居るとは?

いる ゐる [0] 【居る】

( 動上一 ) [文] ワ上一
人・動物その場所存在する。おる。 「人のない部屋」 「池にはこい)がいる
友人や敵などその人にかかわる人が存在する。 「私には妻子いる」 「彼に良い友人がたくさいる
座る。腰をおろす。 「 ても立ってもいられない」 「かく立てるはなぞ。侍れ/落窪 1
人がある地位につく。 「御むすめの女御、后に給ひぬ/落窪 4
などがある物の上などにとまる。 「…ただよろづの物に、顔などにぬれ足しゐるなどよ/枕草子 43
・塵(ちり)など、上方広がりうるものが下方にとどまる。 「纏向(まきむく)のあなしの山につつは降れどもぬれつつそ来し/万葉集 3126」 「(琴ニ)手触れらるる人も無ければ、みな塵にたり/宇津初秋
(「腹が居る」の形で)怒りがおさまる。 「梶原この詞に腹がて/平家 9
(「腹を居る」の形で)怒りをしずめる。 「目の前へつれていて、たたきころして腹をゐる浄瑠璃長町女腹切
補助動詞
形容動詞連用形「…で」を受け、…であるの意を表す。 「その後達者いるかい」 「いつまでも元気でてほしい」
打ち消しの「…ずに」「…ないで」を受けて、…しない状態の持続を表す。 「終了の鐘が鳴ったのも知らないいる」 「服も脱がずにいる
動詞連用形助詞「て(で)」の付いた形を受ける。
主体動きを表す動詞に付いて、その動き継続進行中であることを表す。 「空を飛んでいる」 「降っている」 「今、手紙を書いている
主体変化を表す動詞に付いて、その結果持続していることを表す。 「入り口ドアがあいている」 「時計が止まっている」 「小鳥が死んでいる
その状態であることを表す。 「母親によく似ている」 「この計画はばかげている」 「日本は海に囲まれている
その動作習慣的に反復されることを表す。 「この川はしばし氾濫をおこしている」 「あの店はいつも混んでいる」 「昔から…と言われている
過去完了した動作を表す。 「少年使節一行ローマ教皇にも会っている」 「君はよく勉強しているなあ」 〔上代の上二段動詞「う」を上一段に再活用させたものとする説がある。「いる」は本来「立つ」に対する、すわる、その場動かないでいる意で用いられ、動的性格が強いのに対して、「おる」はある状態のまま存在する意で、状態性が強い〕 → ある(補説

お・る をる [1] 【居る】

( 動五 ) [文] ラ変 を・り
人・動物存在する。そこにある。また、そこにとどまっている。
自分動作卑下したり他人言動をさげすんだりする気持ち含まれることが多い。時には尊大物言いに用いられることもある。 「明日はまだ東京に-・る」 「いろいろ文句を言う者が-・るので困る」 「屋根の上にが-・る」 「昔はこの辺にもたぬき)が-・ったもんだ」
おります」で丁寧な言い方、「おられるおられます)」で尊敬言い方として用いられる。 「きょうは一日じゅう家に-・ります」 「先生は昔、仙台に-・られたことがある
古く無生物についても用いた。 「埼玉さきたま)の津に-・る船の風をいたみ/万葉集 3380
座る。腰をおろす。 「しきたへの床の辺去らず立てれども-・れどもともに戯れ万葉集 904
そのままの状態でいる。ずっとそこにいる。 「色ごのみなる男、長岡といふ所に家作りて-・りけり/伊勢 58
補助動詞
動詞連用形、またそれに助詞「て(で)」の付いたものに付いて、動作・状態が続いていることを表す。やや尊大言い方として用いられることがあり、また、「ております」「おられる」の形で丁寧な言い方尊敬言い方としても用いられる。 「テレビは今ではたいていの家で持って-・ります」 「ここ数年だれも住んで-・らず、荒れ放題荒れている」 「私はここで待って-・ります」 「地下駐車場になって-・ります」 「先生はすでに知って-・られるようだ」 「そんなことは聞かなくともわかって-・る」
動詞連用形に付いて、自分動作卑下したり、他人動作をさげすんだりする時に用いる。 「あいつめ逃げ-・ったか」 「私も隣の京屋にゐ-・ります/歌舞伎夕霧七年忌」 「いつしかも都を見むと思ひつつ語らひ-・れど/万葉集 886」 〔 (1) 「ゐる」の連用形ラ変動詞「あり」の付いた「ゐあり」の転とする説がある。じっとすわり続けている意が原義で、状態性の意が強いことから、古くから動作継続進行の意を表す補助動詞としても用いられた。 (2) 中世後期口語ではラ行四段一般的となった〕 → いる(居)
[可能] おれる


おる

・る【居る】[動ラ五] (人が)いる。〈高〉

おる【居る】

品詞動詞
標準語》いる、存在する、場を占め
用例》「橋の上に、がおる」(橋の上に、がいる)。
参照動詞活用表(おる)

お・る【居る】

方言味・解
お・る【居る】自動五)いる。

存在動詞

(居る から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 14:05 UTC 版)

存在動詞(そんざいどうし)とは、基本的には存在表現する動詞のことをいう。 また言語によって異なるものの、名詞形容詞などの補語を伴って主語の状態を表現したり(これを繋辞またはコピュラという)、助動詞として進行形受動態を表したりすることもある。英語に代表させて他の西欧語の同じ性格の動詞を包括的に be 動詞と呼ぶこともある。




「存在動詞」の続きの解説一覧

居る

出典:『Wiktionary』 (2010/01/14 19:02 UTC 版)

動詞

  1. いる
  2. おる



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