ブラックパール号
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「パイレーツ・オブ・カリビアンの艦船」の記事における「ブラックパール号」の解説
ジャック・スパロウ船長が指揮する帆船である(ただし長らくバルボッサに乗っ取られていた)。船の規模はガレオン程度で、三本のマストを持ち横帆7枚、縦帆5枚を備える。船体と帆は黒く塗られており、(ベケットに火を放たれ焼け焦げてしまったため黒くなっているとする説もある)本船の外観上の特徴となっている。そのため、真夜中の海上で明かりを全て消すと遠目では全く目視できなくなる。砲甲板は一層で18~20門程度の大砲を搭載し、また上甲板にも8~10門程度を搭載しているので装備している大砲は25~30門程度である。本船の最大の特徴はカリブ海で一番といわれる高速で、インターセプター号にも軽く追いつく。カリブ1の快速とされていながら、最後の海賊ではイギリス海軍艦隊エセックス号に軽々と追い付かれているシーンも存在する。パイレーツオブカリビアン自由の代償にてデイヴィ・ジョーンズとの血の契約によって引き上げてもらう際の契約の一つで快速の帆船となった。
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ブラックパール号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 10:02 UTC 版)
「パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物」の記事における「ブラックパール号」の解説
ジョシャミー・ギブス航海士 (Joshamee Gibbs) 演:ケヴィン・R・マクナリー/青森伸 ジャックの右腕的存在で航海士。裏切りが常である海賊たちの関係の中、常にジャックを信じ、彼の味方でいようとする。酒好き。ジャックからは、「ギブス君(Mr.Gibbs)」とよく呼ばれる。博識で古来より伝わる海の伝説を数多く知っており、その解説役の一面を兼ね合わせている。 元英国海軍の軍人で、その頃から酒を入れた携帯ボトルをずっと愛用している。 第1作では幼少期のエリザベス・スワンが英国からポートロイヤルに来る航海の際にジェームズ・ノリントンの部下となっていた。その10年後にはなぜかトルトゥーガにおり、汚い身なりで豚に囲まれて眠っていた。ジャックとの再会後は仲間になり、第2作、第3作と船員として活躍。 第4作ではロンドンで捕まって裁判にかけられていたところをジャックに救出されるも、その後英国海軍に囚われ、バルボッサを命の泉へと案内することとなる。 第5作では一時的にジャックを見捨てるが、すぐに仲間に戻る。 ラゲッティとピンテル (Ragetti & Pintel) 演:マッケンジー・クルック(ラゲッティ)、リー・アレンバーグ(ピンテル)/高宮俊介(ラゲッティ)、佐々木梅治(ピンテル) バルボッサの手下。ジャック曰く「ノッポとチビ」。ラゲッティは右目が木製義眼の海賊、ピンテルは頭の剥げた髭面の海賊。ピンテルはエリザベスに対して「hello, poppet.(やぁ、かわいこちゃん)」とよく言う。二人とも下っ端だが、ジャックが船長をしていた頃からの古参である。 第1作では、二人ともアステカの金貨によって呪われ、満たされる事のない欲望と死ねない身体になっており、バルボッサの配下としてジャック・スパロウ達と戦ったが、英国海軍との戦闘中に呪いが解けてしまったために他の仲間同様降伏し、ポートロイヤルに監禁された。 第2作ではポートロイヤルの鍵の番をしている犬を手なずけて脱獄、その後浜辺に停められていたブラックパール号を奪おうとするが、ペレゴストス族がジャックを追いかけて大挙して迫ってきたため、その場の勢いでジャックの手下になり、第3作でもウィル達とともに世界の果てへと向かう。第1作では不死身であるのをいいことに無鉄砲な一面があったが、第2作からは呪いが解けて不死身では無くなったため行動が慎重になっている。 第3作ではラゲッティの義眼がバルボッサの「銀貨」であることが判明、さらにそれらにカリプソを解放するための力が秘められていることが判明した。その際義眼は焼失したため、以降彼は代わりに眼帯を付けている。 コミックリリーフのキャラクターとして描かれているが、フライング・ダッチマン号の船員達と互角以上に渡り合った。また、バルボッサから「銀貨」を託されていたことから、それなりに信頼のおかれた部下であったことがわかる。 猿のジャック (Jack the monkey) バルボッサの飼っているシロガオオマキザル。第1作のラストシーンでアステカの金貨を盗み、再び不死身の猿になる。第2作以降もブラックパール号に乗船しており、しょっちゅうジャック・スパロウにいたずらをする。逆に、ジャックはストレス発散の一環としてしょっちゅう彼を銃で撃つ。ラゲッティの義眼が気になるらしく、ラゲッティが居る時はいつも奪っている。第3作では微力ながら戦闘にも参加し、仲間の危機を何度も救っている。第4作では、ブラックパール号やコットンのオウムと共に瓶の中へ閉じ込められている。しかし2017年公開の第5作では、ブラックパールとともに瓶から5年ぶりに復活し、最終的にバルボッサ死亡において長年の主を亡くした為、仕方なくジャックになつくようになった。 コットンのオウム 第1作目から登場するコットンのペットのオウム。バルボッサのペットの猿ジャックと同様にいつもコットンの肩にいて、舌を切られてしゃべれなくなってしまったコットンのかわりに会話をする(聞かれたことに返事をしたり、ちょっとした短い言葉をしゃべる程度で、人間同様に会話が続くわけではない)。3作目では、シンガポールの戦いにおいて猿のジャックと共に微力ながら戦闘に参加し、仲間の危機を救っている。評議会の戦いにおいて、東インド貿易会社の艦隊を目の前にし怯み、船を捨てろと言い残し逃げ出している(これがコットンの意思であったかについては不明)。4作目ではブラックパール号、猿のジャックと共にボトルに閉じ込められている。5作目には登場しない。 マーティ(Marty) 演:マーティン・クレッバ→ジェームズ・アーノルド・テイラー/うすいたかやす 第1作の途中からジャックと共に同行する小柄な海賊。ブラックパールでは主に見張りをする。第3作の終盤で、泥酔するジャックを見限りバルボッサに付いていく。その後の第4作目の間に起きた黒ひげの奇襲により、行方知れずとなっていたが、第5作では序盤よりジャックの仲間となっている。 カリブ海を拠点に活動した小身の海賊であり、山椒は小粒でもピリリと辛いと言うように、マーティは小柄であったがタフで、船の上でも陸でも3倍の背丈もある敵に強烈なパンチを繰り出した。 マーティの生涯についてはあまり知られていないが、彼は寄せ集めの乗組員としてHMS<インターセプター号>や<ブラックパール号>でキャプテン・ジャック・スパロウに仕えた。死者の宝箱捜索後、マーティはクラーケンの襲撃を生き延びた数少ない乗組員のひとりとなった。彼はまた、多くの海賊とともに自由を求めてカトラー・ベケット卿の艦隊に挑んだ。 コットン (Cotton) 演:デヴィッド・ベイリー 第1作で途中からジャックと共に同行する老いた海賊。第1作以前にマンガードという人物に舌を切られてしまったため話せないので、肩に止まっているオウムが彼の代わりに話している。しかしながら、口がきけない彼がどのように仕込んだのかは一切不明である。ブラックパールでは主に舵取りをする。 アナマリア(Anamaria) 演:ゾーイ・サルダナ/湯屋敦子 マーティやコットンと同じく、途中からジャックと共に同行する男勝りの女海賊。一人称は「俺」。彼女の台詞によると、「ジャックには船の借しがある」らしい(ちなみにその船は、ジャックが初めてポートロイヤルに現れた時に沈没してしまったもの)。他の二人とは異なり、ジャックが船長に復帰してすぐ船を下りているため、第2作以降は登場しない。
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「ブラックパール号」の例文・使い方・用例・文例
- そんな時代,ブラックパール号に乗り,キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)に率いられた海賊たちが,ポートロイヤルというカリブ海の町を襲う。
- ジャック自身は,ある反逆で,自分からブラックパール号を奪い取ったことに対し,バルボッサに復(ふく)讐(しゅう)を企(くわだ)てている。
- 3年前,このシリーズの第1作で,海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は自分の船「ブラックパール号」を呪われた海賊団から取り戻した。
- その契約によると,ジャックはブラックパール号の船長として13年間過ごすことができるが,その後,彼はフライング・ダッチマン号に乗り,デイヴィ・ジョーンズに永遠に仕えなければならない。
- そして,ジャックは彼の船であるブラックパール号をキャプテン・バルボッサから取り戻す。
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