少尉任官後とは? わかりやすく解説

少尉任官後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:14 UTC 版)

マイケル・マレン」の記事における「少尉任官後」の解説

海軍兵学校卒業後は海軍少尉として任官水上艦乗組士官Surface Warfare Officer)となる。任官直後には、駆逐艦コレット (USS Collett, DD-730)に対潜戦担当士官Anti-submarine offcer)として乗務しベトナム戦争下の西太平洋海域およびベトナム沿岸海域へと派遣され戦闘指揮執るこの頃には、駆逐艦ブランディ (USS Blandy, DD-943) にも乗務しカリブ海地中海で任務あたった1973年には給油艦・ノックスビー (USS Noxubee, AOG-56)の司令官艦長)に任じられ初め艦長として任務にあたる。1975年まで約2年わたってノックスビーに乗務した後は陸上勤務異動となり、海軍兵学校学生中隊company付き士官次いで士官候補生隊長(Commandant of Midshipmen)の補佐として勤務する海軍兵学校での勤務の後は再び海上勤務戻りミサイル巡洋艦フォックス (USS Fox, DLG-33) やスタレット (USS Sterett, DLG-31)に乗務し西太平洋インド洋紅海での任務あたったフォックス及びスタレットでの勤務後は、上級士官将官となるために必要な学位を得るためにカリフォルニア州モントレー海軍大学院進学1985年オペレーションズ・リサーチ修士号得て修了した海軍大学院修了後は海上勤務復帰しミサイル駆逐艦ゴールズボロー (USS Goldsborough, DDG-20) に艦長として乗務するゴールズボロー乗務中は、イラン・イラク戦争開戦に伴うペルシャ湾海域でのリスク上昇受けて友好国であるクウェート石油タンカー安全に航行出来るように護衛海上警備を行う任務指揮したその後陸上勤務異動となり、水上艦乗組士官学校Surface Warfare Officer School)でDivision Officer Course責任者部長)を務める。 1989年9月には大佐昇任併せて国防総省運用試験評価部長室に異動となる。また、この頃1991年)にはハーバード・ビジネス・スクールのアドバンスド・マネージメント・プログラム(AMP)を修了している。運用試験評価部長室での勤務後は再度海上勤務異動となり、ミサイル巡洋艦ヨークタウン (USS Yorktown, CG-48) に艦長として乗務した。ヨークタウン艦長離任した後は、海軍人事局Bureau of Naval Personnel)に異動となり、人事畑を歩むこの後、第2巡洋艦駆逐艦艦隊および原子力空母ジョージ・ワシントン中心とする空母戦闘群司令官務めている。ちなみにマレン大将最後に海上司令官として指揮を執ったのは、アメリカ海軍第2艦隊司令官NATO大西洋打撃艦隊司令官在任していた時である。 2006年には、日本アメリカ海軍横須賀基地第7艦隊基地)に、弾道ミサイル迎撃ミサイルであるSM-3搭載したシャイロー (USS Shiloh, CG-67) の配備決定した2007年民主党中間選挙勝利に伴うイラク撤退圧力強まり原因で、ピーター・ペース統合参謀本部議長9月いっぱいでの議長退任決定したことを受けてペース議長後任推薦され上院軍事委員会の指名公聴会にて就任承認された。本来なら、年齢面などでの問題がない限り統合参謀本部議長後任には統合参謀本部副議長昇格する事が一般的実際ペース議長は、前任者であるリチャード・マイヤーズ議長の下で、副議長務めていた。)だが、今回場合は、ペース議長と共に副議長であるエドマンド・ジャンバスティアーニ海軍大将副議長退任決まりマレン推薦された。ちなみに、ジャンバスティアーニ副議長後任には、ジェームズ・カートライト統合戦力軍司令官海兵隊大将)が就任した2011年9月30日統合参謀本部議長退任

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