小岩井家と関係の深い人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 20:45 UTC 版)
「よつばと!」の記事における「小岩井家と関係の深い人物」の解説
ジャンボ / 竹田 隆(たけだ たかし) とーちゃんの親友で、身長210センチメートルの巨漢。パイナップルのような髪型・顔立ちに眼鏡をかけている。とーちゃんとは幼馴染で、現在も交流が深い。よつばのことは物語開始以前から知っている。 家業である花屋の定休日である木曜日、または定休日前日の閉店後の水曜日の夜を中心に小岩井家に度々訪れてはとーちゃんやよつばと遊んでおり、よつばのために動物図鑑やビーズのセットなどを買ってきたりと、シングルファザーのとーちゃんの子育てをサポートする頼れる人物であり、よつばにもよく懐かれている。 ざっくばらんで面倒見が良く、よつば達子供を遊びに連れて行ってくれることも多い。その上涙もろい人情家である。早合点することが多い。 あさぎに一目惚れしているが、恥ずかしがりのため一向に進展せず、あさぎとは単行本12巻末の段階で3回しか接していない(うち1回はよつばとの遊びの中で覆面をされ喋ることも禁じられていたため、接したと言えるかも怪しい)。虎子とは面識はないが、よつばの中途半端な説明を誤解し、あさぎの彼氏だと勘違いして勝手に敵視している。また、初対面のみうらにあさぎへの好意を見抜かれていいように扱われてしまった。 夏休みに遊びに連れて行ってもらえないみうらを同情して自ら奮起したり、そうかと思えば夏休みが終わった後にハワイに行くと知った時には突っ返すような態度を取ったりなど、みうらを相手にすると子供っぽい言動が見られる。 釣りや星座などに詳しいことからアウトドア系の趣味の持ち主と思われるが、泳げない。 配達やプライベートの車には左ハンドルのルノー・カングーを使用している。右ハンドルを購入しなかった理由として「これが出た時は左ハンドルしかなかった」と本人が言っている。それ以前には葉介からもらったスクラムトラックを使用しており、これは物語冒頭で小岩井家の引っ越しにも使用されていた。 実家は父親が経営する花屋「フラワージャンボ」で、本人も従業員として働いている。 やんだ / 安田(やすだ) とーちゃんとジャンボの後輩(何の後輩かは不明)にあたる青年。下の名前は不明。金髪。 外回り営業職の会社員らしく、昼間でも小岩井家に車でふらりとやってきて、昼食に持参したカップラーメンやおにぎりを食べていく。 第1話の段階でその存在は確認できたものの、とーちゃんとジャンボの会話の中で名前と彼等の友人らしいということ以外は何も分からない謎の登場人物であったが、第30話にしてようやく登場した。それまでよつばと会ったことがなく、初対面で早くもよつばに敵対心を抱かれてしまい、幼稚きわまりない喧嘩を繰り広げて以来、よつばには顔を見る度に「かえれ」「へんなやつがきた!」などと暴言を吐かれるほどに嫌われただけでなく、一段劣った存在とも見なされてしまっている。 暑いからと小岩井家の引越し作業の手伝いを拒否する一方で、わざわざ有休を取ってまでよつば達のレジャーに参加する図々しい性格。が、よつばとのじゃんけんにわざと負けたり、アメ玉やシャボン玉といった子供が喜ぶ品を用意したり、キャンプ場での子供達の探検にはさりげなく付き添うなど、実際は子供好きで面倒見が良い。そのためよつばからの敵対心も初対面よりは和らいでいる。 よつばをからかう一方で、幼稚な言動が目立つためかとーちゃんやジャンボからもイジられてしまう場合が多く、久々に対面したばーちゃん(とーちゃんの母親)からもイジられていたため、昔からイジられキャラだったようである。 綾瀬家の中ではあさぎや恵那と面識がある。あさぎのモデルのような容姿に驚愕し、「よつばの兄みたいなもの」と自己紹介して好青年を演じようとしたがジャンボから飛び膝蹴りをもらった。 仕事中に乗っている車はスズキ・アルトラパン SS。昔とーちゃんやジャンボとツーリングしたホンダ・カブを今でも所有している。 いわゆる下戸で酒は飲めないためか外食をする際に運転手をやらされる。 ミキちゃんという彼女がいて、作中で言及がなされているものの、ひと月以上連絡を無視されているらしく既にフラれている可能性が高い。彼女のことをとーちゃんやジャンボも知っているようだが、詳細は不明である。 ばーちゃん 葉介の母親。よつばは現在の町に引越してくるまで、「ばーちゃんとじーちゃんの家」に住んでいた。第86話で初登場。黒ぶち眼鏡にショートカットの関西弁の老女(本人曰く出身は関西)で、普段は一見不機嫌な表情をしているが元々の顔立ちであり、よつば曰く「怒った顔してるけど怒ってない」。初登場時はロングブーツやコート、大きなキャリーバッグに大量の手荷物など重装備で現われ、お茶よりコーヒーを好むなど若々しい印象を受ける。ずけずけと思ったことを言う性格。やんだとも登場前からの知り合い。 躾に厳しく、よつばが玄関で靴を脱ぎ散らかしてるのを見てすぐに注意をしたり、突進してくるよつばに対しどつき漫才ばりの激しい突っ込みをしたりも。しかし根は優しく、よつばが良い行いをしたら「えらい」と言うなど褒めるべきところではきちんと褒めるので、多少口うるさくともよつばからかなり懐かれている。 じーちゃん 葉介の父親でばーちゃんの夫。第104話(第15巻)時点で未登場。ばーちゃん曰く「ひとりやと(家事全般が)なんもできん」。 小岩井 小春子(こいわい こはるこ) 葉介の妹。第88話で初めて名前が出、第96話で初登場。黒ぶち眼鏡に長いポニーテールをシュシュで結んだ黒髪の女性。よつば曰く「手足をよく角にぶつける人」であり、小春子自身も「もんじゃは私が火傷する」と不注意な性格を自覚している。 適当な性格の兄とは逆に変に生真面目であり、よつばに食べさせる食事の候補を大量に挙げ必要以上に悩んだり、食事前にクレープや綿菓子を食べさせてしまった兄に呆れたりしていた。食事代を強引に兄の奢りにするなどちゃっかりしたところもある。明言はされていないが、発言の端々から東京近郊に在住している様子が伺える。
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