英国海軍・東インド会社とは? わかりやすく解説

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英国海軍・東インド会社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 10:02 UTC 版)

パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物」の記事における「英国海軍・東インド会社」の解説

カトラー・ベケット(Cutler Beckett) 演:トム・ホランダー/横島亘 東インド貿易会社権力者イングランド商人の家で育った会社利益第一に考えている。口癖は「It's just good business.」(字幕では「損のない商取引を」、吹き替え版では「全て利益のため」と訳された)。ベケット卿という風に称号をつけて呼ばれる場合もある。 映画では第2作から登場したが、キャラクターの設定では第1作以前に、ジャック面識があったという。その昔ベケットジャック雇っていて、ある日奴隷船「ウィキッド・ウェンチ号」を運搬する役割命じた。しかし、ジャックは船に乗っているのが奴隷だとわかると運ぶのをやめ、乗っていた奴隷たちをアフリカ大陸解放した。これに激怒したベケットジャックの船を沈め海賊意味する「P」の焼印を押すよう命じた因みにウィキッド・ウェンチ号はデイヴィ・ジョーンズによって修復され、後のブラックパール号となる。 安定した通商妨げ海賊達根絶やし目論む狡猾で頭の切れるベケットは、ノリントン持ってきたデイヴィ・ジョーンズ心臓使ってジョーンズ弱み握ること考えた。それにより、デイヴィ・ジョーンズペットであるクラーケン本人自ら殺すように命じジョーンズダッチマン号を会社の思うがままに操ろうとした。衛兵ジョーンズ心臓見張らせ、命令に従わなかった場合は殺すように命令した一方でノリントンには昇格持ちかけ、ダッチマン号に常駐させた。 第3作では、冒頭海賊容疑逮捕した大勢人々絞首刑にするよう砦で命じたその後エンデヴァー号基点にして、ジョーンズ父親拘留されているウィルやサオ・フェンらと交渉進め等した。後半では東インド会社所属大艦隊を率いて登場デイヴィ・ジョーンズ率いフライング・ダッチマン号ジャックらによって沈められたのを見た後、勝利を確信して単艦でブラックパール号接近していくが、ブラックパール号と、海の中から復活したウィル率いダッチマン号に挟まれエンデバー号両翼から激し砲撃を受ける。反撃する事は可能であったものの、それを行えば東インド貿易会社海賊との戦い泥沼化終わらぬ戦いとなってしまう為、会社利益最優先考える彼は部下から指示求められても「It's just...good business(損のない商取引を/全て利益のため)」としか呟かなかった。そして、乗員次々と船を捨てていく中、彼は炎の中に消えていった。 ジェームズ・ノリントン (James Norrington) 演:ジャック・ダヴェンポート/森田順平 エリザベス求婚する英国海軍士官ジョージ2世忠誠誓った周辺海域最高責任者であり、海賊討伐する職責負っている。平和を乱す海賊を疎ましく思っている。厳密にいうとその役職提督(Admiral)ではなく、それに準じた地位である代将Commodore)である。 エリザベス好意抱いており、結婚迫ったが、エリザベスウィルに気があったため三角関係となった最終的にエリザベスウィルへの思い知り潔く身を引いたまた、ジャック処刑するはずだったが、作品最後見逃している。 第2作に入る前に一度海でハリケーンにあって部下失ったことが原因で、階級はく奪されてしまっていた。よって第2作では登場した時は惨めに落ちぶれた姿で登場するその後デイヴィ・ジョーンズ心臓入った宝箱めぐってウィルジャック闘うこととなる。結局ノリントン心臓手に入れベケット卿のもとへ届ける。ベケット卿は昇進ちらつかせ心臓手に入れた第3作では、ベケット卿によって東インド会社一員となっており、英国海軍配下となったフライング・ダッチマン号搭乗しデイヴィ・ジョーンズ監視する任務に就いている。しかし自分行い原因力を得たベケット卿の非道ともいえる行い目の当たりにし、内心ではベケット卿に心臓提供してしまった事への後悔罪悪感抱き続けていた。 最後エリザベス・スワンデイヴィ・ジョーンズの船から逃がすために反旗を翻し、ブーツストラップ・ビルに刺されデイヴィ・ジョーンズに(魂を代償にした契約持ちかける意味で)「死ぬのが怖いか」と問われるが、これを拒絶して剣でデイヴィ・ジョーンズ刺し直後絶命した。 ウェザビー・スワン (Weatherby Swann) 演:ジョナサン・プライス/村松康雄 イギリス帝国ポート・ロイヤル総督エリザベス父親おてんばな娘には頭が上がらない。ジェームズ・ノリントンよりも上席であるが行政職である総督には軍人である提督への命令はない、このため海軍捕縛した海賊処遇には関与できないことになっている小心者だが娘思い第2作では、ジャック逃亡関与したことで投獄された娘を秘密裏脱獄させたため、ベケット卿に捕縛されてしまい、ベケット卿に総督の座を奪われてしまう。 第3作ではデイヴィ・ジョーンズ心臓の秘密について勘づいたためベケット卿により暗殺され、娘と悲しい別れをすることになる。 マートッグ & ムルロイ(Murtogg & Mullroy) 演:ジャイルズ・ニュー(マートッグ)、アンガス・バーネット(ムルロイ)/石井隆夫後藤敦(マートッグ)、石住昭彦(ムルロイ) ポートロイヤルにてイギリス帝国船舶警備をしているユーモラスな海兵初め2人ともジャック話しているが、途中から理屈っぽい言い合い始めてその間ジャック見失う傾向にある。ラゲッティとピンテル同様に緊迫する雰囲気和ませる役回り担っている第2作には登場しないが、第3作再登場マーサー指示されデイヴィ・ジョーンズ心臓の入った箱を見張っていたが、ブラックパール号フライング・ダッチマン号戦った際に、どさくさ紛れてブラックパール号乗り移るその後軍服脱いで海賊風の服に着替え船員のふりをし、最後本当に海賊になってバルボッサの手下になる。 5作目には、バルボッサの手下として登場。かなり凄腕海賊となっているが、そのユーモラスさは変わっていない。 イアン・マーサー(Ian Mercer) 演:デヴィッド・スコフィールド/佐藤祐四 東インド貿易会社忠実な社員殺し屋会社の重役ベケット卿の個人秘書として働いた冷酷かつ冷静な人物で、ノリントン死後は、彼に代わってフライング・ダッチマン号指揮を取る最期は船を取り戻す機会うかがっていたジョーンズに首を絞められ殺される。 ジョン・スカーフィールド(Jon Scarfield) 演:デヴィッド・ウェナム/小原雅人 5作目登場するイギリス海兵隊大尉。セント・マーティン島に駐留する軍艦エセックス号艦長。非常に血の気が多い上に、功名心海賊魔女への敵愾心が非常に強く、自らが捕らえながらも脱走したジャックカリーナと彼らの脱獄手引したヘンリー執拗に追跡する最期サラザール率いサイレント・メアリー号不意打ちを受け、エセックス号ごと叩き潰される形で海の藻屑消えた

※この「英国海軍・東インド会社」の解説は、「パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物」の解説の一部です。
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