改正ダイヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:23 UTC 版)
「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の記事における「改正ダイヤ」の解説
開業以降、新交通システムとしては旺盛な需要に支えられ、逐次ダイヤの見直し・頻繁なダイヤ改正が行われている。 2008年7月12日改正 始発電車を上下それぞれ2本増発して最大で25分繰り上げ。平日の朝ラッシュ時間帯は上下2本ずつ、夕ラッシュ時間帯が上下1本ずつ、夜間から終車時間帯に上下5本ずつそれぞれ増発。土曜・休日も終車時間帯に上下1本ずつ増発された。この改正では、日暮里駅付近急曲線通過時の事故を防止するため、曲線通過速度の見直しもあわせて行われている。 2009年8月29日改正 平日の早朝から朝ラッシュ時間帯(6 - 9時台)にかけて上下各5本、夜間23時以降に上下各2本を増発。下りは最大15分の間隔が11分間隔に変更された。土曜・休日は開業時からの10分間隔から平日と同じ7分30秒間隔に変更され、上下各19本が増発された。 2010年4月10日改正 始発列車の時刻を繰り上げ(見沼代親水公園駅発日暮里駅行き:5時13分、日暮里駅発見沼代親水公園駅行き:5時41分)。運転間隔が同じにもかかわらず平日とズレが生じていた土曜・休日の日中帯の発車時刻を平日に合わせたほか、18時以降上り5本・下り6本、深夜時間帯の運転間隔を最大15分間隔から最大11分30秒間隔に短縮。 東日本大震災に伴う特別ダイヤ(節電ダイヤ) 2011年3月11日の震災以降全線で運休となっていたが、設備点検を進めた結果2日後の13日14時から運転を再開した。計画停電が実施されていた平日については16日の終日運休を含む計画停電時間帯の大幅な運休が発生した。電力供給が複数の計画停電グループにまたがり、結果として運休時間帯が長時間帯に渡るため対策を検討した結果、23日以降は運休の発生しないよう電力の需給調整を行った上で全日7割程度の運転による特別ダイヤで運転。計画停電の落ち着いた4月4日以降は、節電要請に伴い平日・土曜・休日とも節電ダイヤ(昼間帯10分間隔。朝夕ラッシュ時をのぞき全日8割程度の運転)を実施した。電力使用制限令が発令された7月1日以降は平日ダイヤのみ節電ダイヤ(昼間帯10分間隔。朝夕ラッシュ時をのぞき全日8割程度の運転)とした。この節電ダイヤは電力使用制限令が解除となった9月9日限りで終了し、以降平日・土曜・休日に渡り通常ダイヤに戻った。 2011年12月3日改正 新造車両増備および一部ロングシート改造工事完了に伴い、平日の見沼代親水公園駅発の列車を6 - 9時台に1時間あたり2 - 3本増発し、最小運転間隔を3分30秒間隔に短縮。日暮里駅発夜間帯(平日18時台以降、休日19時台以降)に増発するとともに、土曜・休日の日暮里駅発21時以降をわかりやすい発車時刻(00・10・20・30・40・50分)とする。 2013年12月14日改正 平日ラッシュ前後時間帯の運行配分を見直し早朝時間帯を増発。平日日中・夜間及び休日の運転間隔を7分30秒から6分00秒に変更。平日は348→414本に、休日は276→351本に大幅増。 2014年9月1日改正 平日の朝6 - 8時台の見沼代親水公園駅発を5本、夕方16時以降の日暮里駅発を8本増発。土曜・休日の始発繰り上げ、朝5 - 6時台の見沼代親水公園駅発を5本、夜23時台の日暮里駅発を1本増発。 2015年10月31日改正 平日の朝6 - 8時台の見沼代親水公園駅発を4本、夕方16時以降の日暮里駅発を6本増発。土曜・休日の朝6 - 9時台の見沼代親水公園駅発を7本増発。 2017年5月29日改正 平日ダイヤのみの改正。見沼代親水公園駅発を朝6時台・7時台に各1本増発し、6時台・7時台は日暮里駅行きを1時間に18本の運転とする。 2020年3月28日改正 平日の見沼代親水公園駅発を朝8時台・9時台に各2本増発、夕方17時以降の日暮里駅発を計8本増発。 増発に際し、夜間試運転で検証を行い停車時間を変更せずに3分間隔・3分10秒間隔で試運転を行ったものの事前想定通りの実現が困難であったため、3分14秒間隔で試運転を行ったが、これでもATC信号頭打ちが一部で確認された。この結果を受け、ネックとなる2駅の停車時秒を2 - 3秒短縮し、その手前駅に乗せ換えることにより朝ピーク時間帯に1本の増発を可能としている。 2021年1月20日より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響から平日のみ終電の繰り上げを実施。 2022年3月12日改正 始発の繰り上げ及び早朝時間帯の増発。土休日の終電を繰り下げ。平日の終電繰り上げを正規化。 ほとんどの列車が日暮里駅 - 見沼代親水公園駅間を通しで運転するが、舎人公園地下に車両基地があるため、入庫を兼ねた見沼代親水公園駅発舎人公園駅行きの区間列車が朝と夜間に設定されている。かつては日暮里駅発舎人公園駅行きの区間列車もあったが、現在は設定していない。舎人公園駅発で営業運転を行う列車は初電の下り1本のみであり、舎人公園駅から見沼代親水公園駅まで回送列車として運転した後、同駅から折り返し日暮里駅行きとして営業運転に入る列車が多数設定されている。
※この「改正ダイヤ」の解説は、「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の解説の一部です。
「改正ダイヤ」を含む「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の記事については、「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の概要を参照ください。
- 改正ダイヤのページへのリンク