在来線車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:06 UTC 版)
「秋田総合車両センター南秋田センター」の記事における「在来線車両」の解説
485系秋田色 719系0番台 キハ58系アコモデーション改善車 キハ58系秋田支社色 キハ59系「こまち」 キハ59系「エレガンスアッキー」 キハ111系300番台「秋田リレー」 電車 485系電車(主に1000番台) 特急「つばさ」「たざわ」「かもしか」用として多数の編成が配置されていたが、山形新幹線や秋田新幹線の開業によりその数を減らした。最後は「かもしか」用の車両が残存していたが、2011年度までに全車両が廃車された。 719系電車 0番台:2両編成2本(H10.H13編成)が配置されていた。 元磐越西線用で「あかべぇ」をあしらっており、2017年3月に仙台車両センターから転入した。 奥羽本線(院内 - 追分間)で運用されたものの、老朽化のため2020年3月14日付で廃車された。 気動車 キハ58形・キハ28形気動車(アコモデーション改造車) 奥羽本線から花輪線へ直通する快速列車で運用されていた。もと急行「よねしろ」用として室内アコモデーションの大幅な改善、側面方向幕の設置など大規模な改造が施工されていた。2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正で前述の快速列車が廃止されたことに伴い定期運用を終了、キハ58形・28形ともに2両ずつ計4両が波動用として残存したものの、同年6月に五能線「海彦山彦号」として運転されたのを最後に引退し、同年10月に廃車解体された。 キハ58系・キハ28系・キハ22形気動車 主に奥羽本線・羽越本線・五能線・田沢湖線で運用。 五能線で運用されていたキハ58系は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災でJR神戸線(東海道本線・山陽本線)の迂回路となった播但線での輸送力確保のため、応援としてJR西日本に貸し出されて同線の普通列車として運転した実績がある(播但線#阪神・淡路大震災の迂回路としての項を参照)。 キハ59形・キハ29形気動車 ジョイフルトレイン「エレガンスアッキー」と「おばこ」の3両編成2本が所属していた。後者は、秋田新幹線開業以前は「こまち」という愛称が付与されており、「こまち」が秋田新幹線の列車愛称名になったことにより「おばこ」に変更された。 2005年ごろより休車扱いとなり、2006年3月に廃車された。 キハ110形・キハ111形・キハ112形気動車 特急「秋田リレー号」に投入。運用終了後に200番台化改造工事が施工され、飯山線・磐越西線・羽越本線に転出した。 キヤ191系気動車 2003年(平成15年)にキヤE193系気動車 (East i-D) へ置換えられ、廃車された。 客車 24系客車 「あけぼの」のほか1982年以降は共通運用を組んだ「ゆうづる」「出羽」にも投入。1988年の「北斗星」運転開始により運用上の都合から尾久客車区(現・尾久車両センター)と青森運転所に配置全車が転出した。 14系客車 座席車のみが配置され、「つばさ」や「おが」といった臨時特急・急行列車を中心に運用された。 12系客車 臨時急行列車や団体列車で運用された。 50系客車 奥羽本線・羽越本線・男鹿線で運用された。 マニ50形客車 救援車代用。マニ50 2183が配置されていたが、2020年1月31日付で廃車された。 機関車(電気・ディーゼル) DD18形ディーゼル機関車 1両が配置されていた。標準軌用ラッセル式除雪車。 DD51形ディーゼル機関車 電化前の奥羽本線や羽越本線で広く運用され、両線の電化後も1996年(平成8年)まで男鹿線の旅客・貨物列車用として配置されていた。 DD14形ディーゼル機関車 ロータリー式除雪車。 DE15形ディーゼル機関車 ラッセル式除雪車。 貨車 ケ10形貨車 各所の貨物用秤の精度校正をするための検重車。複数の標準質量の錘を積んでいた。 ケ11が配属されていたが、2001年4月3日に廃車されたことにより形式消滅している。 チキ5200形貨車 レール輸送用長物車。2020年1月31日付で配置されていた4両が廃車された。
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