在来線特急時代の車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:06 UTC 版)
2015年3月13日までの編成図はくたか ← 福井・金沢 和倉温泉/越後湯沢 → 1 2 3 4 5 6 7 8 9 G 指 指 指 自 自 自 指 指 基本編成 付属編成 全車禁煙 編成・座席種別は変更される場合がある。 金沢駅 - 和倉温泉駅間は逆向き。 凡例 G=グリーン車指定席 指=普通車指定席 自=普通車自由席 北越急行の681系2000番台・683系8000番台「スノーラビットエクスプレス」および、JR西日本の金沢総合車両所に所属する681系0番台「ホワイトウイング」が使用されていた。ほくほく線内の複雑な断面形状のトンネルを高速で走行する際に車内の気圧が変動することを防ぐための対策として、車内の気密性を確保するために扉を完全に圧着する戸押さえ装置を追加した。そのため、JR西日本所有の683系はもとより、681系であっても「サンダーバード」に用いられている編成は当列車に所定のダイヤで充当することはできず、後述の臨時代走のためにほくほく線内での最高速度を制限を考慮した代走用のダイヤが設定されていた。なお、北越急行の車両はJR西日本に管理を委託していた。 福井駅・金沢駅 - 越後湯沢駅間では9両または6両編成で運行されたが、金沢駅 - 和倉温泉駅間はグリーン車のない付属編成の3両で運転された。ただし、7・10号は6両編成(1 - 6号車)で運転。また、23・2号は通常は6両編成だが、多客期は9両編成で運転された。その際、5号車が座席指定席の場合があった。 また、2005年(平成17年)から681系・683系に運用車両が統一されると、それ以前には突発的な運用変更時にしか見られなかった北越急行とJR西日本の車両の併結や、681系と683系の併結が頻繁に見られるようになった。北越急行の公式サイト内では、「はくたか」に充当される編成表が掲載されていた。 車両不足が発生した場合は、「サンダーバード」で運用される683系4000番台が代走することがあった。ごく稀に同系列0番台や2000番台・681系「サンダーバード」編成も代走することもあった。この場合、ほくほく線内の最高速度は130 km/hに制限される。ただし、489系とは異なり、JR線内は所定編成と同等の性能・ダイヤで運転可能であった。 北陸新幹線の金沢開業ならびにその列車名転用以降、使用車両であった681系・683系は列車編成の方向転換が行われた後、全て「しらさぎ」の運用に変更された。また北越急行所属の681系・683系は、JR西日本に売却された。 681系0番台 681系2000番台 683系8000番台 683系4000番台
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