UNIVACとは? わかりやすく解説

UNIVAC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 06:41 UTC 版)

UNIVAC(ユニバック、Universal Automatic Computer[1])は、1951年から販売された商用コンピュータのシリーズである。当初はエッカート・モークリー・コンピュータ・コーポレーション(EMCC)の製品として登場し、買収によりレミントンランド、更にスペリーの製品および部門名となり、合併によりユニシスに引き継がれた。世界初の商用コンピュータ[2]メインフレームと呼ばれる事も多い。


  1. ^ a b P.HAYES, JOHN (1978,1979). Computer Architecture and Organization. p. 22. ISBN 0-07-027363-4 
  2. ^ 『ユニバック』生誕50周年:「犯した罪」をユニシスが謝罪 - WIRED
  3. ^ Brinkley, Alan. American History: A Survey. 12 ed.
  4. ^ Randy Alfred, "Nov. 4, 1952: Univac Gets Election Right, But CBS Balks", This Day in Tech , Wired
  5. ^ Army Asks Congress for Electronic Calcuator”. Corpus Christi Times (1951年9月27日). 2018年7月1日閲覧。
  6. ^ Dvorak, John C. (2006年11月25日). “IBM and the Seven Dwarfs — Dwarf One: Burroughs”. Dvorak Uncensored. 2010年7月20日閲覧。
  7. ^ Unisys History”. 2021年5月15日閲覧。


「UNIVAC」の続きの解説一覧

UNIVAC

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レミントンランド」の記事における「UNIVAC」の解説

UNIVAC I (UNIVersal Automatic Computer I) は、アメリカ合衆国初の商用コンピュータである。ENIAC開発知られるジョン・プレスパー・エッカートジョン・モークリー設計した設計は彼らが創業したエッカート=モークリ・コンピュータ英語版)で始められ同社レミントンランド買収した後継機登場するまでは、単に "the UNIVAC" と呼ばれていた。 最初のUNIVACは、1951年3月31日アメリカ合衆国国勢調査局納入され6月14日から運用開始された。5号機アメリカ原子力委員会向けに製造されたが、CBS1952年アメリカ合衆国大統領選挙開票予想使用し1パーセントサンプルからアイゼンハワー勝利を予想し的中させた。 それに先立つ1949年Remington Rand 409 というプラグボードプログラミングするタビュレーティングマシン設計しているが、これは1952年に UNIVAC 601953年には記憶容量倍増させた UNIVAC 120)として製品化された。

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UNIVAC

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エッカート・モークリー・コンピュータ・コーポレーション」の記事における「UNIVAC」の解説

詳細は「UNIVAC」および「UNIVAC I」を参照 モークリーは国勢調査局対しEDVAC II(後にUNIVAC I改称されモデル)の商談行い1950年国勢調査備えて1948年コンピュータ購入する契約取ったエッカートムーア・スクールエンジニアを含む社員雇いEMCC大規模なコンピュータ設計・製造するための野心的なプログラム立ち上げた。その主な成果は、高速ストレージ磁気テープ使用したことである。開発中、モークリーは新たな顧客獲得し続けソフトウェア部門創設したソフトウェア部門では、Short Code用の世界初コンパイラなどを開発した

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