日本におけるスカニアとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 日本におけるスカニアの意味・解説 

日本におけるスカニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 04:51 UTC 版)

スカニア」の記事における「日本におけるスカニア」の解説

日本では2002年日野自動車業務提携を結び、トラクタートレーラーヘッド)を共同開発スカニアトラクター日野日本市場向けに仕様変更)し「日野スカニア」として販売していた。これに加えて2007年4月からは、韓国スカニア販売網通じて日野中型トラック日野ブランドでの販売開始両社アジア南米市場でも相互販売網活用する発表していた。2011年7月提携解消され日野による日本国内でのスカニア車の販売終了した。なお、2018年には日野スカニア親会社であるトレイトンとの間で戦略的提携結んでいる。 2009年に、スカニア日本法人「スカニアジャパン株式会社」を設立し同社による輸入販売開始アフターサービスは、スカニアジャパンの直営サービス拠点2箇所千葉県富里市大阪市住之江区)と協力会社合わせた全国30箇所サービス拠点有するトラックラインナップは、日本での販売当初トラクター中心であったが、2015年にGVW25tクラスのリジッドトラック(単体型のトラックシャーシ)の販売開始した2017年平成29年)の東京オートサロンでは、フォルクスワーゲンブースでスカニアR450トップラインが展示された。また、同年東京モーターショー初出展し、2016年ヨーロッパで発表され新型RシリーズGシリーズアジア初披露の場となった2018年4月より日本での販売始まった現行ラインナップ(ネクストジェネレーションスカニア)では平成28年排出ガス規制クリアしたモデル導入されており、パワーユニットには12,742 cc 直列6気筒エンジン DC13型が中心で、リジッドトラックには 9,291 cc 直列5気筒エンジン DC09型を、トラクターには 16,353 cc V8気筒エンジン DC16型をラインナップ揃える。2018年9月のリジッドトラック発売合わせ6x2完成ウィングトラックの販売開始しており、ウィングボディ艤装日本トレクスが行う。 特筆すべきモデルとしては、2016年宇部興産宇部興産専用道路用に18m以上のロードトレイン向けトラクター導入しており、DC16型エンジン搭載したR580をベースホイールベース延長した専用モデル投入された。また、2019年には名古屋市消防局当社Pシリーズ CrewCabシャーシマギルス艤装したはしご車納入名古屋市中川消防署配備されている。 バスは、過去 大阪府貸切バス事業者ZIPANG-JJ(現ZIPANG.S.S)が導入試みるも、諸般の事情頓挫したその後新潟市バス・ラピッド・トランジット (BRT) 構想導入される連節バスに、DC09型エンジン搭載したスカニアシャーシオーストラリアバス車体メーカー・ボルグレン製「オプティマス」のボディ艤装したモデル導入され2015年9月5日より新潟交通萬代橋ライン」として運行開始した。ほぼ同形車両が、2016年8月8日より福岡市西鉄バスFukuoka BRT」として、2018年3月には京都府精華町奈良交通「イエローライナー連」として それぞれ運行開始している。 日本向けバスとして特筆されるのは、2階建てバスアストロメガ」の導入である。2014年はとバスベルギーのバスボディメーカー・バンホールによる日本向け2階建てバス製造プロジェクトにシャーシ・エンジンメーカーとして参画欧州向け販売しているTDX25を日本向けサイズダウンした、DC13型エンジン搭載TDX24納入2016年から開始した日本製2階建てバスであった三菱ふそう・エアロキング2010年製造終了して以降日本販売される唯一の2階建てバスとなっており、観光バスとしてはとバス東京ヤサカ観光バス等に、高速路線バスとして京成バス・ジャムジャムエクスプレス・ジェイアールバス関東西日本ジェイアールバス関東鉄道岩手県北自動車はじめとする各社納入されている。またはとバスでは2021年北アイルランドのライトバス・エクリプスジェミニ3のオープントップバススカニアシャーシ導入している。 東京都交通局は、車内通路後方にある段差解消したボルグレン/スカニア製「フルフラットバス」を日本初め2018年12月25日から営業運行開始した定員74人、座席24である。運行開始経路都02系統大塚駅 - 春日駅 - 御徒町駅 - 錦糸町駅)。2019年5月現在では29両までが小滝杉並巣鴨南千住の4営業所増備され、CH01系統新宿駅西口 - 都庁循環)、上69系統小滝車庫 - 上野公園)、63系統池袋駅東口 - 巣鴨駅 - 浅草寿町)、渋66系統渋谷駅 - 阿佐ヶ谷駅前)などに充当されている。 なお、スカニアは、元々バスに関してはシャーシ・エンジンだけではなくボディ一貫生産している が、日本向けにはバンホールまたはボルグレンによるボディ艤装したモデルのみを導入している。 ボルグレン 連節バス新潟交通萬代橋ライン」) ボルグレン 連節バス西日本鉄道Fukuoka BRT」) バンホール・アストロメガはとバスバンホール・アストロメガ(InterCityDD)(ジェイアール東海バス) ライトバス・エクリプスジェミニ3オープントップバスはとバスボルグレン フルフラットバス(都営バス) トランスウェブ R450トップライン東京オートサロン2017展示車 G360東京モーターショー2017展示

※この「日本におけるスカニア」の解説は、「スカニア」の解説の一部です。
「日本におけるスカニア」を含む「スカニア」の記事については、「スカニア」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本におけるスカニア」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本におけるスカニア」の関連用語

日本におけるスカニアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本におけるスカニアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスカニア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS