運命の日の時計とは? わかりやすく解説

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世界終末時計

(運命の日の時計 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 01:51 UTC 版)

世界終末時計(せかいしゅうまつとけい、英語: Doomsday Clock)は、核戦争などによる人類(世界[1]地球[2]と表現されることもある)の絶滅(終末)を『午前0時』になぞらえ、その終末までの残り時間を「0時まであと何分(秒)」という形で象徴的に示すアメリカ合衆国の雑誌『原子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic Scientists) の表紙絵として使われている時計である。実際の動く時計ではなく、一般的に時計の45分から正時までの部分を切り出した絵で表される。「運命の日」の時計あるいは単に終末時計[3]とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ もっとも世界が核戦争の危機に瀕したとされる1962年キューバ危機は反映されていない。これは短期間での出来事かつ、危機が起きた時点では詳細な状況とその結果がよく知られていなかったためで[要出典]、委員会ではその後の米ソホットラインの設置、部分的核実験禁止条約への署名といった動きを受けて、翌年1963年に7分前から12分前まで針を戻している。

出典

  1. ^ “世界終末まで「残り2分半」=トランプ氏の姿勢反映-米科学誌”. 時事ドットコム (時事通信社). (2017年1月27日). オリジナルの2017年1月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170127013946/http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012700107&g=int 2017年2月24日閲覧。 
  2. ^ “地球の「終末時計」 針を30秒進め 残り2分半に”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2017年1月27日). オリジナルの2017年2月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170202043456/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170127/k10010854491000.html 
  3. ^ “「終末時計」残り2分半に トランプ氏の勝利など受け”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2017年1月27日). http://www.asahi.com/articles/ASK1W1RZ8K1WUHBI001.html 2017年2月24日閲覧。 
  4. ^ a b c Kennette Benedict (2018年). “Doomsday Clockwork”. 2021年1月27日閲覧。
  5. ^ a b c Beard, S.J. (2022年1月20日). “How to read the Doomsday Clock”. BBC Future. 2022年8月16日閲覧。
  6. ^ “「世界終末時計」残り2分半、トランプ発言で30秒進む”. 日本経済新聞 電子版 (日本経済新聞社). (2017年1月27日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN26H32_X20C17A1000000/ 2017年2月24日閲覧。 
  7. ^ “「終末時計」過去最短の残り2分に 核開発やトランプ大統領が影響”. ライブドアニュース. (2018年1月26日). https://news.livedoor.com/article/detail/14210717/ 2018年1月26日閲覧。 
  8. ^ 終末時計 残り「1分40秒」 これまでで最短 かつてない危機”. NHK (2020年1月24日). 2020年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月24日閲覧。


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