短編・研修生編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 16:49 UTC 版)
「バイトでウィザード」の記事における「短編・研修生編」の解説
樋名谷瑠々(ひなたに るる)(声:川澄綾子) 豊花と京介が研修生時代の同期。成績トップの優等生。控えめな立ち振る舞いとおっとりした話し方をするが、実はかなりアナーキーでバイオレンスな性格の持ち主。 豊花曰く、「手段のためなら目的を選ばない」。完結章では、遠峰秋一の妻となっている。 「バイトでウィザード 後日編」では、家長の座に就いている。 白玉一号(しらたまいちごう)(声:釘宮理恵) 風属性の小精霊(特殊能力を2つ以下しか持たない精霊)。バレーボールほどの白い球形の体に短い手足と小さな羽根をもつ。高速で体当たりすれば人を骨折させる程度の力がある。「聖なるポンゲラバーム」を名乗ったこともある。 宇津木教官(うつぎ きょうかん) 研修課の教官。初老の男性で、白髪と髭が紳士的だが、怪しい術薬が大好きな危険人物。危険な行動を研修課から問題視され、教官免許を剥奪されて研修生に戻った。 「バイトでウィザード 後日編」では、街で術薬喫茶を開いている。 蹄場隼人(ひづめば はやと) 京介と豊花の家庭教師。実はペパシュボリ王国の王位継承者で、日本を乗っ取るために手始めに虹原市へ来た。京介たちを子分にしようとするが失敗。一条家の押し入れでたまに寝ている。 辞書三号(じしょさんごう) 蹄場隼人が飼っている小精霊。金色のダックスフントのような外見をしている。ペパシュボリ人である蹄場に日本語を教えた。好物はビーフジャーキー。 強盗(ごうとう) 京介たちが課題で訪れたコンビニエンスストアで強盗をしようとしていた男性。着けていた目出し帽が白地に目の周囲に黒い縁取り模様だったことから、豊花に「パンダのおにいさん」と呼ばれる。 徳永(とくなが) 本家の職員。清掃業をしている。白玉一号を飼っていた。 尼僧(にそう)(声:佐久間レイ) 虹原ポンゲラバーム教会に勤めている尼僧。信仰深いが思いこみの激しい性格。京介たちを「呪術使い」と呼んだ。 新婦・哲子(しんぷてつこ)(声:山口眞弓) 虹原ポンゲラバーム教会で結婚式を挙げていた花嫁。元・虹原中央学園バレーボール部のエース。 田中太郎(たなかたろう) 自称・世界一の霊媒師。京介たちと虹原渓谷で出会った。 三浦正志(みうらただし) 虹原中央学園付属小学校2年1組の児童。父親は虹原デパートの経営者。お小遣いをたくさんもらっている。 ニジデパ君(にじでぱくん) 虹原デパートのイメージキャラクター。小さな熊のぬいぐるみだが、中身にはアルバイト中の白玉一号が入っていた。 嶋村(しまむら) 京介たちと同期の研修生。明朗で陽気な性格。夏期合宿中に宇津木の陰謀で、京介たちとともに迷惑をこうむった。 伊東(いとう) 宇津木の助手をしていた女性だが、実は教官監査課職員。 本間一族(ほんまいちぞく) 虹原市では有名な資産家一家。一彦(かずひこ)、次彦(つぐひこ)、三彦(みつひこ)、留子(とめこ)の四人兄妹。一彦の盛大な誕生日パーティを行っている最中に、澱みが発生した。 本間十三郎(ほんまじゅうざぶろう) 本間一族の先祖で、戦国時代を駆け抜けた伝説の人物。下剋上が大好きで、子孫たちにアドバイスに現れた。 女将(おかみ) 温泉旅館「虹原館」の経営者。仲居軍団をしたがえて客を攻撃したり、温泉饅頭に爆弾をしかける危険人物。 支配人(しはいにん) 温泉旅館「虹湯閣」の経営者。虹原館と争っている。 若い矯正術者(わかいきょうせいじゅつしゃ) 京介たちの幼稚園生時代に、澱みの浄化で虹原ひまわり幼稚園にやって来た術者。事件解決後、京介に「君が大きくなったらまた一緒に仕事ができるといいね」と言い残す。口調は遠峰秋一にやや似ている。 うさぴょん 虹原ひまわり幼稚園で飼われていたウサギ。豊花曰く「5キロを超えたフレミッシュジャイアント種だから、とても肉用に向いている」らしい。若い矯正術者の高等術により、人間言語が喋れるようになったが、口調は生意気。京介のことを「ハト組のガキ」と呼ぶ。 星屑すもも(ほしくずすもも) スーパーアイドルで、虹原市出身の17歳女子。虹原樹海でプロモーションビデオの撮影をしていた。清純派アイドルとして売り出しているが、実は元暴走族。 女子生徒(じょしせいと) 京介たちと同期の研修生。名前は不明。ノートパソコン型の術具を持っており、研修生たちを消してしまう。 加藤(かとう) 研修生課の教官。四十代独身で、親は地主でお金持ち。京介たちにいろいろ奢ってくれると言うが、条件付き。 黒川兄弟(くろかわきょうだい) 研修生課の運動会に乱入してきた五人の男性。黒いジャージの上下と黒いハチマキを着用し、「黒組」を名乗る。 舞子(まいこ) 京介たちが夏休みに迷いこんだ、不思議な村の少女。玲洗樹の枝を持っている。 茸栽培職人(きのこさいばいしょくにん) 虹原山の奥で、山小屋に一人で住んでいる男性。「幻の茸」を栽培している。 小林(こばやし) 研修課の教官。病気のため、自宅療養中。 小林茜(こばやしあかね) 小林教官の娘で、矯正術者。 干支九号(えときゅうごう) 小精霊の一種。サルに似た外見をしている。他の十一匹の小精霊とともに「チーム・ザ・干支」というグループを結成している。 保育士術者(ほいくしじゅつしゃ) 研修課付属の託児所で働いている、筋骨隆々の男性。赤ん坊が大好き。 託児所の所長(たくじしょのしょちょう) 研修課付属の託児所責任者。保育士術者の父親でもある。こちらもやはり赤ん坊が大好きで、京介たちに「年齢逆行」という術を使おうとした。 美女一号(びじょいちごう) 術研究部が開発した小精霊(の試作品)。追跡術を行うことができる。外見は若い美女の設定だったが、消費期限が切れてから出現したため、老女の姿になっていた。 草刈(くさかり) 一条尚の学生時代のライバル。本家の幹部となり、本家の支部がある遠い街へ引っ越していた。尚の妻・美砂緒(みさお)に横恋慕している。 丸山彩子(まるやまあやこ) 京介たちと同期の研修生。おかっぱ髪のおとなしい少女。 大野(おおの) 虹原東中学二年の女子生徒。天文部所属。 品川由理(しながわゆり) 虹原市のアパートに住んでいる幼い女の子。サンタクロースの存在を執拗に信じこんでいる。 カラス 虹原市の森に住むカラスで、光り物が好き。中学時代の砂島礼子のピアスを盗んだ。京介が使った高等術で人間言語を喋るようになったが、口調はPTAの役員や補導員的な感じ。
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