線内特急「ひたち」の運転開始
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「ひたち (列車)」の記事における「線内特急「ひたち」の運転開始」の解説
ひたち485系電車「ひたち」(1985年) 概要国 日本 種類特急列車・エル特急 地域東京都・千葉県・茨城県福島県・宮城県 運行開始1969年10月1日 運行終了1998年11月30日 後継スーパーひたち、フレッシュひたち、特急ひたち(2015年復活の第二期)、特急ときわ 運営者東日本旅客鉄道(JR東日本) 旧運営者日本国有鉄道(国鉄) 路線起点東京駅・上野駅 終点いわき駅・原ノ町駅・仙台駅 使用路線常磐線 技術車両80系気動車(秋田機関区)485系電車(勝田電車区) 軌間1,067 mm 電化直流1,500 V交流20,000 V・50 Hz テンプレートを表示 1969年(昭和44年)10月:上野駅 - 平駅間を運行する季節特急列車として、「ひたち」運転開始(列車番号:6001D・6002D)。 1970年7月(昭和45年):特急「ひたち」に、上野駅発着の特急として初めて自由席2両を設置。登場時は全席指定だったが、短距離の利用者が多い点を考慮したため。 10月:特急「ひたち」定期列車化。急行「みちのく」廃止。 1971年(昭和46年)4月:「ひたち」の上り列車のみ東京駅に乗り入れ。 1972年(昭和47年)3月:「そうま」の2往復を盛岡駅発着に延長し、「もりおか」と名称を変更。急行「十和田」昼行1往復の格上げで上野駅 - 青森駅間に、特急「みちのく」が1往復運転開始。なお、この格上げした「十和田(下り)・(上り)1号」は1968年10月まで客車急行「みちのく」を名乗っていた。 7月:夏「ひたち」51・52号が485・489系電車を使用して運転。 10月:「ひたち」に485系電車を使用開始。電車特急となる。また、「ひたち」5往復に増発し、運転区間を東京駅・上野駅 - 平駅・原ノ町駅・仙台駅間に拡大。なお、平駅・原ノ町駅発着各2往復、仙台駅発着1往復。同時にエル特急に指定。 1973年(昭和48年)4月:「ひたち」の上り1号のみ実施されていた、東京駅乗り入れを中止。 10月:「ひたち」を6往復に増発。 1975年(昭和50年)3月:「ひたち」を8往復に増発。 1978年(昭和53年)10月:「ひたち」を11往復に増発。一部の「ひたち」が友部駅・高萩駅に停車するようになる。 一部の列車で営業していた食堂車を全廃。また急行「そうま」は「ときわ」に編入され、愛称消滅。 1981年(昭和56年)10月:一部の「ひたち」が土浦駅に停車するようになる。 昭和53年10月改正時の急行「ときわ」・「もりおか」停車駅(列車によって停車駅は異なる)上野駅 - 我孫子駅 - 土浦駅 - 石岡駅 - 友部駅 - 赤塚駅 - 水戸駅 - 勝田駅 - 東海駅 - 大甕駅 - 常陸多賀駅 - 日立駅 - 高萩駅 - 磯原駅 - 大津港駅 - 勿来駅 - 植田駅 - 泉駅 - 湯本駅 - 平駅(現在のいわき駅) - 四ツ倉駅 - 広野駅 - 富岡駅 - 大野駅 - 双葉駅 - 浪江駅 - 小高駅 - 原ノ町駅 - 相馬駅 - 亘理駅 - 岩沼駅 - 仙台駅 - 塩釜駅 - 松島駅 - 小牛田駅 - 瀬峰駅 - 石越駅 - 花泉駅 - 一ノ関駅 - 平泉駅 - 前沢駅 - 水沢駅 - 北上駅 - 花巻駅 - 日詰駅 - 仙北町駅 - 盛岡駅
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