武装・主な技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 09:47 UTC 版)
『人造人間ハカイダー』のものについては、人造人間ハカイダー#ハカイダーの装備を参照。 ビーム・ショット・ガン 漫画版でサブロウ・ハカイダーが使用する、ビームを発射する光線銃。アニメーション版のサブロウ・ハカイダーやギル・ハカイダーも同型のビームガンを用いている。漫画版のギル・ハカイダーが使用する銃は、『サイボーグ009』のゼロゼロナンバー・サイボーグが使用する銃に近いデザインである。 ハカイダーショット 特撮版のハカイダーが使用する、銀色の大型多連装式拳銃。テレビシリーズ あらゆる機械を分断する高周波弾を発射し、威力はアンドロイドマンや、ダーク破壊部隊・アカ地雷ガマを一発で破壊する。使用しないときは、左のブーツに収納されている。使用する際、右腕を左手の下につけて安定させる、独特の射撃体勢を取る。サブロー・ハカイダーは、飛び道具を使わないキカイダーに対しては、威嚇射撃か、逃げるのを封じるためにしか使用していない(41話で例外的に発砲している)。ギル・ハカイダーもハカイダーショットを使用しているが、イチローの隙を突いたり背後から狙い撃ったりと、性格の違いが表れている(正面からでは01やワルダーに大抵回避されている)。ただし、峠英介に銃を奪われて撃たれた際には自身が四散した。プロップは当初、銃身10インチのヘビーバレルで型抜きオール・ステンレス製の物が使用されていたが、『01』中期のトランポリンアクションの撮影時に落として破損したため、3/8インチの物を新造した。このハカイダーショットはのちのハワイ公演の際に紛失、所在不明となったという。 『キカイダー02』 サブロウの使用する銃。コンピュータ・ウイルスが内蔵された弾丸を発射し、普段は大腿部に格納されている。 『人造人間ハカイダー』 ショットガンの形をしている。弾丸は右腕に装備されたアームショットと共通。精密射撃も可能である上に貫通力は高く、劇中では元老院本部の建造物の外から1発の弾丸を撃ち込んだのみで本部内の中枢機能を停止させている。『ラストジャッジメント』では、威力や一度に装填できる弾数が異なる4種類の弾丸を装填することが可能になっている。普段は愛車ギルティに付けられたホルスターに収納されている。 『REBOOT』 普段は左足に付けられたホルダーに収納されている。ハカイダー自体のデザインは前述のように村枝賢一がリファインしているが、ハカイダーショットに関しては村枝は依頼されておらず、別人がデザインしている。 ショットガン アニメ版のサブロウが使用する銃。ロボットを一撃で破壊する威力があり、ダークロボット・サソリホワイトを破壊した。 破壊剣 特撮版でサブローが使用する、左ブーツに装填された特殊合金製の短剣。サブローがハカイダーに変身する際にも使うアイテムでもあり、顔面に剣をかざすことでチェンジする。ダーク破壊部隊・ヒトデムラサキやアカ地雷ガマの装甲を貫く威力を見せる。書籍によっては、「破壊剣が変形してハカイダーショットになる」と説明されているが[要文献特定詳細情報]、42話で変身後のハカイダーが破壊剣を振り上げているシーンがある。 通常時は刃渡り10cmほどだが、顔の前でかざす際には刃渡り20cmほどになっている。キリギリスグレイやアカ地雷ガマに投げつけたりしたこともある。ジローとの格闘戦では逆手持ちで使用した。 十字剣 漫画版・アニメ版のサブロウが使用する、手裏剣状の武器。漫画版ではレーザーメスにもなる十字手裏剣、アニメ版では十字型のナイフとなっている。漫画ではキカイダーの左腕を切り落とし、アニメではゴールデンバットの息の根を止めている。 月面飛行蹴り 特撮版のサブロー・ハカイダーの技。エアクラフトで飛行している際、相手の正面で横回転をして遠心力を加えたキックを食らわす技。アニメ版でも、空中で反転して繰り出す蹴りを披露している。 地獄五段返し 特撮版のサブロー・ハカイダーの技。相手を掴み、空中で連続で投げ技を食らわし、5回目は地面に叩き付ける。『The Nobel』でも技名は登場していないが、同様の技を使用。「慣性に突如逆らい逆方向にGが加わるため、地面に叩きつけられる以上の衝撃が襲う」と描写されている。 ギロチン落とし 特撮版のサブロー・ハカイダーの技。地獄五段返しの後、相手の頭部を両脚で挟み込み、投げ飛ばす技。特撮版のギル・ハカイダーもこの技を使用している。ギル・ハカイダーの場合は、相手の隙を突いて使用することが多い(ギル・ハカイダーは地獄五段返しを使用しない)。『The Nobel』ではアオタガメに甚大なダメージを与えている。 コンコルド焔魔 設定のみ。実際に劇中では使用されず。台本では月面飛行蹴り・地獄五段返し・ギロチン落としを連続で放った後、トドメを刺すために使用していた。 放熱能力 『人造人間ハカイダー』のリョウ・ハカイダーの能力。手や足から高熱を発する。 プロフェッサー・ギルの笛 特撮版のギル・ハカイダーが使用。『人造人間キカイダー』でプロフェッサー・ギルが使用した超音波を発生させる笛の強化版で、ジローを苦しめる。笛を吹く際はマントを着用する。 格闘技 格闘能力はキカイダーや01たちと同等かそれ以上。特撮版のサブロー・ハカイダーは、パンチやキック一撃でアンドロイドマンを粉々にしていた。アニメ版のサブロウ・ハカイダーは、ショルダータックルやラリアットを繰り出し、キカイダーを圧倒する。ギルハカイダーは、特撮『キカイダー01』ではほぼ01やビジンダーに圧倒されていたが、人魚姫ロボットの援護に現れた際は、「マグマアッパー」「アウトローキック」「ギロチンフック」などの技を駆使して、01と互角に戦っていた。 『The Nobel』ではダーク破壊部隊のデータから、フェンシング、蟷螂拳、コークスクリューなどの技を駆使している。 プラスパワー 特撮版、およびアニメ版のギルハカイダーが使用した機能。ハカイダー4人衆が合体し、大型かつ大火力を誇る巨大人造人間ガッタイダーに変身する。特撮では「ハイル・ハカイダー!!合体!!」のコードを4人が唱えた後、円陣を組むようにして合体する。 エアークラフト キカイダー同様飛行できる。飛んで逃げるキカイダーを追いかけた他、サブローの姿で初登場した際にこれを使用してビルの壁面を垂直に歩いてきた。
※この「武装・主な技」の解説は、「ハカイダー」の解説の一部です。
「武装・主な技」を含む「ハカイダー」の記事については、「ハカイダー」の概要を参照ください。
- 武装主な技のページへのリンク