桓騎軍
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「キングダムの登場人物一覧」の記事における「桓騎軍」の解説
黒桜(こくおう) 声 - 川島悠美(第2シリーズ)/ 永峰遥(第3シリーズ) 桓騎軍五千人将→桓騎傘下将軍。配下からは「姐さん」と呼び慕われる女傑。弓の名手で一流の戦術家。面食いで、部下の扱いは容姿で差がある。桓騎に惚れている。また勘が鋭く摩論曰く「いつも外さない」。料理が非常に下手で雷土曰く「生肉食った方がマシ」。 黒羊編では、副官として中央丘の右翼で紀彗軍と戦い、紀彗を黒羊戦の鍵を握る人物だと警戒した。扈輒軍との戦いでは中央軍を指揮し、桓騎達が扈輒を討つと竜布軍の迎撃し撃退した。政との尋問では、桓騎の斬首を命じられた豹司牙に立ちはだかり、剣を折られるが寸止めで抑えられる。 雷土(らいど) 声 - 小松史法(第2シリーズ)/ 佐久間元輝(第3シリーズ) 桓騎軍五千人将→桓騎傘下将軍。粗暴な性格だが、戦況を見極めることに長けており、野盗時代に培った知恵と経験を駆使する。その実力は高く、かつて桓騎が雷土とその一家を取り込もうとした時には相当苦労した。現在は桓騎の考えが読めなくても黙って信じるなど信頼が厚い。 黒羊編では、左翼軍大将として岳嬰軍と戦い、初日に慶舎による策で危機に陥った時には、ゼノウと共にかつて野盗時代に使用していた笛「火兎」を吹いたことで、危機を脱しその後ゼノウらと共に中央丘にいた趙軍を襲撃した。鄴編では、鄴解放軍の迎撃に当たり、鄴へ到着した疲労困憊の李牧軍をゼノウ一家と迎え撃つ。 扈輒軍との戦いでは右翼軍を指揮し、龍白軍と対峙し劣勢に立たされていたが、桓騎の作戦を聞いて後退する。その最中、龍白を誘い出し討つが、駆け付けた竜布に捕らえられた。扈輒軍本陣に連行され、凄惨な拷問の末に死亡。 摩論(まろん) 声 - 佐久間元輝 桓騎軍五千人将→桓騎傘下将軍。桓騎軍随一の智将。黒桜同様、野盗時代からの配下で自称「紳士」と呼称し、常に丁寧な口調で話すが、どこか相手を見下す慇懃無礼な性格。料理が得意。 黒羊編では、参謀として中央丘の左翼で金毛軍と戦う。鄴編では、同じく参謀として鄴解放軍の迎撃を担う。鄴の陥落時には、忍耐弱い野盗の集りの自身らが忍耐勝ちした事に安堵していた。本人曰く「ある意味奇跡」。戦後の論功行賞では、桓騎の代理で咸陽に訪れる。 扈輒軍との戦いで桓騎達が扈輒を討つと、扈輒の討ち死を扈輒軍全体に報せ投降を促し捕虜とするが、桓騎の命令ですべての捕虜を処刑。そこに政が兵を引き連れて現れ、尋問では斬首を命じられたことで慌てて割って入って捕虜の処刑について弁明、桓騎の斬首は取り止めとなる。 ゼノウ 桓騎軍五千人将→桓騎傘下将軍。桓騎軍最強の武力かつ随一の獰猛さを誇り、死地にも嬉々として突っ込んでいくため、戦狂いとまで言われるゼノウ一家棟梁。蒙武よりも一回り大きい体格と、野牛の首を素手で捩じ切る程の膂力の持ち主。 黒羊編では初日は桓騎の指示で雷土軍とともに行動し、趙軍を圧倒するも慶舎による策で危機に陥ると、雷土から「火兎」を使うよう言われ使用することで危機を脱し、その後は合流した雷土達と中央丘にいた趙軍を襲撃した。2日目には左翼で動かない理由を雷土に問い質し、自分らの出番があると聞かされると納得した。4日目には飛信隊を襲撃した慶舎を逆に追い詰め、五日目の最終戦では飛信隊と共に中央丘奪取の立役者になる。 鄴編でも従軍し、兵糧が乏しくなったことで暴れ出す寸前にまで陥っていた。到着した李牧軍を雷土達とともに迎え撃つが、鄴が開門すると李牧軍との交戦を勝手に止め、鄴から逃げ出す難民達を押し除け真っ先に入城し、趙兵を殲滅した。扈輒軍との戦いでは一家ととも隠れ潜んでおり、敵本陣が手薄になると一家を率いて敵本陣を急襲する。 厘玉(りんぎょく) 桓騎軍千人将→桓騎傘下将軍。精鋭騎馬隊指揮官。得物は双剣。曲者揃いの桓騎軍の中では比較的良識派。 黒羊編では騎馬隊を発揮出来ない森林地帯のため桓騎の傍らに待機。桓騎軍と飛信隊が衝突した際、那貴と入れ替わりで桓騎軍に一時加入していた尾平を割って入らせたことで同士討ちを阻止した。 鄴編では、鄴解放軍を相手に騎馬隊を指揮し奮戦する。 扈輒軍との戦いでは黒桜とともに中央軍を指揮する。中央軍が分断されてからは、集中攻撃を受けて追い詰められ、総崩れとなった後は追撃を受けるもなんとか逃げ切り、戦後は黒桜達と合流する。 砂鬼(さき) 残虐さでは桓騎軍随一とされる、砂鬼一家の首領。拷問を好み、「砂鬼に捕まることが中華一の不運」と言われている。桓騎軍の拷問係を担当。那貴によると、砂鬼は桓騎軍最古参だと言っており、那貴が最古参の者から桓騎についての話を聞いていたが、幹部らも砂鬼については詳しい事は知らなく、真相は不明。 黒羊編では捕らえていた趙兵を拷問し、黒羊丘近辺に住む村人達の屍で作った「贈り物」を紀彗に届けて脅し、勝敗を決定づける。扈輒軍との戦いでは、勝利後に雷土を拷問した拷問官の生き残りに雷土の顛末を吐かせた。 オギコ 声 - 福山潤 桓騎軍千人将。落ち着きがなく馬鹿っぽい言動が多い。だが、腕っぷしは確かで馬術にも長けているが、壊滅的なまでに弓が下手。桓騎軍の中でも浮いた存在だが、桓騎への忠誠心は厚く、桓騎からは気に入られており、信頼されている。桓騎が千人将に抜擢した理由は「面白いから」。 黒羊編では何故か飛信隊への伝令として訪れるが、あまりに怪しすぎたため飛信隊の兵に止められていた。扈輒軍との戦いでは伝令として動き、傷だらけになりながらも雷土の元に駆け付けて桓騎からの作戦を伝える。 馬印(ばいん) 桓騎軍将校。摩論軍所属の伝令兵。 黒羊編では、飛信隊の伝令として活躍。一日目に失態を起こした信に対し片腕を斬るように命じるも、逆に自分の腕を斬られそうになるが、この一件に関しては黒羊戦の前に飛信隊に加わっていた那貴が預かる事で事無きを得た。扈輒軍との戦いの最中に焦燥しながら飛信隊の元へ伝令で駆け付け、飛信隊に援軍を要請。戦場に向かう最中に信らに今までの戦局を教え、摩論からの伝言を伝えた後は本軍に飛信隊の参戦を教えに行った。扈輒軍に勝利後、再び飛信隊の元へ訪れ、平安城へ向かえと伝えた。 那貴/呂敏 桓騎軍将校。#飛信隊参照。
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