第一回心霊スポットツアー参加者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 15:04 UTC 版)
「SuperLite 1500シリーズ 魔紀行」の記事における「第一回心霊スポットツアー参加者」の解説
魔界ジャーナルの募集に応じた者達の中から、それまで熱心に同サイトを訪れていた10人の人間が参加者として選ばれた。 佐原 昭彦(さはら あきひこ) 主人公。19歳。九頭竜大学2年生にして、オカルト研究会副会長。心霊現象は全面的には肯定も否定もしない。 ホラー映画が好きで、運動は苦手。 福本の言動を見る度に「関西人は皆こうなのか」と考えるなど、思考はかなり短絡的。 水野 利佳(みずの りか) ヒロイン。18歳。九頭竜大学の1年生で、オカルト研究会の紅一点。 明るく素直な性格で、顔も可愛らしく胸も大きいので、会のアイドル的存在となっている。明彦とは、これまで個人的な会話をしたことはなかった。彼を「先輩」または「昭彦さん」と呼ぶ。 京都出身だが幼い頃に父と2人で東京に引っ越したため、故郷のことはまったく知らず、口調に訛りもない。服装は常にTシャツ・Gジャン・デニムのスカート。 小学1年生の時に亡き母の幽霊を見たことがあり、それ以来心霊現象に興味を抱いていた。 原作では、父親がT大学の教授である事が語られている。 蓮田 竜也 30歳。魔界ジャーナルの管理者にしてツアーの企画者。本業は不明。肩にかかるほどの長髪と、肌の白さ以外はまったく特徴のない顔をしている。 常に無表情で感情の混じらない喋り方をするが、その声には深みがある。 原作では「蓮田信一(はすた しんいち)」という名前で、超心理学研究会の会長であり、22歳の4年生。痩身面長の美系でニヒリスト。 ゲームでの「竜也」という名前は、原作にしか登場しない別の人物の名前である。 福本 良次(ふくもと りょうじ) 43歳。大阪出身で、関西弁を喋る。玩具屋を経営。黒縁眼鏡をかけている。髪を手で掻きわける癖がある。 お喋りで他人の台詞にいちいち合いの手を入れるため、明彦からは内心「やかましいオヤジ」と呼ばれているが、険悪な関係の人々に飲み物を奢って場を和ませたり、急場の時にリーダーシップを取ったりと、面倒見は良い。 原作ではサークルの合宿にゲストとして参加したメンバーの1人で、42歳。白川久美を気に入り、しきりに機嫌を取っていた。 近藤 孝雄 25歳。一流商社の営業担当。気さくなスポーツマンで、冷静な思考の持ち主。ホラー映画マニアという一面もある。 原作には登場しないゲームのみのキャラクターである。 竹山 シノブ 58歳。人相占い師。なぜか参加者の中で唯一、説明書に人物紹介が載っていない。関西出身らしい。 体型は小柄で小太り。肌に張りがあり、外見は実年齢より若々しい。 時折、己の意思とは関係なく、他人の考えが「読めてしまう」のだという。タロットカードや水晶玉など、道具を使った占いは偽物だと断言している。 陽気な女性だが、京都に向かう列車内で突然倒れ、謎めいた言葉を口走り始める。 原作では福本同様、ゲストとして合宿に参加したメンバー。 田崎 清三郎(たざき せいざぶろう) 70歳。有名な画家で、歌うような口調で語る知的な老紳士。イギリスの映画俳優ピーター・カッシングに似た容貌をしている。 参加者の中では唯一、別料金を払うことで旅館に1人部屋を予約していた。 原作では合宿のメンバーではなく、彼らとは異なる理由で旅館「桔梗楼」に宿泊していた。物語序盤での主人公的存在で、ジェシカ・ビーチャムという孫娘も登場している。 古月 憲史(ふるつき けんじ) 45歳。女子中高生に人気のオカルト雑誌「ルシファー」の編集長で、取材のためにツアーに参加した。銀縁の眼鏡をかけている。 仕事柄オカルトには詳しく、怪奇スポットを訪れるたびにそこにまつわる薀蓄を語るが、彼自身はオカルトの存在をまったく信じておらず、必ず否定的な結論を付ける。基本的に冷静だが、かなりの皮肉屋。 原作ではサークルのメンバーであり、蓮田同様4年生。年齢は21。 黒田 俊幸(くろだ としゆき) 22歳のフリーター。常に猫背で、移動中は無言でノートパソコンを叩き続ける。 また各怪奇スポットでは、1人デジタルカメラで写真ばかり撮っており、他のメンバーからも「暗い」と敬遠されていた。 モゴモゴとした口調だが、話しかけられれば一応返事はする。一人称は「僕」。 原作ではサークルのメンバーであり、18歳の1年生。一人称は「おれ」である。 白川 久美(しらかわ くみ) 18歳。CGデザインの専門学校に通っている。オカルト好きという趣味が元で友人となった陽子に誘われ、ツアーに参加した。 髪は長く、長身で細身。体型に似合わぬ巨乳を持ったセクシー美人。 原作ではアニメーター専門学校の生徒で、19歳。蓮田が陽子と共にピックアップし合宿に参加させた。特撮SF映画ファン。 松本 陽子(まつもと ようこ) 18歳。久美の学校の友人。小柄だが、はち切れそうな体型をしている。 原作では久美の学校の後輩。
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