シラノ・ド・ベルジュラック (戯曲)
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『シラノ・ド・ベルジュラック』(Cyrano de Bergerac)は、エドモン・ロスタン作の五幕の韻文戯曲。題名通り、17世紀フランスに実在した剣豪作家、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にしている。サラ・ベルナールを介して知った俳優、コンスタン・コクラン(Coquelin aîné)の依頼で書いた。
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白野弁十郎
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「シラノ・ド・ベルジュラック (戯曲)」の記事における「白野弁十郎」の解説
額田六福が、新国劇の沢田正二郎のために『シラノ・デ・ベルジュラック』を翻案した『白野弁十郎』は、1926年(大正15年)1月に邦楽座で初演され、大成功を収めた。翻訳は楠山正雄。この翻案では、舞台が幕末から明治の日本に移されている。その後、弟子だった島田正吾がこの作品をひとり芝居の形にし、島田は2004年に98歳で亡くなるまで、この作品を演じた。島田の死後、弟子の緒形拳(新国劇出身)がこの作品の上演を行った。 舞台は、幕末の京都。武士の白野弁十郎は朱雀隊の隊士で、いとこの千種に恋心を抱き続けていた。ところが、若い隊士の来栖から千種への思いを打ち明けられ、彼の代理で恋の歌を詠むことになる。2人は戦場に赴き、白野は恋の便りを送り続けたが、来栖は戦死。10数年後、白野は落ちぶれて、仏に仕える千種と再会する…。
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