狂気の山脈にて
狂気の山脈にて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 08:26 UTC 版)
数億年前に地球に飛来した「古のもの」によって作られ、肉体労働のための奉仕種族として扱われていた。もともと知能はなく「古のもの」の催眠術のような暗示で働いていた。しかし自身が発生させた脳を固定化することで知能を持つようになり、創造主である「古のもの」に反抗して全面戦争を引き起こした。2億5千万年前に最初の反乱が発生し、何度も鎮圧されたが「古のもの」たちは、あらゆる労働力をショゴスに依存しており、全滅させることも出来ず、また有効な反撃手段もなく追い詰められ、他の種族との戦争にも敗れて壊滅的な損害を受けた。しかも非常に生命力の強いショゴスたちは、陸上に進出してしまい手が出せなくなってしまう。奇しくも「古のもの」を海中に追いやった大いなるクトゥルフやミ=ゴたちが地球上から去り、地上が安全になったためである。しかしそれ以外のショゴスは、「古のもの」に最終的に地底深くに封印された。しかし彼らの内、「古のもの」の目の届かない場所で生存した者たちが地球生命の起源に繋がったと仄めかしている。 ショゴスは『ネクロノミコン』で実在を否定されている。アブドゥル・アルハザードはショゴスは存在したことなどなく妄想の産物であると断言しており、信じたくないという主観そのものが現れている。現実にはショゴスが存在し、(アルハザードが崇拝する)クトゥルフを脅かすほどだったのである。
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