日本での上演記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 23:48 UTC 版)
「シラノ・ド・ベルジュラック (戯曲)」の記事における「日本での上演記録」の解説
この戯曲は各国で頻繁に上演されているが、ここでは日本における主な上演記録を列記する。 上演に使われた台本のほとんどは、次の2本である。 1922年初版、辰野隆 - 鈴木信太郎共訳の、『シラノ・ド・ベルジュラック』 1926年に初めて使われた額田六福による翻案、『白野弁十郎』 「白野」は、おもに、新国劇により、その解散後は元劇団員により、上演されている。 他にミュージカル作品がある。 なお、以下で、主演は、シラノ役、ロクサーヌ役、クリスチャン役の順である。 『シラノ・ド・ベルジュラック』1931年2月:松竹、二代目市川左団次・二代目市川松蔦・市川壽美蔵(後の壽海)主演、帝国劇場。 1934年1月:松竹、早川雪洲主演、新宿新歌舞伎座。 1935年1月:満田健児(後の三津田健)・高野松子主演、日本俳優協会演出。日比谷公会堂。 1947年12月:文学座、毎日ホール。 1951年8月 - 10月:文学座、三津田健・杉村春子(後半は丹阿弥谷津子)・大泉滉主演、東京三越劇場他、大阪・京都・名古屋。 1955年1月:文学座、仲谷昇主演、東横ホール。 1960年10月:菊五郎劇団、二代目尾上松緑・山田五十鈴・安井昌二主演、歌舞伎座。 1964年4月:二代目尾上松緑・久我美子・北大路欣也主演、松浦竹夫演出、日生劇場。 1967年1月 - 3月:文学座、三津田健/北村和夫・杉村春子/小川真由美・細川俊之主演、国立劇場小劇場と渋谷公会堂・大阪・京都・神戸・名古屋・岐阜。 1975年:劇団四季、浅利慶太演出、平幹二朗主演、日生劇場。 1983年2月:文学座、江守徹・平淑恵・大出俊主演、池袋芸術劇場。 1990年11月:無名塾、仲代達矢、若村麻由美、早川純、主演、PARCO劇場。 1999年:鈴木忠志演出、第2回シアター・オリンピックス参加。 2001年2月:演劇集団 円、橋爪功・仲谷昇出演、渡辺守章の訳による。世田谷パブリックシアター。 2006年11月:文学座、江守徹主演、シアター1010(東京)および、県立芸術文化センター(兵庫)。 2006年11月:鈴木忠志演出、新国立劇場および静岡県舞台芸術センター制作、新国立劇場。 2007年8月:栗田芳宏演出、メジャーリーグ製作、初代市川右近、安寿ミラ、加納幸和、市川猿弥 他出演。青山円形劇場。 2018年5月 - 6月:鈴木裕美演出、マキノノゾミ・鈴木哲也上演台本、清塚信也音楽、東宝・ホリプロ製作、吉田鋼太郎、黒木瞳、大野拓朗・白洲迅(ダブルキャスト)、大石継太、石川禅、六角精児他出演。日生劇場、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール。 2020年12月:宝塚歌劇専科・星組、シアタードラマシティ。 『白野弁十郎』1926年1月:新国劇、沢田正二郎主演。邦楽座。 1929年:新国劇、島田正吾主演。 1954年3月:新国劇、明治座。 1992年:島田正吾主演の一人芝居、早大大隈講堂・新橋演舞場・パリ。シュバリエ章受章。 1993年 - 2000年:島田正吾主演の一人芝居、毎年。 2006年10月:『白野』鈴木勝秀演出、緒形拳主演の一人芝居、Bunkamuraシアターコクーン。 『シラノ ザ・ミュージカル』 クーン・ヴァン・ダイク作、アト・ヴァン・ダイク作曲2000年12月 - 2001年1月:市村正親・西田ひかる・山本耕史主演。大阪松竹座・中日劇場・赤坂ミュージカル劇場 ミュージカル『シラノ(英語版)』 レスリー・ブリッカス脚本、フランク・ワイルドホーン作曲2009年5月:鹿賀丈史・朝海ひかる・浦井健治/中河内雅貴(Wキャスト)主演。日生劇場 2013年1月:鹿賀丈史・濱田めぐみ/彩吹真央(Wキャスト)・田代万里生/平方元基(Wキャスト)他出演。日生劇場、新歌舞伎座 『剣と恋と虹と』
※この「日本での上演記録」の解説は、「シラノ・ド・ベルジュラック (戯曲)」の解説の一部です。
「日本での上演記録」を含む「シラノ・ド・ベルジュラック (戯曲)」の記事については、「シラノ・ド・ベルジュラック (戯曲)」の概要を参照ください。
- 日本での上演記録のページへのリンク