王翦軍
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「キングダムの登場人物一覧」の記事における「王翦軍」の解説
亜光(あこう) 王翦傘下将軍(第一将)。王翦からの信頼も厚く、李牧も高く評価する名将。策謀に理解があるが、それ以上に小細工を好まず自身と自分の分身とも呼べる自軍の兵による武力頼りの強引な力技を好む。また長年に渡り王翦軍の第一将を務めてきたことで、自身も王翦が使用する戦術を複数使用出来る。正面からのぶつかり合いでは無敗。 鄴編では、王翦が密かに鄴に赴いた際に護衛を務め、朱海平原では秦軍右翼の指揮を担うも、九日目に防陣を破った馬南慈と尭雲の両者の攻撃を受けて重傷を負う。その後、亜花錦と玉鳳隊が駆け付けたことで一命を取り留めたが、意識不明の重体となる。しばらく昏睡状態だったが鄴陥落後に復活し、列尾に向けて出陣する。王翦の六大将軍就任後、平陽・武城攻略の為に最前線で趙軍と交戦する。 麻鉱(まこう) 王翦傘下将軍(第二将)。亜光と並ぶ名将。亜光と同様に優れた武力を持つが、亜光とは違い策謀を好む。徹底的な練兵を重ねた麾下軍の練度は王翦軍最強とされる。 鄴編では、朱海平原の決戦初日で、秦軍中央軍から左翼へ王翦軍第二軍を率いて楽華隊に翻弄される紀彗軍に、波状攻撃を仕掛けて追い詰めつつあったが、李牧に急襲され戦死。 田里弥(でんりみ) 王翦傘下将軍(第三将→第二将)。王翦軍随一の智将であり、主に王翦の補佐を担当。自らは矛は振るわない将であるが、麾下軍は臨機応変に戦場で対応出来る剛柔を併せ持ち、王翦軍最賢とされる。 朱海平原決戦十五日目に倉央と共に共伯軍と対峙し、朱海平原での決着がついた後は、鄴へ向かった李牧軍を追撃するための、精鋭軍以外の十分の八の残軍を指揮する役目を任され、残軍を率いて陥落した鄴へ到着した。王翦の六大将軍就任後、平陽・武城攻略の為に最前線で趙軍と交戦。自軍を囮役にしようと目論んでいるとして桓騎の計略を警戒する。 倉央(そうおう) 王翦傘下将軍(第四将→第三将)。堅物揃いの傘下の中では珍しく軽口を好む猛将。王翦傘下の将軍らと同じく優れた知略を持っているが、自ら先陣を切れる高い武力をもっており、本人曰く「自分は戦い専門」。 朱海平原決戦十五日目に、田里弥と共に共伯軍と対峙。李牧軍の撤退後は李牧軍を追撃する為の精鋭軍の一員に選ばれ、王翦らと共に鄴へ向かう。王翦の六大将軍就任後、平陽・武城攻略の為に最前線で趙軍と交戦。 虞寧(ぐねい) 王翦傘下将軍。亜光軍副官。王賁の元教育係。四十五年間戦場に出続ける歴戦の老将。朱海平原決戦九日目に藺家十傑・堯雲の足止めに失敗し、戦死。 糸凌(しりょう) 王翦傘下将校。倉央軍副官。得物は双剣。倉央とは恋仲で、倉央と同じく高い武力を持ち、自ら先陣を切れる力の持ち主。常に左目が髪で隠れた描写で描かれている。 朱海平原決戦十五日目に、王翦からの指示で共伯軍へ、倉央と共に先陣を切り猛威を振るう。大乱戦の最中李牧軍本陣まであと一歩で迫るも龐煖に阻止され、立て直しのため一時退却。再度、李牧軍本陣を狙い、立ちはだかった趙将軍・共伯を一騎打ちの末に討ち取り、右軍から駆け付けた馬呈と対峙するが決着は着かなかった。李牧軍の撤退後は精鋭軍に選ばれ、李牧軍の追撃へと向かった。 段茶(だんさ) 王翦傘下将軍。亜光軍所属で、柔軟な思考が出来る良将。また、勝ち戦には能力以上の力を発揮する。子供は娘だけが五人いる。朱海平原決戦九日目に意識不明の重体となった亜光に代わり、大将代理を担当。亜光と王賁不在の戦場で、信を新たに大将に据える。終盤、馬南慈軍を足止めしていたが、馬南慈軍の機動力を読み違えたことで森からの王翦軍本陣への突破を許してしまう。 丁陽(ちょうよう)/高順(こうじゅん) 王翦軍将校。 麻鉱軍所属で、朱海平原戦の初日の麻鉱戦死と参謀全滅の報に動揺し、放心の所を蒙恬に叱責され、彼の指揮で立て直しを図り、全滅を阻止。以降、臨時将軍となった蒙恬に従い、紀彗軍と戦う。 関常/松琢/宮康/亜花錦 王翦軍将校。#玉鳳隊参照。
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