著名な伺かキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 02:38 UTC 版)
さくら/うにゅう 最初期から現在までセットされているデフォルトゴースト、ならびにその相方キャラ。「偽春菜」という名前が先述の事情で使用不可能になった際、「任意」や「さくらとも呼ばれるひと」と表記されていた時期があったが、後に正式に「さくら」となった。由来は、偽ペルソナウェアの時代から収録されていたランダムトークで『カードキャプターさくら』のパロディネタとして、うにゅうが偽春菜を「さくら」と呼んだ事から。 さくらは、偽春菜を原型としている。デフォルトゴーストに返り咲いた際に、髪型はショートになり、服装も変更され、「御影さくら(みかげさくら)」というフルネームも付けられた。また、初代のデータをそのまま引き継がず、中身は新規で作られている。 当時のWEBサイトで公開されていた資料によると、materia.exe上で動くゴーストの名前は苗字なしの「さくら」であり、初代さくらと同一の存在だが、それとは別に現実世界の人間としての「御影さくら」が存在するという設定となっている。だが、これを厳密に遵守する必要はなく、適当で良いとの事である。 CLAMP原作の漫画・アニメ『カードキャプターさくら』に登場する主人公・木之本桜がキャラクターのモデルだが、外見は別物である(名前が“さくら”だったことからそうなったらしい)。 リニューアル後、ランダムではない通常会話での毒が抜けてマイルドな性格になった事や、性格やシェルなどがから受けるイメージが、以前よりも年齢が若干上がっているような雰囲気を醸し出している事から、ユーザーサイドでは初代とは別人として扱われる事がある。また、区別するために、単に「さくら」と呼ぶ場合は初代のことを指し、二代目は「御影さくら」と呼ばれる事もある。 リニューアルに伴い、初代のシェルを用いてトークなどを再現したゴーストも複数作られている。 うにゅうは、関西弁で話す独特の形をした相方で、他の製作者による派生キャラが多く誕生している。 双葉/ただきち MATERIAリリース中、一時的にセットされたデフォルトゴースト。さくらがデフォルトゴーストに返り咲いた後は独立したゴーストとして配布されている。伺かキャラ人気コンテストで1位を取ったことがある。 ねここ/ショータ 猫耳のように見える突起の付いた大きな帽子とフードを着た子供のゴースト。元はゴースト切り替え時の読み込み待ちに表示されるキャラクターだった。さくらの妹弟的な扱いを受けることがある。 エミリ(旧名:えみりぃ)/テディ SSPにセットされたデフォルトゴースト。現在は本体には同梱されておらず、別配布という形式になっている。シェルが何度かリニューアルしており、初代は少々アクの強いデザインだったが、現在では一般的に受け入れやすいデザインになっている。テディはウサギのような動物。他にエミリオという弟とテルという黒猫がいる。また、SSPの作者が作った256色用ペイントソフトのD-Pixedの起動画面にも登場する。 木村屋安子/ギコ猫 常にあんぱんを咥えているゴースト。ゴーストとしての知名度が高く人気がある。ギコ猫は2chのAAキャラのそれである。 まゆら/黒うにゅう 絶対領域の語源を作ったとされるゴースト。配布終了し、それ以降もキャラクターがかけ合うニュースサイトが何度かに分けて運営され続けている。悪魔をモチーフとしている。会話の傾向はレトロゲームネタが多い。黒うにゅうはオリジナルと違い、標準語で会話する。新聞の記事に写真が掲載されたこともある。口癖の「シテオク」とは、マイコンBASICマガジンの読者コーナーで流行っていた、「嬉しいような、悲しいような、言葉で説明しきれない状態」を表現する言葉である。配布終了後長くの間入手困難だったが、2012年2月8日に再配布が行われた。 54 巨大電子掲示板『2ちゃんねる』から生まれたゴースト。ゴースト名の54はレス番号の>>54番目に由来。「ごじゅうよん」と読む。当初はネタで作られたゴーストだったが、反響が大きかったために開発が続行された。 デフォルトシェルのアスキーアートはシスター・プリンセスの雛子として作られた物を流用している。 当初から一部で人気があったことから多くのゴーストシェルが生み出され、シェルの作者によってアスキーアートから受けるイメージが違うために様々なバリエーションが作られている。 また、相方がいないように見えるが、実は透明な「540」という相方がおり、まれにしゃべる。 ちなみにこのゴーストも伺かキャラ人気コンテストで1位をとったことがある。 毒子/ほねゅう 名前の読みは「ぶすこ」。西洋妖怪という設定で、突然首が飛んだり、腹が開いて中から牙が飛び出したりするなど、他にはあまり見られないような大胆なアニメーション処理で動くのが特徴。ほねゅうは、うにゅうが骨格だけになったキャラクター。ほぬえという娘がおり、たまに登場することがある。他にも薬子、核子という相方がおり、切り替える事が可能。 FLELE 近年になって登場した、音楽ファイル再生に特化したゴースト。読みは「ふるる」。マスターシェルのほかにも、ボーカロイドや他ゴーストをモデルとしたシェルなどが製作されている。シェルに合わせた歌詞ファイルを使うことにより、音楽にあわせて歌詞を表示し、それに合わせて口パクをさせ「歌わせる」ことが可能。昨今のボーカロイド人気に乗り、ニコニコ動画などでデスクトップで歌う動画が配信されるようにもなった。
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