慶舎軍
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「キングダムの登場人物一覧」の記事における「慶舎軍」の解説
慶舎(けいしゃ) 声 - 平川大輔 趙将軍。元李牧軍所属。「沈黙の狩人」の異名を持つ。麃公と異なる本能型の武将で、蜘蛛の用に幾重にも策を巡らせ、相手を誘い込み討ち取る知略家であるばかりか、信と打ち合えるほど武力を持つ知勇兼備の名将。元々は戦争孤児であったが、その戦略の才能を李牧に見出された。その軍略の際は凄まじく、李牧との模擬戦では李牧に何度か勝ち、その戦い方故に李牧からは「自分でも実戦で慶舎を討ち取るのは至難の業」と言わしめる程。市松模様の頭飾りに見られるように、同じ市松模様の馬装で統一された直属の配下らの中でも、近衛兵は桓騎兵や飛麃を圧倒するほどの実力を持つ。 合従軍戦では、李牧に替わって趙軍の総指揮を執り、麃公軍と対峙。自身の策で同じ本能型である麃公を逆手にとって罠に嵌めて翻弄した。黒羊編では、総大将として桓騎軍と飛信隊と対峙。初日に奇襲を仕掛けて雷土とゼノウらを追い詰めるも、「火兎」によって逃げられる。三日目には好機にも関わらず何もせずに一日を終えた桓騎に対して苛立ちを覚え、四日目に自ら近衛兵を率いて飛信隊を殲滅に行くも、それを読んでいた桓騎の策により追い詰められる。紀彗に助けられその後は撤退するが、少数の兵を率いて来た信との一騎討ちに敗れて戦死。 岳嬰(がくえい) 慶舎傘下将軍。気性が荒い猛将。横柄で一匹狼な性格だが、慶舎には心酔していた。 黒羊編では、右翼として雷土軍と戦う。緒戦は奇襲で雷土達を翻弄するが、「火兎」で逃げに徹する敵を追い切れず逃げられる。離眼へ戻ろうとする紀彗達を殺してでも止めようとするが、金毛にその短絡的な考えを叱責される。なお、討たれた慶舎の遺体を見た時は、味方を死傷させるほど怒り狂った。 鄴編では李牧に従軍し、慶舎を討った飛信隊に並々ならぬ憎悪と復讐心を漲らせ、朱海平原で趙軍左翼の一角を担う。九日目に仇討ちのため、自ら信の首を取りに行くが逆に討たれ死亡した。 金毛(きんもう) 慶舎傘下将軍。 黒羊戦では、中央丘にて摩論軍と対峙し四日目には慶舎の危機を察知すると、救出に向かおうとするも摩論によって止められ、摩論軍との激闘中に慶舎を失う。それによって心が折れかかるが、紀彗の説得で奮い立ち、継戦を懇願する紀彗を総大将に立てる。しかし、その紀彗軍がやむなく離脱してしまい、そこに攻めて来た桓騎軍を防戦しきれず黒羊から撤退。 鄴編では李牧に従軍して朱海平原では趙軍中央軍の一角を担う。終盤に左翼を突破した飛信隊と交戦し善戦するも、援軍に来た亜光軍の前に敗れ李牧軍まで離脱した。その後、飛信隊の要の一人である河了貂を討つために奇襲を仕掛けるも蒼兄弟に阻止され、最期は蒼淡に射られて戦死する。 竹進(ちくしん) 慶舎軍将校。金毛軍所属。鄴編で朱海平原決戦十五日目に飛信隊と交戦し善戦するが、援軍に来た亜光軍の前に敗れる。自暴自棄になり突撃しようとする金毛を窘め離脱させた後、殿を務め奮戦の末に戦死。
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