュータのメインバスなどに直接接続されている記憶装置で、レイテンシやスループットは速いが比較すると小容量である。特に、CPUが入出力命令によって外部のインタフェースを操作するのではなく、「ロード・ストア命令」や、さらには通常の加算などの命令において直接読み書きできる対象であるものを指す。メインメモリ、一次記憶装置[注釈 1]とも。


  1. ^ 近年はCPUキャッシュなどが3段近く入っていることもあったりするので、これを指して「一次記憶装置」というのは不適切になりつつある。
  2. ^ 以前はMMUと呼ばれる独立したチップだったこともあったが、現代の高性能・高機能なプロセッサではほぼ内蔵されている。


「主記憶装置」の続きの解説一覧

主記憶(メモリ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 08:44 UTC 版)

D60形ディジタル交換機」の記事における「主記憶(メモリ)」の解説

プロセッサは、1ワードあたり32ビットメモリを16Mワード持つ。すなわち、アドレス空間24ビットである。ただし、各プロセッサはこの16Mワード全て自由に使えるわけではなくハードウェア的に設定されたある部分アドレス空間は、各プロセッサ共有して使う空間となっている。これをCM (Common Memory) と呼びその他のプロセッサ固有の空間IM (Individual memory) と呼ぶ。

※この「主記憶(メモリ)」の解説は、「D60形ディジタル交換機」の解説の一部です。
「主記憶(メモリ)」を含む「D60形ディジタル交換機」の記事については、「D60形ディジタル交換機」の概要を参照ください。


主記憶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:03 UTC 版)

X68000」の記事における「主記憶」の解説

メモリー空間は、MC68000利用可能な16MBのうち、主記憶空間として12MBを使用することができた。この主記憶領域はリニアアドレシングが可能であり、また、領域指定しスーパーバイザー領域とする事で、アプリケーション側からアクセス禁止にすることも可能だった標準では、初代ACEPROPRO IIは1MB(追加1MBは専用メモリーボードによってメインボード上に増設可能だが、2MB上のメモリー増設する場合はこの専用メモリーボードによってまず2MBまで増設することが必須である)、その他は2MB搭載していた。シャープからは拡張スロットに差すタイプの4MBの拡張メモリーボード発売されていたが、後に他社から8MB以上のメモリー装備したものが発売された。X68000メインメモリー拡張スロット介したものを含め、すべてノーウェイトアクセスであるが、動作クロックの上昇したXVICompact XVI以降機種では、10MHz動作汎用拡張スロット経由でのノーウェイトアクセスは不可能だったため、本体内部に8MBまで増設可能なメモリーソケット用意された。ただし、この場合12MBまで増設するには8MB以降拡張スロットによる増設となるため、この4MBをアクセスする場合多大なウェイト挿入されることとなり、これによる速度低下回避するため、この領域RAMディスクとして使用するなどして、この範囲コード置かれることを回避する使用法もあった。 X68000全機種でメモリーバックアップ機能を持つ16KBのSRAM内蔵し、メモリースイッチの設定保存するほか、RAMディスクとしての使用SRAMからのシステム起動可能だった。ただし、SRAM領域通常書き込み禁止設定されており、プログラム暴走など万一事態でも書き換わる事はまず無いとされたが、PRO系の機種ではSRAM回り設計に難があり、通常使用でもSRAM書き込まれているデータ破損することがあった。一方、このSRAM領域利用して潜伏・感染するコンピューターウイルス存在した

※この「主記憶」の解説は、「X68000」の解説の一部です。
「主記憶」を含む「X68000」の記事については、「X68000」の概要を参照ください。

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