李牧軍
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「キングダムの登場人物一覧」の記事における「李牧軍」の解説
慶舎 李牧傘下将軍。慶舎参照。 舜水樹(しゅんすいじゅ) 李牧傘下将軍。李牧軍副官。李牧軍随一の智将。感情が乏しく常に無表情だが、思考を巡らせると一転して雰囲気が変わる。匈奴に縁がある。 鄴編では、秦国軍の動向を探り、わずかな情報から敵の狙いが趙西部の防衛線ではなく別の可能性があるといち早く感付き、李牧に報告する。その後、李牧の命令で橑陽軍総大将なり、山の民を殲滅する為に橑陽城まで撤退する事で犬戎族を嗾けて楊端和と戦い、9日目に追い詰めるも楊端和が自身を囮とする事で別働隊の猿手族によって橑陽を失って撤退。その後、列尾に向かい、敵の退路を塞ぎにかかる。扈輒とともに列尾を死守し北部軍の増援を待つが、李牧の投獄と北部軍不動の知らせを受けて激昂。扈輒の提案を受けて、列尾から撤退する。その後は李牧を救出するために、カイネ達を率いて居所の捜索をしていた。しかし、事態の急変で李牧と太子嘉を守る為に馬南慈や傅抵と共に李牧軍を率いて王都の外で邯鄲軍と交戦し、脱出に成功した李牧と合流すると李牧と共に青歌へ向かう。 馬南慈(ばなんじ) 李牧傘下将軍。李牧軍副官。「雁門の鬼人」の異名を持つ、李牧軍随一の猛将。 鄴編では、朱海平原で趙軍右翼の一角を担い、中盤で堯雲とともに亜光を追い詰めるも、亜花錦の横槍で失敗。終盤で李牧の指示に従って戦略的後退を行い、後に飛信隊らを守っていた段茶軍を無視して、森を突破して王翦軍本陣の側面を突いて傅抵隊と挟撃して王翦を追い詰めるが、救援に駆け付けた王賁と蒙恬に阻まれ、蒙恬に右目を斬られる。跡継ぎ争いによる内乱時では、傅抵と共に邯鄲軍と交戦し李牧を逃がす。その後は李牧に従い青歌へ向かう。 晋成常(しんせいじょう) 声 - 巻島康一 李牧傘下将軍。常に笑みを絶やさぬ老将。陽気ながら峻烈な言動が目立つ。合従軍編で李牧軍副将を務める。蕞の戦いに敗れると李牧を諭して殿軍を引き受け、最期はバジオウに討たれ戦死した。 雷伯(らいはく) 李牧傘下将軍。共伯と共に麾下の兵士達らと同じく、李牧の戦術を徹底的に仕込まれている。鄴編では、朱海平原決戦十五日目で王翦本軍と対峙するが、共伯軍と田里弥軍と倉央軍との交戦を見て戦術の絡繰りを見抜いた王翦によって戦術を破られ、苦戦を強いられる。退却後、邯鄲に連行される李牧に代わって鄴包囲の指揮を執る。しかし鄴を完全に秦に奪われたため扈輒に従い撤退。 共伯(こうはく) 李牧傘下将軍。雷伯と同じく、麾下の兵士らと共に李牧の戦術を徹底的に仕込まれている。鄴編では、朱海平原決戦十五日目で田里弥・倉央軍と対峙。李牧の戦術を用いて、田里弥と倉央らを翻弄する。その後は本陣に迫ってきた糸凌と一騎打ちするが、討ち取られ死亡する。 カイネ 声 - 優希(第1-2シリーズ)/ 村井美里(第3シリーズ) 李牧軍三千人将兼側近の女性剣士。雁門出身で、両親を匈奴に殺害されたことから憎悪していた。当初は李牧の撤退戦術に反発し嫌っていたが、後に心服。 馬陽編では貂と最初正体を隠し友情を築き、合従軍編では李牧軍で参戦し貂と再会、彼女を切れず説得しようとして失敗。鄴編では、三千人将へ昇進し李牧と共に秦軍を迎撃。秦将軍・糸凌に立ち向かうも圧倒され、駆け付けた馬呈に促されて李牧の元へ向かうも鄴を完全に奪取された事で撤退。 戦後は、囚われた李牧の捜索に奔走するも待ち伏せを受けて重傷を負う。李牧が解放された後、李牧と共に刺客や追手から太子嘉を死守する。太子嘉を安全な城へ逃がした後、心身共に疲弊した様子を見せる李牧の背中に思わず抱きついて、何があろうと自分は李牧の傍にいると涙ながらに励まし、李牧の天幕から出た後で自身の行為を赤面しながら恥ずかしがっていた。その後は李牧に従い青歌へ向かう。 傅抵(ふてい) 声 - 花江夏樹 李牧軍三千人将。三大天の一角になる野望を抱いている。カイネに好意を寄せているが、いつもあしらわれている。 合従軍編では、李牧別働軍で参戦。蕞の戦いでは田有と竜川を倒し、信を一時圧倒するが、すぐに圧倒された上、復活した竜川に城壁から落とされた。「山の民」が現れた際、側面を突いて楊端和を討とうとするが、ランカイに阻まれる。 鄴編でも、李牧と共に秦軍を迎撃。最終局面で田里弥軍と倉央軍を突破し、馬南慈軍と共に王翦軍本陣を挟撃する。王翦の目前まで迫るが、王賁と蒙恬に阻まれる。その後、事態の急変で李牧と太子嘉を逃がす為に舜水樹や馬南慈と共に李牧軍を率いて邯鄲軍と交戦し、脱出に成功した李牧と合流、共に青歌へ向かう。 馬風慈(ばふうじ) 李牧軍傘下五千将。馬南慈の息子。 魏加(ぎか) 李牧軍将校。「中華十弓」の一人。馬陽編で新時代の幕開けに自らの軌跡を残すことと龐煖を守るため、汚名を覚悟で王騎へ一矢報いた後、激昂した信に討たれ死亡した。
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